〔2-2〕バトルコンテスト当日
今日はバトルコンテスト当日、練習の甲斐あってか、ハクアたちは順調に進めていた、
「あと四回勝てば優勝か、魔力足りるかな。」
「諦めるのはまだ早いよアルク、それに一年生でここまで来るのってなかなかないんだよ。」
そう会話しながらハクアたち次の対戦相手を確認した。
サポート科1-1ジメア、戦闘科2-3セラス
と書かれてある。
「セラスさんか。」
ハクアがそう呟くと
「知ってるの?」
とアルクは聞く。
「うん中学時代の友達のお姉さんだよ。」
「じゃあ戦闘スタイルとか知ってるの?」
「うん知ってるよ、去年その友達と応援しに行ったからね。確か音属性で、モーニングスターに変形するマイクを使って攻撃する感じだった。」
その言葉を聞いて彼は閃き、
「その武器作ったの多分俺だな確か二年前。そして武器作った時に司る物も聞いて、オーロラ。て言ってた。しかも特殊な事にフルーツの方じゃ無く、自然現象の方、神様の言葉遊びだろうね。」
と言う。
「これだけ情報があったら、セラスさんは対策の使用がありそうだけど、問題はもう一人の方だよな」
ハクアがそう言うと、アルクは自信満々に
「それなら大丈夫!ジメアは僕の友達だから」
と言う。
「じゃあ、ジメアさんはどんな魔法を使うの?」
「彼女は、槍使いでその槍から魔法を撃つ事もできる。空間魔法が得意とも言ってたな。属性も毒だから長期戦は向いてないかな。」
「うーん、じゃあ作戦はちゃんと考えたほうが良いみたいだね。」
僕はそう言って作戦会議を始めた。
いよいよ迎えた試合本番、選手紹介のアナウンスが建物全体に響きわたり。
スタートの合図が、パーンとなった。
アルクは距離を詰め、僕がサポートする、普通逆なのだがアルクが僕の何倍も強いので、この方法になった。
【ライトニング】アルクはそう唱え、雷を発生させる。
この魔法は強力なのだが、逆光で視界が狭まると言う弱点がある。
光が消えた瞬間セラスの鉄球が飛んできた。
僕はスッと避け反撃を開始する。
【ウィンドリボン】僕は魔法で風をリボンに変え、セラスを拘束した。
「ナイス、ハクアくん。」
アルクもハクアに続けてジメアに攻撃する。
アルクの杖は鎌に変わり、ジメアに牙を向けた、しかしジメアは軽く受け流し、ワープして、セラスを助けてしまった。
アルクは初期位置に戻り、
「さすがだね、ジメアちゃん、だけどこのくらい予想している、捕まって、ハクアくん」
と言う。
ハクアは言われた通捕まると、アルクは天井近くまで飛んだ。
「そういえば俺もう一つ固有魔法があるんだ、その名も星の魔法が使える力。例えばこんな魔法とか!【ブラックホール】」
そうアルクが言った瞬間、ハクアたちの下にブラックホールが現れ、凄い勢いで周りの物を吸い込み始めた。さすがにまずいと思ったのか、先生が止めに入り、強制終了させられてしまった。
凄い被害だったがギリギリ失格にはならず、ハクアたちの勝ちということになったが、アルクはこっぴどく叱られていた。
「さすがに限度ていう物があるんじゃない?アルク」
「ごめんねぇ、ハクアくん」
「まあだけど、勝てはしたしね、次の対戦相手は誰だろう?」
ハクアはアルクと一緒に確認した。
戦闘科2-2タルト、戦闘科2-2マウ




