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25.幻獣武装!キュートファイブ  作者: ひろーら


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第4話 大地の鼓動、ミノタウロス

登場人物紹介

明智あんな 女子高生、キュートフェニックス

三条さゆり 婦人警官、キュートマーメイド

名取なつみ 巫女、   キュートミノタウロス

御影みやび 女医、   キュートドラゴン

嵐山らんる 女海賊、  キュートワイバーン

ピクシー  幻獣王の命を受け人間界に向かう

幻獣魔王  幻獣界や人間界を狙う


*登場する名称は全てフィクションです。

幻獣魔王拠点。

「ガーゴイルに続き、ウンディーネまでやられただと。ならば四天王を呼べ。」

「幻獣魔王様、お呼びでしょうか。」

「おおっ、ケルベロス。聞いているであろう。人間界で我が軍に対抗する者がいるようだ。」

「はっ、この四天王ケルベロスが必ずや倒して参ります。」

「ゆけ、ケルベロスよ。人間共に思い知らすのだ。」


とある神社。

「なつみ~、掃除サボるんじゃないぞ。」

「うっせーよ。今やろうとしてんじゃん。」

「最近の若いもんは...。」

「じいちゃんに言われたくないよ。」

チッ...クソじじい...。いつも偉そうに...。

まあ...世話になってるからしゃーねぇケド...。


「なつみ、今度祈祷するの手伝うのじゃ。」

「ん?じいちゃんどしたん?いつも祈祷とか一人でやってんじゃん。」

「ワシも年じゃ...。お前もここへ来てだいぶ経つからな。そろそろ覚えたらええ。」

「なんだよ、じいちゃん。らしくないじゃん。」

「なつみよ、お前の両親が事故で亡くなってからワシが面倒を見たが、お前も一人前じゃ。好きな人生を歩むのじゃ。」

「なんだよ急に。じいちゃん具合でも悪いんか?」

「なに...、なんとなく...お前の人生が変わる気がしただけじゃ...。」

なんだよ...なんとなくって...。


しっかし...毎日掃除しても、すぐきったなくなるじゃん...。

「あっ、いたいた。」

「ん?ダレか何か言ったか?気のせい?」

「気のせい、じゃなくて妖精だよ。」

「陽性?検査でもしたんか?」

「ちゃうわい、その陽性じゃなくて、妖精よ!」

「どーでもいいよ...ん?あれ?アタシダレとしゃべってん?」

「アタシはピクシー、よろしくね。」

「はぁ?ゼクシー?結婚なんてしねーよ。」

「いやいや、ゼクシーじゃなくてピクシーだから。」

「さてと...水でも汲むか...。」

「ちょっとぉ...話聞いてよ...。」

「なに?ムシ?えーーー、ムシがしゃべってんですけどー。」

「だから、さっきから話てるでしょ。」

「アタシになんか用?」

「このブレスを着けてへんし...。」

そこへケルベロスが現れた。

「見つけたぞ、ピクシー。お前さえ倒せば戦士など現れまい。」

「ん?デカイ犬?」

「犬ではない!ケルベロスだ!」

「なにベロベロ言ってんのよ。犬ならハウスよ。」

「きっ...貴様...ニンゲンのくせして生意気なヤツだな!」

「アンタに言われたくないわよ。ピクシー、ブレスがどうとか言ったわね。」

「このブレスを装着して、エレメントコアをはめるのよ。」

エレメントコア...なんか...感じる...。

『ニンゲン...お前なら分かるだろ。この土地に宿る力、そして我がミノタウロスの力を解き放つのだ。』

大地の鼓動...土の香りがする...。

「エレメントコア、はつどー!」

ブレスにコアを装着する。

ブレスが輝き出す。

「幻獣武装!キュートミノタウロス!」

コアに宿ったミノタウロスの力がなつみに流れ込む。

「土の戦士、キュートミノタウロス降臨!悪いヤツらは踏み潰す!」


「ミノタウロスか。」

『ケルベロス、お前なら分かるだろ。我々が争っても意味は無い。』

「ふっ...ミノタウロスよ。俺は幻獣魔王四天王なのだ。戦うのが運命...。」

『仕方ない...ニンゲンよ...、ケルベロスを倒すぞ。』

「あのさぁ、ニンゲンゆうなよ。アタシはなつみ、分かった?」

『そうか...ならなつみ、全力でケルベロスに向かうぞ。』

「よっしゃー、いくぜミノタウロス!」


「ニンゲン如きに、このケルベロス様が倒せると思うのか。」

『なつみよ...お前なら分かるはずだ。心に浮かぶ言葉でケルベロスを倒すのだ。』

「心に浮かぶって...ナニが浮かぶん?」

なんだろ...土から何かが沸き上がる感じがする。

「アースクラッシュ!」

大地からの衝撃波がケルベロスに当たる。

「ガハッ...なっ...なんだ...この力...。」

「スゲーぜ、ミノタウロス。このまま一気にやるか。」

『なつみ、ケルベロスはそれ程甘くないぞ。』

「やるじゃねえか、ニンゲン。だがな、ミノタウロスの言う通り、ケルベロス様の力はこんなもんじゃねえんだよ。」

ケルベロスの身体が震え出す。

「ふっ...俺様のフルパワーをおみまいしてくれるわ!」

ケルベロスからの衝撃波がなつみを襲う。

「くっ...やるじゃん、ケロ...ケリ...ベロベロ...?」

「だ•か•ら•ケルベロスってんだろ!何がベロベロだ!」

「アンタなんてベロベロで十分よ。もうマジでぶっ倒すから。」

なに...この力...大地から流れて来る...。

「ミノタウロス、いくわよ!」

『なつみよ、自身の力を解き放つのだ。』

「ミノタウロスグランドクロス!」

大地からの衝撃波がケルベロスに直撃する。

「ぐはっ...。」

ケルベロスは消滅した。


「なつみさん、ミノタウロスと修行よろしくね。」

「ああ、ピクシー。ありがとね。」

『ピクシーよ、残りの戦士も後二人だ。何とか頑張ってくれ。』

「分かってるわよ、ミノタウロス。じゃあ、頑張ってね。」


第5話 予告

幻獣魔王四天王の魔の手が人間界に迫る。

果たして4人目の戦士は?

次回 「風が舞う、白衣のドクター」

なつみっち、バリバリだね。

実は...昔ヤンキーだったんだよ。

ではまた。

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