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関と二人で訓練

「これから、集団訓練は二人(小早と関)と私たちで分けてやろうと思う」

朝の集会で、相原先輩からそう告げられた。昨夜のキッチンでの話し合いを経て、明光隊として出された結論なのだろう。

「分かりました。私たちのことは気にせず、皆さんのペースで進めてください」

短く頷き、了解する。結局、訓練は完全に二手に分かれて行うことになった。


昼食時、食堂で向かい合ってトレーを広げていると、関がモグモグと口を動かしながら尋ねてきた。

「小早、午後からどうする?」

二人きりでの訓練となれば、やるべきことは限られてくる。私は箸を置き、少し考えてから提案した。

「……士官学校時代にやってた、1対1の格闘訓練にする? 私が『攻撃手』役に回れば、それなりに良い練習になるでしょ?」

「いいのか?」

「私だって両刀使いだしね。それに、関だってただパワーに任せて力押しするだけじゃ、この先の強い個体には通用しなくなるでしょ」

「……なるほどな。よし、今日はそれでいこう」

淡々と午後のメニューを決めていく私たちの会話に、少し離れた席にいる相原先輩がちらちらと視線を送ってきているのが分かった。……本当は、私たちの訓練を見学したいのだろう。自分たちのレベルを引き上げるために、少しでも吸収したいという焦りと探究心が伝わってくる。

見たいなら、遠慮なく見に来ればいいのに……

そんな先輩の視線を横目で見つつ、私はスープを口に運んだ。午後からの関との訓練で、どれだけ神力を削られるかを想像しながら。


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