第1話 幻獣界崩壊、人間界の危機
登場人物紹介
明智あんな 女子高生、キュートフェニックス
三条さゆり 婦人警官、キュートマーメイド
名取なつみ 巫女、 キュートミノタウロス
御影みやび 女医、 キュートドラゴン
嵐山らんる 女海賊、 キュートワイバーン
幻獣王 幻獣界を統べる王
ピクシー 幻獣王の命を受け人間界に向かう
幻獣魔王 幻獣界や人間界を狙う
*登場する名称は全てフィクションです。
幻獣界、幻獣王の元平和に統治された世界。
だが...。
「幻獣王様、遂にこちらに攻めて来ました。」
「そうか...、動き出したか...。」
「如何致しますか。」
「5戦士を呼ぶのだ。それとピクシーもな。」
「承知しました。」
「幻獣王、我々も魔王討伐に出撃ですか?」
「フェニックスよ、そう急くな。」
「そうよ、フェニックスったらいつもそうじゃない。」
「マーメイドこそ、ちったぁ活躍しろよ。」
「あら、ミノタウロスに言われたくはないわよ。」
「まあまあ、2人とも幻獣王の前ですよ。少しは慎みましょうね。」
「ドラゴンの言う通りだ。我々がこの危機を何とかせねばならんのだ。」
「すまんな、ワイバーン。マーメイド...言い過ぎた...。」
「いいのよ、ミノタウロス。こっちも焦り過ぎたわね。」
「ふぅ...やっと着いたよ...。何か用ですか、幻獣王。」
「皆、揃ったようだな。」
「はっ、幻獣王様。フェニックス以下5戦士とピクシー、集まりました。」
「よいか、今この幻獣界は幻獣魔王によって制圧されつつある。」
「では、幻獣魔王を討伐するのですね。」
「いや、フェニックスよ、違うのだ。」
「違うとは...、我々は何をするのでしょうか。」
「既に幻獣魔王の軍勢はこの幻獣界を支配する所まで来ている。この世界が崩壊するのも時間の問題なのだ。」
「そんな...幻獣界が...崩壊...。」
「その幻獣魔王が次に狙うのが人間界なのだ。」
「人間界まで制服するつもりなのですか。」
「ああ、奴はそう言う事をするのだ。そこで、5戦士よ。お前達5人は人間界に行き、幻獣魔王の野望を阻止するのだ。」
「しかし、幻獣王。我々は人間界に行くことや、力を出すことは出来ませんが...。」
「そうじゃな。だが、ワシに考えがあるのじゃ。」
「幻獣王、アタシ達は行けないのに、何で魔王軍は人間界に行けるのかしら?」
「魔王軍は、その魔力により行く事が出来るのだ。魔力の無い我々には無理なのだ。」
「それじゃあ、人間界も奴らにやられちまうじゃねえか。幻獣王どうすんだよ。」
「このエレメントコアを使うのだ。お前達5人とシンクロする人間と協力し、必ず魔王を倒すのだ。」
「幻獣王、そのエレメントコアに私達の力を込めればいいのね。私達も入るみたいね。」
「入るのはいいが、誰が人間界まで持っていくんだ。コアは飛ぶのか?」
「その役目、ピクシーに任せる。お前には人間界への行き来出来るこのブレスを渡す。」
「これをどうすんのかな、幻獣王。」
「よいか、よく聞け。このブレスには人間と幻獣をシンクロする力がある。我々の力を発揮するには共感する人間が必要なのだ。ピクシーよ、人間界に行き戦士を探し出すのだ。ブレスとコアが反応する者こそ、幻獣戦士なのだ。」
「了解しました、幻獣王。じゃあ、5戦士もコアに注力してね。」
「分かった、後は任せたぞピクシー。」
幻獣城付近。
「幻獣魔王様、いよいよ最後の城です。」
「うむ...、最早この幻獣界も我のものだな。よいか、皆の者、この幻獣界を全て滅ぼすのだ。その後は人間界だ。」
「では、進軍致します。」
幻獣城、玉座。
「待っていたぞ。幻獣魔王...いや弟よ...。」
「ふっ...情けないな...。かつては兄と思った時もあった。だが、今は敗軍の将か。」
「お前はこの幻獣界をどうするつもりなのだ。」
「今更なんだ...。こんなくだらん世界は滅ぼす。そして人間界を支配し、新たな帝国を築くのだ。」
「お前は幻獣が嫌いなのか。」
「幻獣王よ、我々幻獣の力がどれ程のものか知ってるだろ。なのに、何でこんな世界で封印するのだ。力は解き放してこそ生きる。俺は人間界で思う存分力を発揮するぞ。」
「やはり、話して終わる相手では無いようだな。」
「ほう...王自ら相手とは。いいだろう。サシで勝負してやる。皆の者、手出しは無用だ。」
「幻獣魔王よ、考え直せ。人間界は、お前が考える程甘くは無いぞ。」
「何を今更...。もうよい、トドメだ幻獣王。」
魔王の放つ一撃で幻獣王は倒れた。
「にん...げん...は...つ...よ...い...。」
「ふんっ...強い訳が無かろう。我々幻獣こそが最強なのだ。」
「ま...お...。」
幻獣王は息絶えた。
「皆の者、幻獣王はこの魔王が討ち取った。さあ、人間界も一気に攻め落とすぞ。」
ここは人間界。
だが、幻獣魔王の脅威はすぐそこに迫っていた。
「あんな~、帰りにカフェでも行かない?」
「いいねぇ。じゃあさ、角のお店とかは?」
「あそこのパフェ、美味しいよね。」
「うんうん、スイーツ最高。」
放課後。
「でさでさ、今日の先生だけどさ。」
「ねぇ...あんな...、アレ...何かしら?」
「ん?どしたん?アレって...。」
なんじゃー、バケモンかい。
「ねぇねぇ...どうしよ、あんな。怖いよう...。」
「そうね、とりあえず...逃げるわよ。」
「ここまで来れば大丈夫ね。」
「あんな...アレ...何かな。」
「さあ...分からないケド...嫌な感じだった...。」
第2話 予告
遂に人間界に進出した幻獣魔王軍。
果たしてピクシーは戦士を見つけることが出来るのか。
次回 「炎の戦士、キュートフェニックス」
遂に始まったアニバーサリー小説。
これさぁ...ダレか...アニメ化とか...してくんないかな...。
(原作者のぼやき...)
ではまた。




