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シーン7 昼寝
(登場人物)
青井由太
江戸から京都へ流れ着き、静に拾われた青年。働くことは嫌いだが、料理・洗濯・掃除は得意。年上女性に可愛がられる才能と、本人に自覚のない情報収集能力を持つ。
神無月静
由太の「飼い主」。表向きは花街で生きる女性だが、裏では倒幕派に関係する女間者。剣の腕も立つ。
お光
静と同い年の芸妓。明るく世話好きで噂好き。由太を弟分として可愛がっている。
昼過ぎ。
洗濯物が風に揺れている。
掃除も終わった。
夕飯の下ごしらえも済んだ。
由太:
「……暇」
畳に寝転がる。
由太:
「ちょっとだけ」
目を閉じる。
鳥の声。
風の音。
由太:
「……」
眠る。
一刻後。
ガラッ。
お光:
「由太ー」
返事なし。
お光:
「由太?」
部屋を見る。
由太が大の字で寝ている。
お光:
「……幸せそう」
その横に置かれた紙を見る。
『夕飯 大根 豆腐 魚』
お光:
「ちゃんとやることはやってるんだ」
由太:
「……団子……」
お光:
「夢でも食べてる」




