作業
半袖の季節になって、しばらくしたある日、プールの授業でみんな浮き足立っていた。
2クラスで1組になって授業を行う。
俺は肘のことがあるから、見学だ。
調子に乗った男子は、それぞれ散り散りになり、水のかけあいっこをし始めた。
「つめたっ!」
「やめろよ!お前が先にやったんだろう」
嬉しそうにはしゃぐ2人を見て、なんだか嫌な予感がした。
予想通り手首が瞬きだす700。
俺は2人に駆け寄って、反対の手を見せろ!と怒鳴った。
2人は少し怯んだあと、慌てて反対を見る
金田、頬の肉30g
太刀川、右肩
と書いていた。
「2人とも切られるのと、死ぬのどっちがいい?」
俺はできる限り無感情に聞いた、2人とも切られる方を選んだ。
医療チームが持ってきた対応用キットとまたメスを借りた。
頬の肉はそんなに多くないから先に太刀川の方を切る事にした、チェーンソーで切る。
ぶおおおおおおん!がりがりがり。
太刀川を医療チームに任せる。
金田の頬はふっくらしていて、30gぐらい簡単そうだと思っていたけれど、いくら切ってもクリアにならない、ついに横から歯茎や歯が見えるまでになったけれど、それでも足りていない。
残り100。
縦に切ってみることにした、やっと30gに達したのか、カウンターが止まった。
金田はずっと絶叫していた。
すると俺の手首が光り始めた。
450。右足小指。
医療チームに違うメスを借りる、なんの躊躇もなく俺は右足の小指を切った。
俺はまた血まみれになったが、学校側で俺がいつでも着替えれるように、新品の制服の予備を用意してくれることになっていた。
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