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木星の雨音  作者: ぴいちゃん


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98/101

第98章ーーお供えーー

ごめんなさいなんか体調少し壊しちゃって。今回短いです


https://x.com/pochidayo

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チヒロとモウブとナナコがトラムに乗ると。


車内の空気がなぜか清々しい。


そして。


そこには眠りほうけているシノがいた。


さぎりの結婚式や、指輪交換。


食堂でのお披露目などで疲れたのだろう。


帰ったはずのシノが、トラムの中で眠りほうけていた。


おそらく、トラムに乗ったまま眠ってしまい


そのまま何十回も往復していたのだろう。


「ちょっと、シノさん!」


その声で、シノは目を覚ます。


「あれ、チヒロちゃん。あれ、モウブ君も。どうしたの?」


「いや、シノさん。何なんですか? この状況。」

挿絵(By みてみん)


なんかいひざ掛けが、かかっている。


そして、シノが眠っていた座席の横には、水筒、リンゴ、ミカンなどが置かれている。


シノが寝てしまっている間に、ヘスペリア3の住人たちが、気を利かせてか、心配してか、お供えしていったのだろう。


日の丸もあった。


「あ、いや、多分、私、居眠りしちゃって。」


「今、何時?」


「朝9時!」


「神社帰って寝るぅ。」


そんなシノの反応を見ながら、チヒロは思った。


「やっぱり、この人、神通力か何かあるのかしら。」


「空気がきれいだったり、息を吸うだけで、皆がシノさんに注目したり……。」


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