↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
179/269

回顧:立川士官学校の地獄の始まり

あの日、教官の到着が少し遅れたのが被害を大きくした一因だった。教員たちはみな発表の準備やそれに伴う作業により夜を徹して作業し、やっと生徒たちが起きる時間になって仮眠を取ることができた。だから、あの襲撃は職員寮で仮眠中の出来事だった。俺と中山が駆けつけた頃には、すでに死傷者の山だった。中山は援護をしながら救助や指示を出し、俺はとにかく目の前の敵と対峙していた。

背後の生徒たちや救護を援護しながら戦うことなんて一度もなかった。俺は生徒たちの避難が落ち着いた頃、一瞬の隙をとられたった一発の攻撃をまともに受けてしまい、簡単に墜落した。頭を強く打ち、自分でも血が流れているのが分かった。脳震盪を起こし、自力では起き上がれず仰向けになり、装備が外れた俺は抵抗もできず腹部を撃たれた。俺は死を覚悟した。

薄れゆく意識の中で班員は逃げ切れただろうかと考えていた。

俺が墜落した時には敵は一体のみで押し返している状態だったみたいだ。俺は墜落地点が救護できる範囲だったこともあり、運良く運ばれた。自分の体から血が失われていく感覚の中、血だらけの中山が余裕のない顔で止血しようとしたところで、俺の意識は途切れた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。