〔2-4〕ラメール族との対面
急いで行った甲斐があり、すぐハクアはリベレの場所に到着した。
「来たよリベレ、君はもっと仲間を呼んで?」
「了解」
そう話して、ラメール族を探していた時時氷の斬撃が飛んで来た。
何とか避けれたが、ハクアの後ろに生えてた木が切り倒され断面が凍っていた。
「あら、避けられちゃいましたか、まぁ避けれないわけないですもんね。」
声のする方に振り向くとリスト族の女の子が立っていた。
「何でリスト族の姿をしている?」
「この姿はちょっとした借り物です、あと君あいつの仲間ですね?」
「何であの子を襲った?」
「そんなに怒らないでください。だって私の質問に答えてくれなかったんですもん、そうだ!君なら答えてくれますか?ジメアについて。」
その言葉を聞いて僕は思わず言葉を詰まらせた。
「その反応知ってますね。一つでも情報を言ってくれたら今日の所は勘弁してあげます。」
「言わないよ、僕は人を売るようなまねはしたくない。」
はっきり僕がそういうと彼女の瞳は少し涙ぐみ。
「そう…ですか、なら力ずくでも。」
と言って。
氷の槍をハクアの胸に突き刺した。
「さあ、言ってくださいよ。早く! 」
初めて走馬灯が見えた気がした、その時【ファイヤーランス】と言う声と共に炎の槍が降ってきた、
「『助けて』ぐらい言えよ、迷ったじゃないか。」
マウはハクアにそう言って
「さあ、自分のクラスメイト傷つけたんだ、ここで退いてもらわないと、君を許せなくなる。」
と彼女に続けて言っていた。
「厄介な事になりましたね、今回は望み通り退かせてもらいます。」
と言って彼女は森の奥に消えて行った。
「ごめんハクア、こんな事に巻き込んじゃって。最初の時頼まれて自分は君をリベレに会うように誘導したんだ。」
「そんな、嫌だったんなら断ればよかったのに。」
「断れれば良かったんだけどね。」
「あと、マウ痛いよ、僕死ぬのかな?」
「大丈夫、もうすぐっ」
「俺が来るって言おうとした!」
「アル!」
アルクの声が聞こえマウがそう言った。
マウに氷を溶かしてもらい、アルクに傷を癒してもらった事でハクアは一命を取り留めた。
「これで大丈夫、だけど傷を治すだけで、血は魔法で作れないから。しばらく安静にね。」
「だけどここじゃ魔物に襲われる、いったん ヘルト・ネスト に避難するか、ハクアは自分が担ぐよ。」
マウの提案によりハクアたちは ヘルト・ネスト に向かった。
向かう途中、リベレに合流した。
「三人共無事みたいだね良かった。」
「だいぶハクアが危なつかったけどね、アルが来れなかったらどうなってたことやら。」
「そういえば、二人もリベレと契約したの?」
「違うよ俺たちは変身の精霊レークルと契約したんだ。レークルからもらった力はその名も変身の力、魔法少女みたいな感じで変身する事で自分の能力を底上げできる。」
「目立つし、元から強いから自分はあまり使わ無いけどね。だけど、一回試しに使った時アルがツインテールになったのは面白かったけどね。」
「あれはあれで俺は気に入ってるけどなぁ、あともうここだよ。」
アルクがそう言いハクアたちは ヘルト・ネスト に入った。




