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生徒たち
「でも、あの子は錬金術士で。立ち塞がってきましたね」
「道具も強力だった。魔法の発動よりも速い」
「近付いてもアレを毎度やられればキリがないしなあ」
テーブルで向かい合い、対策を考えます。
時間を稼がれると黒霧の影響も被害も増えるでしょう。
「あれ?ティア様どうしたんですか?」
「マリーさん。錬金術は順調ですか?」
「うーん、それがですね……」
カフェの奥からのそのそやって来たマリーさんは、私を見るとぱあっと顔を明るくしますが、どうやら錬金術が上手くいってない様子です。
私も私で悩んでも仕方ない事なので、気分を帰る為にもマリーさんに着いていきます。
2人に断りを入れると、奥へ。
トーワリスさんは、錬金釜のすぐ側でへたり混んでいました。
小さな部屋に、道具箱と錬金釜だけの簡易な部屋。
床に直置きしたノートにはびっしりと何か書かれています。
マメだなあと思いますし、あれはやった方がいい事だとも思いました。




