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侵食する空と未来視
ポンポンと一瞬ごとに景色が移ろい、点と点を跳ぶように跳ねるように長い距離を移動して逃げる。
「大分ティアの近くだと思うけど、このままは良くないよね……!」
ミホが「移動」を解除した。
受け身を摂る面々は空を覆い尽くさんと広がり狭るまるで夜を見ていた。
徐々に空を侵食して光を奪っていく。
「空を喰ってるのか……」
梅がその光景を信じられないと震える。
そして、先程のソフィーの反応の真意を問いつめる。
「何を見たの」
「1人の女の子が天を穿つ姿……。でもそれは私達の知ってる人じゃなかったんです。けれど、その手にはティアさんの杖を」




