第2話 炎の戦士、キュートフェニックス
登場人物紹介
明智あんな 女子高生、キュートフェニックス
三条さゆり 婦人警官、キュートマーメイド
名取なつみ 巫女、 キュートミノタウロス
御影みやび 女医、 キュートドラゴン
嵐山らんる 女海賊、 キュートワイバーン
ピクシー 幻獣王の命を受け人間界に向かう
幻獣魔王 幻獣界や人間界を狙う
*登場する名称は全てフィクションです。
幻獣魔王軍拠点。
「幻獣魔王様、人間界はいかに支配なさいますか。」
「おおっ、ガーゴイルか。では、まずはお前の力を見せてみよ。さあ、行くのだ。」
「はっ、必ずや吉報をお持ち致します。」
とある街中。
「もう...戦士とか、どこにいるのかしら...。」
ピクシーの持つブレスが光り出す。
「ん?どした?変なスイッチとか押しちゃったかな...?」
「あんな...あそこに変なムシみたいなの...いるよ?」
「えっ...ムシ?」
あんなはピクシーを指差す。
「あれ...ムシ...?無視しよ...。」
「ちょっと、そこのニンゲン...聞こえてるわよ。何で無視すんのよ。」
「だって...ムシなんだもん...。」
「アタシはピクシー。ムシじゃないわよ。」
「羽あるじゃん...。飛んでるし...。」
「そりゃ...そうだけど...。」
「さて、変な怪物いなくなったから帰るかな。」
『そこのニンゲン...待て...。』
「ん?ダレ?何か...アタシに用?」
『私はフェニックス。このエレメントコアに宿りし幻獣だ。』
「ふぁ...ふぃ?くす玉?」
『フェニックスだ。よいかニンゲン。今この人間界を支配すべく、幻獣魔王が攻めて来ているのだ。』
「ふ~ん、大変だね。パフェでも食べたいな...。」
『おい、パフェ...?パフェって...何だ?』
「ふぁふゅくん...パフェ知らないの?」
『いや...だから...ちゃんと呼んでくれよ...フェニックスだから...。』
「うん、分かった。フェニックスもパフェが食べたいんだね。」
『だ•か•ら...戦うんだよ...幻獣魔王と...。』
「ダレが?」
『お前だ、ニンゲン。』
「あんな...何独り言言ってんの?」
「だって...フェニックスが...、えっ...聞こえない?」
「あのムシの言葉以外は何も聞こえないよ。」
『ニンゲンよ...、私の言葉は選ばれし戦士にのみ聞こえるのだ。』
「えっ...アタシ?なんか...抽選にでも当たったのかな?」
『ピクシー...説明してやれ...。』
「もう...仕方ないわね。あのさ、アンタは選ばれし戦士なの。このブレス着けてみてよ。」
「なんでアタシが、そんなオモチャしなきゃなんないのよ。」
「もう...時間が無いのよ...。」
そこへガーゴイルが飛んで来た。
「ほう...ピクシーか。幻獣魔王様の手土産にお前を捕まえてやる。」
「がっ...ガーゴイル...。」
「ん?あーーー、デカイ鳥...ニンゲン?」
「誰が鳥人間だ。俺様はガーゴイル。人間界を支配する幻獣魔王様の幹部なのだ。」
「なんか...嫌な感じする...。なんだろ...心に...炎が...燃える...。」
『さあ、ニンゲンよ。ブレスにこのコアをはめるのだ。そして...唱えよ...。』
「ピクシー、そのブレス貸して。」
「分かったわ。」
あんなは腕にブレスを装着する。
「これが...コア...。なんか...沸き上がるわ!」
『さあ、お前なら分かるはずだ。』
あんなはブレスを構える。
「エレメントコア、発動!」
ブレスにコアをはめ、ブレスが輝き出す。
「幻獣武装!キュートフェニックス!」
コアに宿ったフェニックスが解き放たれ、あんなに力が流れる。
「炎の戦士、キュートフェニックス参上!悪いヤツらは丸焼きよ!」
「なに...フェニックスだと。ふっ...このガーゴイル様が負ける訳がなかろう。」
「えっ...ナニ?アタシ...変身してる?」
『さあ、ニンゲンよ。ガーゴイルを倒すのだ。』
「倒すって...アイツ...どうすんの?」
『お前は人間界で唯一私とシンクロ出来る者なのだ。お前ならガーゴイルを倒す力を出せるはずだ。』
「いやいや...出せるって...変なコスプレしてる...レイヤーじゃん...。」
「来ないなら、こちらから行くぜ。フェニックス覚悟しろ!」
あんなの頭に何か浮かぶ。
「ファイヤートルネード!」
あんなの手から炎が放たれ、ガーゴイルに命中する。
「ぐっ...やるな...、何で...ニンゲン如きが...。」
「アンタなんかに、負ける訳にはいかないわよ。よく分かんないケド...アタシがやらなきゃ...ならないみたいね。」
「なら、貴様を倒すのみ!」
ガーゴイルがあんなに迫る。
なんだろ...心に炎が...宿る...。力が...沸いてくる...。
「いくわよ!必殺フェニックススラッシュ!」
あんなから放たれた衝撃波でガーゴイルは粉砕された。
「あんな...大丈夫だった?」
「うん...なんか...熱い気持ちが沸き上がったよ。」
『ニンゲンよ...、これから共に戦うぞ。』
「あのさぁ...ニンゲンって...アタシあんなって言う名前、あんですケド。」
『そうか、ならあんな、共に幻獣魔王を倒すのだ。』
「フェニックス、アタシは別の戦士探すから、全員集まるまで、あんなと修行してもらえるかな。」
『分かった。ピクシーよ、頼むぞ。』
「あのムシ...ピクシーいうんか...。」
炎の戦士、キュートフェニックスは誕生した。
だが、まだ戦士は揃ってはいない...。
第3話 予告
新たなる幻獣が人間界を襲う。
今、2人目の戦士が立ち上がる。
次回 「水も滴るミニスカポリス」
ちょっと天然なあんなさん...。
でも...熱血キャラなんだよね。
ではまた。




