前へ目次 次へ 1128/1131 アクセルとブレーキ 「これなら行ける!」 今にもノアと退治しに行きそうで、慌てて引き止める。 燈火はまず、みんなの安全を第一にしたいから。 そう、頼まれているから。 「待って!まずは皆を外に!」 ミホの目の前にパチッと弱い火花を出して落ち着かせる。 ミホもその圧倒的無敵感から気が大きくなっていたみたいで、冷静さを取り戻すと、少し恥ずかしそうにした。 「エへへっ。調子乗ったッスね」 「あら、口調。戻ってるわ」 「あわわ、いけない。威厳が……」