第96章ーー対人好感パラメーター --
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「ねえ、さぎり。お腹空いた」
「私も」
「あ、そうだ。昨日の夕食のときに、朝ごはんもらってないよね」
「なんかちょっと違う雰囲気になっちゃったからね」
「どうする? 朝、食堂に行く?」
「そうね。朝ごはん、たまには食堂もいいよね」
「じゃあユノも!支度しよっか」
「はい!」
そして、さぎりとミオは着替えて髪を整え、戻ってきた。
上機嫌に左手のブレスレットを眺めながら。
歌うように「チュンチュン」と言っていた。
その様子をみてさぎりが笑う。
「きのうユノがリンのものまねしたときにも思ったけれども、ユノはものまねうまいよね。」
「♪1羽でちゅん♪2羽でちゅんちゅん♪3羽揃えばちゅちゅんがちゅん!♪」
◇
少し首をかしげながら、ミオが言う。
「ちなみに、その対人好感パラメーターってどれぐらいなの?」
「通常、ざっくりと100がマックスで設定されてますが、さぎりさんとミオさんは、ずっと300を超えています。」
「じゃあ、他の人で一番高いのは誰なの?」
「ハル主任です。」
「やはり、この15cmユノもリンも作ってくれるのに尽力してくれましたし、彼は頭がいいです。」
「私を頼ってくれます。」
「なるべくハル主任の力にもなりたいと思っています。」
「じゃあ、ハル主任にはどれぐらいなの?」
「75ぐらい。」
「は?」
「じゃあ、次は誰なの?」
「チズルさんです。」
「リンの事をとてもかわいがってくれって、頼りにしてくれています」
「次は?」
「モウブさんですかね。」
「あ、そうか。浴衣作ってくれたもんね。」
「はい、そうです。」
「58ってところでしょうか。」
「これ以上はちょっと…」
「うん。」
「厳しいのね。」
「AIですので」
ユノの答えの矛盾に
さぎりとミオは顔を見合わせ。
くすりと笑った。




