第87章ーー長い夜ーー
百合苦手な方は飛ばしてください。
かなりハードなので閲覧ご注意ください。
「ユノの話聞いた!!?」
ミオが尋ねる。
「言ってたでしょ!!!」
「ぎゃああああ! ごめんなさいいいい!」
「て、いきなり何てことするのよ!」
「だって、あんな言い方じゃ分かんなかったもん!」
さぎりが言うとミオが泣き出す
「信じてくれなかったーーあーん!」
「うああああーーん!」
ミオが泣きながらさぎりを責めた
ミオが言う。
「じゃあ、いつもので!許すから!」
「ごめんなさいいい!」
さぎりは一瞬きょとんとした。
「ミオが謝ってるじゃん」
「だってぇー!」
ミオが涙声で答える。
「もおおお!」
そして、次の瞬間――
「ああああああ! ミオ、何やってんの!」
さぎりが叫んだ。
「こんなの、どこで覚えたの!?」
「さぎりが私に今したじゃん!」
ミオが続ける。
「わあああああ!やめてええ!」
「はい。」
「ミオ。なんでやめるの!」
「やめろって言われたから」
「ミオ、イジワルしないで。やめないで。」
◇
「じゃあせめて私からもちゃんと誕生日のプレゼントをさせてよ!」
さぎりが言った。
「私もあげるから! プレゼント! 受け取って! 今日のお返しで!」
ミオも負けじと言い返す。
「じゃあ、プレゼント交換!」
「同時にだよ!」
「ちゃんと準備できてる?」
「その指見てわかんないの?さぎりはできてるじゃん!」
ミオはさぎりに自分の指を見せる。
「わかってる」
二人は顔を見合わせる。
「いい?」
「うん」
二人は同時に目を閉じた。
せえの。
キスを合図に二人同時に
愛する相手の体の中を初めて確かめる。
愛する相手が自分の体の中を初めて確かめていく。
初めての感覚に自然とお互いを強く抱きしめあいながら
二人は目を開き見つめ合う
さぎりの力が抜けた。
「わたし今おかしくなった。」
「さぎり、やめないで。もう少しだけ…」
そしてミオの力も抜ける
「私も…おかしくなった」
「わたしまたおかしくなっちゃった」
「もっと」
「順番にする?だっていま私、ミオより先に2回も…」
「一緒がいい」
「うん」
自分の中のリズムを、同時に相手にも送る
それだけで
「ミオ…私また…ごめんなさい…い」
さぎりが硬直しミオの指が締め付けられる。
「お願いします、さぎり、続けて…もう少しだから…」
「はい…でもまた私…」
と次は二人同時に。体の力が抜けた。
ミオがいたずらっぽく言う
「今、一緒だったよね」
「わたしはまた2回…ズルしちゃってるみたい。」
◇
「なんでだろう同じことしているのにね。」
とミオは少し血の付いた自分の指を眺める。
「うん。…ん?」
とさぎりも血の付いた自分の中指を見て気が付く。
「ねえミオ。あなた2本使ってた?」
「え?うん。」
「じゃあ、きっと次は一緒だよ」
さっきより少し強い重い感覚にミオは襲われる。
そして
「ミオわたしまた…」
「私も…さぎり…」
お互いの指が同時にしめつけられ
同時に解放された。
「幸せだね。」
「うん、幸せ。」
◇
「ねえ、さぎり…」
「ん?なに?」
「なんで一本か二本かわからないの?」
「分かるわけないじゃない!初めてなんだから!」
「ミオこそどうなのよ!」
「知るわけないじゃん!こんなの初めてだもん!」
「じゃあ、ミオが1本で!私が2本で」
「わかった。」
◇
「ちょっと、今なにやったの!?」
「指が余ってたからいつもキスしてるところも…」
「しかも胸も!これじゃあいつまでたってもおあいこにならない。」
「ミオ、恐ろしい子」
◇
さぎりは自分の髪をツインテールに結び直し
ミオを寝かせる。
「え?さぎり、ちょっとまって。ツインテ懐かしい、さぎりさんだ…かわいい。」
ミオの口を唇でふさぐ。
「ミオちゃん。イタズラばっかり。悪い子ね。」
そしてさぎりが金色の薄い茂みに顔をうずめいつもの場所にキスをしながら2本
すぐにミオの体がのけぞり震える。
さぎりはやめない。
「さぎり、さぎりさん。顔がみたいです。」
「ミオちゃんが落ち着いたらね。」
そう11年前から
私はずっとさぎりを愛していた。
わたしはずっとミオを愛していた。
ミオは意識せずさぎりの頭をなでていた。
「さぎりあいしてる」
ずっと鳥肌と痙攣がとまらない。
さぎりの指はずっと締め付けられたままだ。
「さぎり…さぎりさん…」
呼び続ける名前は大きくなったり、苦しそうになったり、泣き声にも聞こえる。
「ミオちゃん。目を開けて」
目の前にさぎりの顔があった。
「さぎりさん」
ミオはさぎりの顔を見つめ両手で引き寄せキスをする。
舌が動くたびにミオは痙攣する。
さぎりはミオを抱き起こしお互い向かい合う。
「ミオちゃん。おねがい。わたしにもちょうだい」
その言葉だけでミオの身体がまた硬直する。
ミオの右手を導く。
さぎりも何度も痙攣する。
それを感じたミオも痙攣する
さぎりがのけぞるとミオものけぞる。
「あいしてる」
とキスをした瞬間また大きく震えた二人は倒れこんだ。
「さぎりのツインテは反則だよ…」
「ミオは…昔からずっといつも反則なのよ」
◇
「さぎり…『ミオさん』って呼んでみて」
「え?ミオさん…」
「ふふ。さぎりちゃん。」
「お返しよ。」
「さぎりちゃんがしてくれたのと同じことをしてあげるわ」
「え、ミオ?」
「『ミオさん』でしょ、さぎりちゃん」
ミオはつるっとしたさぎりのいつもの所を舌で転がし。2本
「ミオさん…」
「あれ、さぎりちゃん自分でそこ摘まむんだ。悪い子だね」
「だって…ミオさんがこんな…」
少しミオの指が動いただけそれだけで
さぎりは大きく身体をのけぞらせたあと手足がだらんとなり動けなくなった。
◇
呆然としていたさぎりが泣き出す
「びえええええええー!!ミオさん!じゃない。ミオ!」
「なんてことするのよ!えええええん」
「え?ほとんど何もしてないよ。」
「そうだけどそうだけど」
ミオが泣いているさぎりを抱きしめる
「なんかごめん」
「うん。。。。。ぐずん。。」
「シーツ洗わないとだね」
「うん」
「ここもこんなに…」
とさぎりを触り。さぎりはまた反応する。
「まだしたいのかしら?さぎりちゃん」
さぎりの身体がガクガクし
「ミオさん!!!!」
と叫んだあと
寝てしまった
ミオはその寝顔にキスしながら。
自分のを確かめると一瞬で果てて
そのまま眠りについた。
次回からはいつもの感じにお話が進みます。




