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25.幻獣武装!キュートファイブ  作者: ひろーら


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9/10

第9話 覚醒!スーパー幻獣戦士

登場人物紹介

明智あんな 女子高生、キュートフェニックス

三条さゆり 婦人警官、キュートマーメイド

名取なつみ 巫女、   キュートミノタウロス

御影みやび 女医、   キュートドラゴン

嵐山らんる 女海賊、  キュートワイバーン

ピクシー  幻獣王の命を受け人間界に向かう

ゐさっち  幻獣界の超戦士

幻獣魔王  幻獣界や人間界を狙う


*登場する名称は全てフィクションです。

とある海域の海賊船上(パイレーツ)

「ねぇ...らんるさん...幻海ドコ?」

「幻の海ってくらいだから、そう簡単には見つからんよ。」

「あの...あそこの海...光ってます...。」

「ん?ああ...あそこが幻海だな。接近するよ。」

「すぐ見つかったじゃん...。」


光る海域に進入すると、陸地が見えた。

「上陸するよ、準備をしな。」

「こんなトコに島があるんだね。」

「地図には無い島さ。気を付けるんだね。」

5人は島に上陸し、奥へ進む。

「なんか...ほったて小屋あるよ。」

「無人のようだねぇ...。中を調べるかな。」

小屋の中は何も無い。

「なんも無いから先行こうか...。」

「ちょっと待って下さい。少し調べてもいいですか?」

「さゆりさん、流石婦警さんですね。何かあるんですか?」

「一見するだけではただの小屋ですが、何かありそうな気がします。この突起なんか怪しいです。」

さゆりが突起を押すと壁が回転し、本棚が出て来た。

「ここに、エレメントコアに関する書物があると思います。少し調べますね。」

さゆりは本棚を調べ、一冊の本を取り出した。

「なに?それ?」

「あんなさん、この本にはスーパーエレメントコアの事が書かれています。どうやら島の中央にあるみたいですね。」

「じゃあ、そこに行こっか。」


暫く進むと鳥居が見えて来た。

「へぇ...こんな島にも神社あるんか?」

「なつみさん、何か気になる事でも?」

「いや~、別にこれ...ん?変だな。」

「何が変なんですか?普通に見えますけど。」

「普通鳥居の色って何色か知ってるかい?」

「この鳥居の色ピンクだね。かわいい?」

「そうじゃねぇだろ、赤じゃなきゃダメだろ。退魔の色なんだよ、赤は。これじゃ魔物ズカズカ入るだろ。」

「ふ~ん、なつみも巫女さんしてんだ。」

「これでもマジでやってんだぜ。しかし、色...何とかならんのか?」

なつみが鳥居に触れると色が赤く変色した。

「えっ...ちょっと...なつみ、なにしたん?」

「へっ?赤くならんかなとか思って触ったけど...まいっか。」

「先進も...。」


行く手に廃病院が見える。

「みやびさん...出番です...。」

「ちょっと...不気味なんですけど...。」

「これ...出るよね...アレ...。」

「中に入ってみます。」

みやびが中に入ると奥の部屋が光り出した。

「あの部屋なんでしょう?」

中に入ると手術台に誰か横たわっている。

「あの...どうかしましたか。」

「先生...私はもう...助かりません...。」

「そんなことはありません。私が何とかオペして助けます。」

「その言葉で...十分です...。さあ、この鍵を...持って行って...下さい。」

「これは?」

「あなた方には...必要な...もの...で...。」

その人は息を引き取った。


「みやびさん、その鍵どしたん?」

「病院内にいた方から託されました。どうやらこの先で必要となりそうですね。」

先に進む一行。目前に校舎が見える。

「ん?なんで?こんなトコに学校?」

「さあ、あんなさん。ここはあなたが行く所でしょうね。」

「はい、みやびさん行ってきます。」


校舎の中は暗い。

「ここまで来て、七不思議とか勘弁だよ...。」

奥の教室が光る。

「あそこだよね...こえ~、マジビビるんですけど...。」

教室の扉を開け中に入る。

奥の席に誰か座っている。

「ん?ダレ?なにしてん?」

「キミはここの生徒かい?」

「いやいや...違うって。ナゼにここで勉強すんの?」

「そう、キミは外から来たんだね。」

「うん、船で島に来たんだよ。」

「ならば、スーパーエレメントコアを取りに来たんだね。キミはそれをどうするつもりかい?」

「もちろん、幻獣魔王を倒す為だよ。人間界を支配させる訳にはいかないからね。」

「キミはその力を正義の為だけに使うのかい?」

「私だって人間だから間違うよ。でも、みんなを助けたい。少しでも救いたいんだよ。」

「成る程ね。ならばこの鍵を持って行きなよ。この先で必ず役に立つからね。」


あんなは校舎を後にした。

「どうだったんだい、あんな。その顔じゃ、何かあったね。」

「らんるさん、スーパーエレメントコアを私達は上手く使えるんですかね?」

「やるしかないんじゃない、幻獣魔王を倒すんだろ。」

「この力を私はきちんと...。」

「あんな、アンタは何で戦士になった。救いたいんだろ、幻獣魔王なんかに好きにさせていいのかい?」

「それは...。」

「アタイは自分の力だけでここまで来た。弱いヤツラは皆倒れた。守る為には強くならんとダメなんだよ。強い意思に力は宿る。しっかりしな、あんな。」

「らんるさん...、分かったよ。必ず強くなる。」


「この辺りが島の中心だね。」

「あれ...神殿?!」

「入口に鍵穴が2つあるよ。」

みやびとあんなは鍵を入れ回す。

神殿の扉が開き、中に光り輝くエレメントコアがあった。

「みんな、このエレメントコアに触れよう。」

5人がコアに触れた瞬間、何かが体内に流れ込んだ。

「これが...スーパーエレメントコアの力...。」

「みなぎるねぇ...、これなら倒せそうだよ。」

遂に5人はスーパー幻獣戦士となった。


第10話(最終話) 予告

最後の決戦の時は来た。

5人のスーパー幻獣戦士は幻獣魔王を倒せるのか?

次回 「人間と幻獣」

いよいよ次回で最後ですね。

幻海の中の島...幻獣島って言うんですよ。

ではまた。

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