↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
74/96

シーン6 置屋・お光の回想

(登場人物)


青井由太(19)

江戸から京都へ流れ着き、静に拾われた青年。働くことは嫌いだが、料理・洗濯・掃除は得意。年上女性に可愛がられる才能と、本人に自覚のない情報収集能力を持つ。


神無月静(26)

由太の「飼い主」。表向きは花街で生きる女性だが、裏では倒幕派に関係する女間者。剣の腕も立つ。


お光(26)

静と同い年の芸妓。明るく世話好きで噂好き。由太を弟分として可愛がっている。

帰宅。


お光が静の腕を見る。


お光:

「怪我したの!?」


静:

「かすり傷だ」


由太:

「四人に襲われた」


お光:

「四人?」


由太:

「静さん一人で全員倒した」


お光:

「でしょうね」


由太:

「……え?」


お光:

「何?」


由太:

「知ってたの?」


お光:

「もちろん」


由太:

「なんで教えてくれなかったの!」


お光:

「聞かれなかったから」


由太:

「前に聞いたじゃん!」


お光:

「あの時、静に止められた」


由太:

「ちなみに静さんって、どれくらい強いの?」


お光:

「昔ね――」


静:

「お光」


お光:

「はい」


由太:

「今度こそ教えて!」


お光:

「五人の浪人に囲まれたことがあって」


由太:

「五人!?」


静:

「お光」


お光:

「全員――」


静:

「明日から朝飯抜き」


お光:

「私、ここで食べなくても困らないもん」


静:

「……」


由太:

「強い」


お光:

「でしょ?」


静:

「お前まで勝ち誇るな」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。