第8話 強敵出現!その名はゐさっち
登場人物紹介
明智あんな 女子高生、キュートフェニックス
三条さゆり 婦人警官、キュートマーメイド
名取なつみ 巫女、 キュートミノタウロス
御影みやび 女医、 キュートドラゴン
嵐山らんる 女海賊、 キュートワイバーン
ピクシー 幻獣王の命を受け人間界に向かう
ゐさっち 幻獣界の超戦士
幻獣魔王 幻獣界や人間界を狙う
*登場する名称は全てフィクションです。
とある街中の喫茶店内。
「みんな、これからよろしくね。」
「あんなさん、あなた学生ですよね。そのような方が戦うのはどうなんでしょうか。」
「まあ、さゆりの言うのも一理あるな。」
「なつみさんは巫女さんですよね。神聖な方が戦うのはいいのでしょうか。」
「そう言うみやびは女医じゃねえか。人の命救うんじゃねえのか?」
「それは...。」
突然らんるが立ち上がる。
「アタイは海に戻るよ。元々つるむのは性に合わないんでね。」
「らんるさんは幻獣魔王に人間界を支配されてもいいんですか?」
「あんなとか言ったね。アンタは何を背負う。アタイは海の女王なのさ。この世がどうなろうと知ったことじゃないね。」
らんるは店の外に出て行ってしまった。
「ねぇピクシー。戦士ってこの5人で本当に合っているのかな?」
「確かなのよ...あんな...。私も正直不安だけど、変身出来るのは選ばれた戦士だから。」
「なんで...女海賊なんだろ...。」
そこへゐさっちが現れた。
「幻獣戦士とは...お前達か。」
「誰?」
「我が名はゐさっち。幻獣界の戦士だ。」
「あなた、幻獣魔王軍なの!」
「俺が...フッ...あんな幻獣魔王の部下である訳がなかろう。」
「あなた、幻獣魔王とは関係ないの?」
「ヤツは昔のダチなだけだ。弱いくせに徒党を組み兄の幻獣王を討ったのだ。」
「なら、あなたは何しに来たのよ。」
「俺は超戦士だ。人間界にいる幻獣戦士と戦いたいだけだ。」
「なんで?ゐさっちは人間界を支配したいの?」
「支配?くだらん...、俺は強いヤツと戦うのが好きなだけだ。四天王を倒したお前達と戦う為だけに来たのだ。さあ、四人まとめて相手してやろう。」
「ゐさっち...戦わなくてよくね?幻獣魔王軍じゃないんだよね?」
「ああ、あんな奴らと一緒にするな。変身するのだ、幻獣戦士達よ。普段のお前らを倒してもつまらん。」
四人は幻獣戦士に変身し、ゐさっちと対峙する。
「ねぇ...ゐさっち...、戦うの止めない?私達が戦っても意味ないよ。」
「お前達も戦士なら戦うのは宿命。さて、どこからでもかかって来い!」
「じゃあ、遠慮なく行くぜ!アースクラッシュ!」
「仕方ないです、ウォーターシャワーです。」
「これも試練ですか、ウィンドカッター。」
「ううっ...ゐさっち...ファイヤートルネード。」
四人の衝撃波はゐさっちに直撃した。
「この程度なのか...、フルパワーで来い!そうで無ければ俺は倒せんぞ!」
「フェニックススラッシュ!」
「マーメイドスパイラルです。」
「ミノタウロスグランドクロス!」
「ドラゴンサイクロン!」
四人の必殺技が一つになり、ゐさっちに直撃する。
だが、ゐさっちはビクともしない。
「なんで...効かないの...。」
「つまらん...この程度の奴らに倒されるとは...。幻獣魔王も腑抜けたな...。」
「そいつはどうかな。」
「らんるさん!」
「ほぅ...まだ戦士がいたのか。」
「アタイをナメると怪我するぜ、オッサン。」
「成る程...お前一人でこの四人以上の戦闘力は有りそうだな。」
「アタイは海の女王、修羅場をくぐり抜けたのさ。さて、お喋りはここまでさ。行くぜ、オッサン!」
「どうやら楽しめそうだな。来い、海の女王!」
らんるとゐさっちは互いに衝撃波を出す。
「やるじゃねぇか、オッサン。」
「そう言う海の女王もなかなかだな。」
「お遊びはこれまでだ。勝負を決めようじゃないか。」
「いいだろう。さあ全力で来るのだ。」
「ワイバーンエセリアル!」
らんるの放つ衝撃波がゐさっちに直撃した。
「やるな...海の女王。だが、まだ俺を倒すレベルにはならんな。」
「やるねぇ...ゐさっち。ならもう一発...。」
「待て、幻獣戦士達よ。」
「どうした、ブルッちまったかぃ?」
「俺は最強のお前達と戦いたくなった。今のお前達なら幻獣魔王の配下は倒せるだろう。しかし幻獣魔王を倒せる力はまだ無いな。」
「えっ...倒せない...。」
「仕方ない、お前達には特別に人間界にある修行場を教えてやろう。」
「ほぅ...この世界にもそんな場所があるんだねぇ。どこだい?」
「海の女王よ、幻海を知っているか。」
「ああ、船乗りなら知らん奴はいないさ。禁断の海域、あんなトコに近づく船なんざいないよ。」
「その幻海こそが修行場なのだ。勿論普通の人間では近づく事も出来ん。」
「面白そうじゃないか。幻海ねぇ...、そこの四人、危険は伴うが行くかい?」
「らんるさん、ここまで来たらみんなで行きましょう。」
「下手したら...死ぬよ...。それでもいいんだね?」
「幻海で修行して、もっと強くなります。」
「ならば、お前達にいい事を教えてやろう。幻海には究極のエレメントコアがあるそうだ。それがあれば強くなれるだろう。俺は強い奴が好きだから、お前達がパワーアップするのを待ってやる。」
「ゐさっちさんは優しいね。」
幻獣魔王軍拠点。
「おおっ...ゐさっち、幻獣戦士は倒したか?」
「ん?アイツらは幻海に向かわせたよ。」
「おい!あそこでパワーアップしたらどうするんだ!」
「強くなったアイツらを倒してこその戦士なんだよ。嫌ならお前を倒してもいいんだぜ。」
「わっ...分かった...。お前の力はワシを上回る。倒せるか...幻獣戦士を...。」
「それは...アイツら次第だ。」
第9話 予告
遂に辿り着く幻海。そこは想像を絶する場所であった。五人の幻獣戦士は強くなれるのか?
次回 「覚醒!スーパー幻獣戦士」
ゐさえもんさん、コラボありがとー。
どうだったかな、カッコいいかな?
ではまた。




