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やられた
「おや、遅かったじゃないか」
「何に時間をかけてたんだ。ちょっと敵を見てくるだけに」
強い光に手を隠し、光が収まったと思ったら咲と白銀の声がした。
いつ間にこんなところに来たんだろうと不思議に思い、目を開けると、違う。
「戻された……」
「やられた」
ここは冬華さんのカフェでした。
ここまで飛ばされたのは百歩譲っていいとして、全員いるか周りを見れば、声がしたクレアちゃんは私の隣に。
空たちも全員いました。
黒陽ちゃんも守朱ちゃんも人の姿で目を白黒させています。
一応の主である空の身を案じて、無事と分かると分かりやすく安堵した様子。




