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25.幻獣武装!キュートファイブ  作者: ひろーら


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10/10

第10話(最終話) 人間と幻獣

登場人物紹介

明智あんな 女子高生、キュートフェニックス

三条さゆり 婦人警官、キュートマーメイド

名取なつみ 巫女、   キュートミノタウロス

御影みやび 女医、   キュートドラゴン

嵐山らんる 女海賊、  キュートワイバーン

ピクシー  幻獣王の命を受け人間界に向かう

ゐさっち  幻獣界の超戦士

幻獣魔王  幻獣界や人間界を狙う


*登場する名称は全てフィクションです。

「そういや、幻獣魔王って何処にいるのかな?」

「あんな、拠点のある場所だけど...。」

突然目の前にゐさっちが現れる。

「なら、俺が案内してやるよ。」

「えっ...ゐさっち知ってるの?」

「ああ、お前達がどれだけ強くなったか見てみたい。幻獣魔王を倒せるくらいなら、俺も楽しめるからな。」

「アンタ...幻獣魔王とは仲良いんじゃないか?」

「ほぅ...らんるとか言ったな...。かなりの戦闘力になったな。」

「まあね...、ダチじゃないのか?」

「俺は元々アイツの兄の幻獣王と仲が良かったんだ。だが、アイツはそんな兄を倒し支配を目論んだ。まあ、仕方ないとは言え良い気分じゃないな。」

「なんだい、ダチの復讐かい?」

「俺は戦士だ。強い者と戦うのが運命(さだめ)。ヤツを倒せるくらいな戦士と戦いたいだけだ。」

「ゐさっちさんは優しいよ。私はゐさっちさんがいい人だと思うよ。」

「あんなとか言ったな。お前は戦士として何と戦う。」

「私はみんなを助けたいだけだよ。別に戦うのは好きじゃないし。」

「そうか...、まあいい。では幻獣魔王の拠点に案内しよう。心してついてくるのだ。」


幻獣魔王拠点。

「ん?ゐさっち...裏切ったか!」

「幻獣魔王よ、俺は最初からお前の部下でも味方でも無い。ただ強い相手と戦うのみ。この幻獣戦士達にやられるなら、お前もその程度と言う事だ。」

「ハッハッハッ...この幻獣魔王がやられる訳がなかろう。スーパーエレメントコアで少し強くなった程度でやられるワシではないわ。」

「まあ、俺はここで戦いを見物させてもらうぜ。」


5人の幻獣戦士と幻獣魔王が遂に対峙する。

「これまでよ、幻獣魔王。人間界を好きにはさせないわ。」

「フン...今までの幻獣とはレベルが違うぞ。」

「あなたのような悪い人は逮捕ですよ!」

「魔王だか何だか知らんが、悪い奴はぶっ飛ばすのみ。」

「悪い患部は手術しないといけないですね。」

「まあ、アタイはどうでもいいケド、ダチに嫌な思いをさせるヤツは許せねぇ!」

「ならば、まとめてかかって来るがいい。この幻獣魔王を倒せる奴など、人間界には存在せぬのだ!」


5人の幻獣戦士は構える。

「いくわよ!フェニックススラッシュ!」

「マーメイドスパイラル!」

「ミノタウロスグランドクロス!」

「ドラゴンサイクロン!」

「ワイバーンエセリアル!」

5つの衝撃波が1つとなり幻獣魔王に直撃する。

「この程度の力か。そんなものでワシを倒そうなどと片腹痛いわ。」

「スーパーエレメントコア...私達に力を...。」

『あんなよ、今こそ真の力を目覚めさせる時。集中するのだ。お前の力を信じるのだ。』

フェニックス...そうだよ...みんなを助けたい。

救う力が必要なんだよ...。

あんなの魂に爆炎が燃え上がる。

さゆりには爆流、なつみには爆震。

みやびは爆風、そしてらんるには爆激波。

5人が光に包まれ、今スーパー幻獣戦士に進化した。

「これなら出来る、超必殺技をおみまいするわよ幻獣魔王!」

「来い、スーパー幻獣戦士よ!ワシを倒せるもんならやってみるがよい。」


「フェニックス、最大限の力で技を放つとどうなるかな?」

『あんな...既に分かっていると思うが、我々幻獣の力は無くなる。だが、幻獣魔王を倒さない限り平和は訪れない。遠慮せずやるがよい。』

「もう...フェニックスと会えなくなっちゃうのかな。」

『既に我々の仲間はほとんどいなくなった。今やらなければ、更なる悲劇が起こるのだ。あんなよ...お前は戦士だ。最後まで戦うのだ。』

「分かったよ、フェニックスいくよ!」

5人は超必殺技を構える。

「いくわよ!フェニックススーパースライサー!」

「マーメイドスーパースプラッシュ!」

「ミノタウロススーパーランブルアース!」

「ドラゴンスーパーブラストハリケーン!」

「ワイバーンスーパーヘブンズファーマメント!」

5つの超衝撃波が1つになり、更に強烈な力が加わり幻獣魔王に直撃する。

「なっ...なんと...いう...ち...か...ら...。」

遂に幻獣魔王は超衝撃波と共に消滅した。


「よくやったな、幻獣戦士よ。」

「ゐさっち...。」

「最高の力見せてもらったよ。さて、俺は旅にでも出るかな。」

「どこ行くの...ゐさっち...。」

「既に大半の幻獣はいなくなった。だが、全ていなくなった訳ではない。俺はそんな奴らを助けてやるかな。」

「みんなを助けるんだね。」

「幻獣界は既に戻る状況には無い。我々も人間界でひっそりと暮らすよ。」

「一緒にはいられないのかな。」

「気持ちは分かるが、無理だな。そもそも住む世界が違うのだ。」

「分かったよ...元気でね、ゐさっち。」

「ああ、お前達も平和に暮らせよ。」


あれから数日が経った。

さゆりさんは毎日取り締まりをしてるって。

なつみさんは神社に戻り祈祷の毎日だって。

みやびさんは病院で、今日も手術に大忙し。

らんるさんは...多分海のどっかにいるかな。

ピクシーはエレメントコアを持ってゐさっちと仲間を探す旅に出たよ。

私は...。

「あんな、今日の放課後パフェ食べに行かない?」

「いいね、いこいこ。」

今日も人間界は平和だ。


幻獣武装!キュートファイブ 完

アニバーサリー作品、如何でしたか?

後半急展開ですが...まあ話数の関係ですね。

では、他の作品でまたお会いしましょう。

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