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8月21日

幼少期の私はルールを知らないままテニスをプレイしていた。

齢6歳程度の頃だ、ラリーなんて言葉を知らなかった。

だけどたまを打ち返すのが楽しくてやっていた。


誰一人としてラリーの意味を教えてくれることもなく打ち合いをしていた。


私は今となっては何も知らないままだと何も出来ないような人間になってしまった。

ただあの頃から小学生になるまで私は何も知らなかった、何かに反対意見を述べることも無かった、それなのに今となってはそんな自分が気味悪くなるほど自我を出してしまう人間になってしまった。


昔のままの私を許せない私は世間とおなじ変わり続けることを求める目になってしまった。


あの時の純真さがあれば私はまだ自覚の無い道化になれたのだろうか。








シバ「イヌカイ、お前は眠くないのか?」


イヌカイ「不眠症でね。」


シバ「背が伸びないぞ」


イヌカイ「寝たくても寝れねーやつに言うセリフか?それが。」


シバ「すまない。」


シバ「少し顔色が悪いな、大丈夫か?」


イヌカイ「少し風邪をひいたかもしれないな。」


シバ「大事に休むんだぞ」


イヌカイ「ポカリスエットのひとつでも置いてくれたら治るかもなー!」


シバ「がめついぞ」


イヌカイ「おだまり。」


シバ「今日はそっとしておくべきだな。」


イヌカイ「じゃーな。」


ベランダから飛び降りて消えた。













その勇気は何故湧くのだろう。

どうやって落ちているのだろう。

小さい体で。

猫でもないのに。

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