第9話 覚醒!スーパー幻獣戦士
登場人物紹介
明智あんな 女子高生、キュートフェニックス
三条さゆり 婦人警官、キュートマーメイド
名取なつみ 巫女、 キュートミノタウロス
御影みやび 女医、 キュートドラゴン
嵐山らんる 女海賊、 キュートワイバーン
ピクシー 幻獣王の命を受け人間界に向かう
ゐさっち 幻獣界の超戦士
幻獣魔王 幻獣界や人間界を狙う
*登場する名称は全てフィクションです。
とある海域の海賊船上。
「ねぇ...らんるさん...幻海ドコ?」
「幻の海ってくらいだから、そう簡単には見つからんよ。」
「あの...あそこの海...光ってます...。」
「ん?ああ...あそこが幻海だな。接近するよ。」
「すぐ見つかったじゃん...。」
光る海域に進入すると、陸地が見えた。
「上陸するよ、準備をしな。」
「こんなトコに島があるんだね。」
「地図には無い島さ。気を付けるんだね。」
5人は島に上陸し、奥へ進む。
「なんか...ほったて小屋あるよ。」
「無人のようだねぇ...。中を調べるかな。」
小屋の中は何も無い。
「なんも無いから先行こうか...。」
「ちょっと待って下さい。少し調べてもいいですか?」
「さゆりさん、流石婦警さんですね。何かあるんですか?」
「一見するだけではただの小屋ですが、何かありそうな気がします。この突起なんか怪しいです。」
さゆりが突起を押すと壁が回転し、本棚が出て来た。
「ここに、エレメントコアに関する書物があると思います。少し調べますね。」
さゆりは本棚を調べ、一冊の本を取り出した。
「なに?それ?」
「あんなさん、この本にはスーパーエレメントコアの事が書かれています。どうやら島の中央にあるみたいですね。」
「じゃあ、そこに行こっか。」
暫く進むと鳥居が見えて来た。
「へぇ...こんな島にも神社あるんか?」
「なつみさん、何か気になる事でも?」
「いや~、別にこれ...ん?変だな。」
「何が変なんですか?普通に見えますけど。」
「普通鳥居の色って何色か知ってるかい?」
「この鳥居の色ピンクだね。かわいい?」
「そうじゃねぇだろ、赤じゃなきゃダメだろ。退魔の色なんだよ、赤は。これじゃ魔物ズカズカ入るだろ。」
「ふ~ん、なつみも巫女さんしてんだ。」
「これでもマジでやってんだぜ。しかし、色...何とかならんのか?」
なつみが鳥居に触れると色が赤く変色した。
「えっ...ちょっと...なつみ、なにしたん?」
「へっ?赤くならんかなとか思って触ったけど...まいっか。」
「先進も...。」
行く手に廃病院が見える。
「みやびさん...出番です...。」
「ちょっと...不気味なんですけど...。」
「これ...出るよね...アレ...。」
「中に入ってみます。」
みやびが中に入ると奥の部屋が光り出した。
「あの部屋なんでしょう?」
中に入ると手術台に誰か横たわっている。
「あの...どうかしましたか。」
「先生...私はもう...助かりません...。」
「そんなことはありません。私が何とかオペして助けます。」
「その言葉で...十分です...。さあ、この鍵を...持って行って...下さい。」
「これは?」
「あなた方には...必要な...もの...で...。」
その人は息を引き取った。
「みやびさん、その鍵どしたん?」
「病院内にいた方から託されました。どうやらこの先で必要となりそうですね。」
先に進む一行。目前に校舎が見える。
「ん?なんで?こんなトコに学校?」
「さあ、あんなさん。ここはあなたが行く所でしょうね。」
「はい、みやびさん行ってきます。」
校舎の中は暗い。
「ここまで来て、七不思議とか勘弁だよ...。」
奥の教室が光る。
「あそこだよね...こえ~、マジビビるんですけど...。」
教室の扉を開け中に入る。
奥の席に誰か座っている。
「ん?ダレ?なにしてん?」
「キミはここの生徒かい?」
「いやいや...違うって。ナゼにここで勉強すんの?」
「そう、キミは外から来たんだね。」
「うん、船で島に来たんだよ。」
「ならば、スーパーエレメントコアを取りに来たんだね。キミはそれをどうするつもりかい?」
「もちろん、幻獣魔王を倒す為だよ。人間界を支配させる訳にはいかないからね。」
「キミはその力を正義の為だけに使うのかい?」
「私だって人間だから間違うよ。でも、みんなを助けたい。少しでも救いたいんだよ。」
「成る程ね。ならばこの鍵を持って行きなよ。この先で必ず役に立つからね。」
あんなは校舎を後にした。
「どうだったんだい、あんな。その顔じゃ、何かあったね。」
「らんるさん、スーパーエレメントコアを私達は上手く使えるんですかね?」
「やるしかないんじゃない、幻獣魔王を倒すんだろ。」
「この力を私はきちんと...。」
「あんな、アンタは何で戦士になった。救いたいんだろ、幻獣魔王なんかに好きにさせていいのかい?」
「それは...。」
「アタイは自分の力だけでここまで来た。弱いヤツラは皆倒れた。守る為には強くならんとダメなんだよ。強い意思に力は宿る。しっかりしな、あんな。」
「らんるさん...、分かったよ。必ず強くなる。」
「この辺りが島の中心だね。」
「あれ...神殿?!」
「入口に鍵穴が2つあるよ。」
みやびとあんなは鍵を入れ回す。
神殿の扉が開き、中に光り輝くエレメントコアがあった。
「みんな、このエレメントコアに触れよう。」
5人がコアに触れた瞬間、何かが体内に流れ込んだ。
「これが...スーパーエレメントコアの力...。」
「みなぎるねぇ...、これなら倒せそうだよ。」
遂に5人はスーパー幻獣戦士となった。
第10話(最終話) 予告
最後の決戦の時は来た。
5人のスーパー幻獣戦士は幻獣魔王を倒せるのか?
次回 「人間と幻獣」
いよいよ次回で最後ですね。
幻海の中の島...幻獣島って言うんですよ。
ではまた。




