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錬金術師ティアのつくる話  作者: 新規四季


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まだ見ぬ錬金術士

持っていた道具がパリンと音を立てて割れてしまいました。

呆然として何も無くなってしまった手のひらを眺めます。


錬金術の道具としては初めて見るものでしたし、どう言った効果があったのかも知りたかった。

それに、「メリー」と刻まれた刻印。


錬金術士メリーという人がいる可能性があったのと、その人の手がかりが粉々になってしまいました。


「あああ……ショック……です」


膝から崩れ落ち悲しみに打ちひしがれる私に寄り添う童女の2人。


「だーじょーぶ?」


守朱ちゃんのちっちゃいおててになでなでされながら、まだ見ぬ錬金術士へ思いを馳せます。

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