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25.幻獣武装!キュートファイブ  作者: ひろーら


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第1話 幻獣界崩壊、人間界の危機

登場人物紹介

明智あんな 女子高生、キュートフェニックス

三条さゆり 婦人警官、キュートマーメイド

名取なつみ 巫女、   キュートミノタウロス

御影みやび 女医、   キュートドラゴン

嵐山らんる 女海賊、  キュートワイバーン

幻獣王   幻獣界を統べる王

ピクシー  幻獣王の命を受け人間界に向かう

幻獣魔王  幻獣界や人間界を狙う


*登場する名称は全てフィクションです。

幻獣界、幻獣王の元平和に統治された世界。

だが...。

「幻獣王様、遂にこちらに攻めて来ました。」

「そうか...、動き出したか...。」

「如何致しますか。」

「5戦士を呼ぶのだ。それとピクシーもな。」

「承知しました。」


「幻獣王、我々も魔王討伐に出撃ですか?」

「フェニックスよ、そう急くな。」

「そうよ、フェニックスったらいつもそうじゃない。」

「マーメイドこそ、ちったぁ活躍しろよ。」

「あら、ミノタウロスに言われたくはないわよ。」

「まあまあ、2人とも幻獣王の前ですよ。少しは慎みましょうね。」

「ドラゴンの言う通りだ。我々がこの危機を何とかせねばならんのだ。」

「すまんな、ワイバーン。マーメイド...言い過ぎた...。」

「いいのよ、ミノタウロス。こっちも焦り過ぎたわね。」

「ふぅ...やっと着いたよ...。何か用ですか、幻獣王。」

「皆、揃ったようだな。」

「はっ、幻獣王様。フェニックス以下5戦士とピクシー、集まりました。」

「よいか、今この幻獣界は幻獣魔王によって制圧されつつある。」

「では、幻獣魔王を討伐するのですね。」

「いや、フェニックスよ、違うのだ。」

「違うとは...、我々は何をするのでしょうか。」

「既に幻獣魔王の軍勢はこの幻獣界を支配する所まで来ている。この世界が崩壊するのも時間の問題なのだ。」

「そんな...幻獣界が...崩壊...。」

「その幻獣魔王が次に狙うのが人間界なのだ。」

「人間界まで制服するつもりなのですか。」

「ああ、奴はそう言う事をするのだ。そこで、5戦士よ。お前達5人は人間界に行き、幻獣魔王の野望を阻止するのだ。」

「しかし、幻獣王。我々は人間界に行くことや、力を出すことは出来ませんが...。」

「そうじゃな。だが、ワシに考えがあるのじゃ。」

「幻獣王、アタシ達は行けないのに、何で魔王軍は人間界に行けるのかしら?」

「魔王軍は、その魔力により行く事が出来るのだ。魔力の無い我々には無理なのだ。」

「それじゃあ、人間界も奴らにやられちまうじゃねえか。幻獣王どうすんだよ。」

「このエレメントコアを使うのだ。お前達5人とシンクロする人間と協力し、必ず魔王を倒すのだ。」

「幻獣王、そのエレメントコアに私達の力を込めればいいのね。私達も入るみたいね。」

「入るのはいいが、誰が人間界まで持っていくんだ。コアは飛ぶのか?」

「その役目、ピクシーに任せる。お前には人間界への行き来出来るこのブレスを渡す。」

「これをどうすんのかな、幻獣王。」

「よいか、よく聞け。このブレスには人間と幻獣をシンクロする力がある。我々の力を発揮するには共感する人間が必要なのだ。ピクシーよ、人間界に行き戦士を探し出すのだ。ブレスとコアが反応する者こそ、幻獣戦士なのだ。」

「了解しました、幻獣王。じゃあ、5戦士もコアに注力してね。」

「分かった、後は任せたぞピクシー。」


幻獣城付近。

「幻獣魔王様、いよいよ最後の城です。」

「うむ...、最早この幻獣界も我のものだな。よいか、皆の者、この幻獣界を全て滅ぼすのだ。その後は人間界だ。」

「では、進軍致します。」


幻獣城、玉座。

「待っていたぞ。幻獣魔王...いや弟よ...。」

「ふっ...情けないな...。かつては兄と思った時もあった。だが、今は敗軍の将か。」

「お前はこの幻獣界をどうするつもりなのだ。」

「今更なんだ...。こんなくだらん世界は滅ぼす。そして人間界を支配し、新たな帝国を築くのだ。」

「お前は幻獣が嫌いなのか。」

「幻獣王よ、我々幻獣の力がどれ程のものか知ってるだろ。なのに、何でこんな世界で封印するのだ。力は解き放してこそ生きる。俺は人間界で思う存分力を発揮するぞ。」

「やはり、話して終わる相手では無いようだな。」

「ほう...王自ら相手とは。いいだろう。サシで勝負してやる。皆の者、手出しは無用だ。」


「幻獣魔王よ、考え直せ。人間界は、お前が考える程甘くは無いぞ。」

「何を今更...。もうよい、トドメだ幻獣王。」

魔王の放つ一撃で幻獣王は倒れた。

「にん...げん...は...つ...よ...い...。」

「ふんっ...強い訳が無かろう。我々幻獣こそが最強なのだ。」

「ま...お...。」

幻獣王は息絶えた。

「皆の者、幻獣王はこの魔王が討ち取った。さあ、人間界も一気に攻め落とすぞ。」


ここは人間界。

だが、幻獣魔王の脅威はすぐそこに迫っていた。

「あんな~、帰りにカフェでも行かない?」

「いいねぇ。じゃあさ、角のお店とかは?」

「あそこのパフェ、美味しいよね。」

「うんうん、スイーツ最高。」


放課後。

「でさでさ、今日の先生だけどさ。」

「ねぇ...あんな...、アレ...何かしら?」

「ん?どしたん?アレって...。」

なんじゃー、バケモンかい。

「ねぇねぇ...どうしよ、あんな。怖いよう...。」

「そうね、とりあえず...逃げるわよ。」


「ここまで来れば大丈夫ね。」

「あんな...アレ...何かな。」

「さあ...分からないケド...嫌な感じだった...。」


第2話 予告

遂に人間界に進出した幻獣魔王軍。

果たしてピクシーは戦士を見つけることが出来るのか。

次回 「炎の戦士、キュートフェニックス」

遂に始まったアニバーサリー小説。

これさぁ...ダレか...アニメ化とか...してくんないかな...。

(原作者のぼやき...)

ではまた。

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