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25.幻獣武装!キュートファイブ  作者: ひろーら


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8/10

第8話 強敵出現!その名はゐさっち

登場人物紹介

明智あんな 女子高生、キュートフェニックス

三条さゆり 婦人警官、キュートマーメイド

名取なつみ 巫女、   キュートミノタウロス

御影みやび 女医、   キュートドラゴン

嵐山らんる 女海賊、  キュートワイバーン

ピクシー  幻獣王の命を受け人間界に向かう

ゐさっち  幻獣界の超戦士

幻獣魔王  幻獣界や人間界を狙う


*登場する名称は全てフィクションです。

とある街中の喫茶店内。

「みんな、これからよろしくね。」

「あんなさん、あなた学生ですよね。そのような方が戦うのはどうなんでしょうか。」

「まあ、さゆりの言うのも一理あるな。」

「なつみさんは巫女さんですよね。神聖な方が戦うのはいいのでしょうか。」

「そう言うみやびは女医じゃねえか。人の命救うんじゃねえのか?」

「それは...。」

突然らんるが立ち上がる。

「アタイは海に戻るよ。元々つるむのは性に合わないんでね。」

「らんるさんは幻獣魔王に人間界を支配されてもいいんですか?」

「あんなとか言ったね。アンタは何を背負う。アタイは海の女王なのさ。この世がどうなろうと知ったことじゃないね。」

らんるは店の外に出て行ってしまった。


「ねぇピクシー。戦士ってこの5人で本当に合っているのかな?」

「確かなのよ...あんな...。私も正直不安だけど、変身出来るのは選ばれた戦士だから。」

「なんで...女海賊なんだろ...。」

そこへゐさっちが現れた。

「幻獣戦士とは...お前達か。」

「誰?」

「我が名はゐさっち。幻獣界の戦士だ。」

「あなた、幻獣魔王軍なの!」

「俺が...フッ...あんな幻獣魔王の部下である訳がなかろう。」

「あなた、幻獣魔王とは関係ないの?」

「ヤツは昔のダチなだけだ。弱いくせに徒党を組み兄の幻獣王を討ったのだ。」

「なら、あなたは何しに来たのよ。」

「俺は超戦士だ。人間界にいる幻獣戦士と戦いたいだけだ。」

「なんで?ゐさっちは人間界を支配したいの?」

「支配?くだらん...、俺は強いヤツと戦うのが好きなだけだ。四天王を倒したお前達と戦う為だけに来たのだ。さあ、四人まとめて相手してやろう。」

「ゐさっち...戦わなくてよくね?幻獣魔王軍じゃないんだよね?」

「ああ、あんな奴らと一緒にするな。変身するのだ、幻獣戦士達よ。普段のお前らを倒してもつまらん。」


四人は幻獣戦士に変身し、ゐさっちと対峙する。

「ねぇ...ゐさっち...、戦うの止めない?私達が戦っても意味ないよ。」

「お前達も戦士なら戦うのは宿命。さて、どこからでもかかって来い!」

「じゃあ、遠慮なく行くぜ!アースクラッシュ!」

「仕方ないです、ウォーターシャワーです。」

「これも試練ですか、ウィンドカッター。」

「ううっ...ゐさっち...ファイヤートルネード。」

四人の衝撃波はゐさっちに直撃した。

「この程度なのか...、フルパワーで来い!そうで無ければ俺は倒せんぞ!」

「フェニックススラッシュ!」

「マーメイドスパイラルです。」

「ミノタウロスグランドクロス!」

「ドラゴンサイクロン!」

四人の必殺技が一つになり、ゐさっちに直撃する。

だが、ゐさっちはビクともしない。

「なんで...効かないの...。」

「つまらん...この程度の奴らに倒されるとは...。幻獣魔王も腑抜けたな...。」

「そいつはどうかな。」

「らんるさん!」

「ほぅ...まだ戦士がいたのか。」

「アタイをナメると怪我するぜ、オッサン。」

「成る程...お前一人でこの四人以上の戦闘力は有りそうだな。」

「アタイは海の女王、修羅場をくぐり抜けたのさ。さて、お喋りはここまでさ。行くぜ、オッサン!」

「どうやら楽しめそうだな。来い、海の女王!」


らんるとゐさっちは互いに衝撃波を出す。

「やるじゃねぇか、オッサン。」

「そう言う海の女王もなかなかだな。」

「お遊びはこれまでだ。勝負を決めようじゃないか。」

「いいだろう。さあ全力で来るのだ。」

「ワイバーンエセリアル!」

らんるの放つ衝撃波がゐさっちに直撃した。

「やるな...海の女王。だが、まだ俺を倒すレベルにはならんな。」

「やるねぇ...ゐさっち。ならもう一発...。」

「待て、幻獣戦士達よ。」

「どうした、ブルッちまったかぃ?」

「俺は最強のお前達と戦いたくなった。今のお前達なら幻獣魔王の配下は倒せるだろう。しかし幻獣魔王を倒せる力はまだ無いな。」

「えっ...倒せない...。」

「仕方ない、お前達には特別に人間界にある修行場を教えてやろう。」

「ほぅ...この世界にもそんな場所があるんだねぇ。どこだい?」

「海の女王よ、幻海を知っているか。」

「ああ、船乗りなら知らん奴はいないさ。禁断の海域、あんなトコに近づく船なんざいないよ。」

「その幻海こそが修行場なのだ。勿論普通の人間では近づく事も出来ん。」

「面白そうじゃないか。幻海ねぇ...、そこの四人、危険は伴うが行くかい?」

「らんるさん、ここまで来たらみんなで行きましょう。」

「下手したら...死ぬよ...。それでもいいんだね?」

「幻海で修行して、もっと強くなります。」

「ならば、お前達にいい事を教えてやろう。幻海には究極のエレメントコアがあるそうだ。それがあれば強くなれるだろう。俺は強い奴が好きだから、お前達がパワーアップするのを待ってやる。」

「ゐさっちさんは優しいね。」


幻獣魔王軍拠点。

「おおっ...ゐさっち、幻獣戦士は倒したか?」

「ん?アイツらは幻海に向かわせたよ。」

「おい!あそこでパワーアップしたらどうするんだ!」

「強くなったアイツらを倒してこその戦士なんだよ。嫌ならお前を倒してもいいんだぜ。」

「わっ...分かった...。お前の力はワシを上回る。倒せるか...幻獣戦士を...。」

「それは...アイツら次第だ。」


第9話 予告

遂に辿り着く幻海。そこは想像を絶する場所であった。五人の幻獣戦士は強くなれるのか?

次回 「覚醒!スーパー幻獣戦士」

ゐさえもんさん、コラボありがとー。

どうだったかな、カッコいいかな?

ではまた。

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