第10話(最終話) 人間と幻獣
登場人物紹介
明智あんな 女子高生、キュートフェニックス
三条さゆり 婦人警官、キュートマーメイド
名取なつみ 巫女、 キュートミノタウロス
御影みやび 女医、 キュートドラゴン
嵐山らんる 女海賊、 キュートワイバーン
ピクシー 幻獣王の命を受け人間界に向かう
ゐさっち 幻獣界の超戦士
幻獣魔王 幻獣界や人間界を狙う
*登場する名称は全てフィクションです。
「そういや、幻獣魔王って何処にいるのかな?」
「あんな、拠点のある場所だけど...。」
突然目の前にゐさっちが現れる。
「なら、俺が案内してやるよ。」
「えっ...ゐさっち知ってるの?」
「ああ、お前達がどれだけ強くなったか見てみたい。幻獣魔王を倒せるくらいなら、俺も楽しめるからな。」
「アンタ...幻獣魔王とは仲良いんじゃないか?」
「ほぅ...らんるとか言ったな...。かなりの戦闘力になったな。」
「まあね...、ダチじゃないのか?」
「俺は元々アイツの兄の幻獣王と仲が良かったんだ。だが、アイツはそんな兄を倒し支配を目論んだ。まあ、仕方ないとは言え良い気分じゃないな。」
「なんだい、ダチの復讐かい?」
「俺は戦士だ。強い者と戦うのが運命。ヤツを倒せるくらいな戦士と戦いたいだけだ。」
「ゐさっちさんは優しいよ。私はゐさっちさんがいい人だと思うよ。」
「あんなとか言ったな。お前は戦士として何と戦う。」
「私はみんなを助けたいだけだよ。別に戦うのは好きじゃないし。」
「そうか...、まあいい。では幻獣魔王の拠点に案内しよう。心してついてくるのだ。」
幻獣魔王拠点。
「ん?ゐさっち...裏切ったか!」
「幻獣魔王よ、俺は最初からお前の部下でも味方でも無い。ただ強い相手と戦うのみ。この幻獣戦士達にやられるなら、お前もその程度と言う事だ。」
「ハッハッハッ...この幻獣魔王がやられる訳がなかろう。スーパーエレメントコアで少し強くなった程度でやられるワシではないわ。」
「まあ、俺はここで戦いを見物させてもらうぜ。」
5人の幻獣戦士と幻獣魔王が遂に対峙する。
「これまでよ、幻獣魔王。人間界を好きにはさせないわ。」
「フン...今までの幻獣とはレベルが違うぞ。」
「あなたのような悪い人は逮捕ですよ!」
「魔王だか何だか知らんが、悪い奴はぶっ飛ばすのみ。」
「悪い患部は手術しないといけないですね。」
「まあ、アタイはどうでもいいケド、ダチに嫌な思いをさせるヤツは許せねぇ!」
「ならば、まとめてかかって来るがいい。この幻獣魔王を倒せる奴など、人間界には存在せぬのだ!」
5人の幻獣戦士は構える。
「いくわよ!フェニックススラッシュ!」
「マーメイドスパイラル!」
「ミノタウロスグランドクロス!」
「ドラゴンサイクロン!」
「ワイバーンエセリアル!」
5つの衝撃波が1つとなり幻獣魔王に直撃する。
「この程度の力か。そんなものでワシを倒そうなどと片腹痛いわ。」
「スーパーエレメントコア...私達に力を...。」
『あんなよ、今こそ真の力を目覚めさせる時。集中するのだ。お前の力を信じるのだ。』
フェニックス...そうだよ...みんなを助けたい。
救う力が必要なんだよ...。
あんなの魂に爆炎が燃え上がる。
さゆりには爆流、なつみには爆震。
みやびは爆風、そしてらんるには爆激波。
5人が光に包まれ、今スーパー幻獣戦士に進化した。
「これなら出来る、超必殺技をおみまいするわよ幻獣魔王!」
「来い、スーパー幻獣戦士よ!ワシを倒せるもんならやってみるがよい。」
「フェニックス、最大限の力で技を放つとどうなるかな?」
『あんな...既に分かっていると思うが、我々幻獣の力は無くなる。だが、幻獣魔王を倒さない限り平和は訪れない。遠慮せずやるがよい。』
「もう...フェニックスと会えなくなっちゃうのかな。」
『既に我々の仲間はほとんどいなくなった。今やらなければ、更なる悲劇が起こるのだ。あんなよ...お前は戦士だ。最後まで戦うのだ。』
「分かったよ、フェニックスいくよ!」
5人は超必殺技を構える。
「いくわよ!フェニックススーパースライサー!」
「マーメイドスーパースプラッシュ!」
「ミノタウロススーパーランブルアース!」
「ドラゴンスーパーブラストハリケーン!」
「ワイバーンスーパーヘブンズファーマメント!」
5つの超衝撃波が1つになり、更に強烈な力が加わり幻獣魔王に直撃する。
「なっ...なんと...いう...ち...か...ら...。」
遂に幻獣魔王は超衝撃波と共に消滅した。
「よくやったな、幻獣戦士よ。」
「ゐさっち...。」
「最高の力見せてもらったよ。さて、俺は旅にでも出るかな。」
「どこ行くの...ゐさっち...。」
「既に大半の幻獣はいなくなった。だが、全ていなくなった訳ではない。俺はそんな奴らを助けてやるかな。」
「みんなを助けるんだね。」
「幻獣界は既に戻る状況には無い。我々も人間界でひっそりと暮らすよ。」
「一緒にはいられないのかな。」
「気持ちは分かるが、無理だな。そもそも住む世界が違うのだ。」
「分かったよ...元気でね、ゐさっち。」
「ああ、お前達も平和に暮らせよ。」
あれから数日が経った。
さゆりさんは毎日取り締まりをしてるって。
なつみさんは神社に戻り祈祷の毎日だって。
みやびさんは病院で、今日も手術に大忙し。
らんるさんは...多分海のどっかにいるかな。
ピクシーはエレメントコアを持ってゐさっちと仲間を探す旅に出たよ。
私は...。
「あんな、今日の放課後パフェ食べに行かない?」
「いいね、いこいこ。」
今日も人間界は平和だ。
幻獣武装!キュートファイブ 完
アニバーサリー作品、如何でしたか?
後半急展開ですが...まあ話数の関係ですね。
では、他の作品でまたお会いしましょう。




