↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
64/96

シーン5 置屋・夜

(登場人物)

青井由太

江戸から京都へ流れ着き、静に拾われた青年。働くことは嫌いだが、料理・洗濯・掃除は得意。


神無月静

由太の「飼い主」。表向きは花街で生きる女性だが、裏では倒幕派に関係する女間者。

その夜。

静が帰宅する。


静:

「ただいま」


由太:

「静さん!」


静:

「何だ」


由太:

「温泉行こう!」


静:

「またか」


由太:

「坂本さんたち行ったよ!」


静:

「坂本龍馬?」


由太:

「うん」


静:

「どこへ」


由太:

「薩摩」


静:

「なぜ」


由太:

「俺が勧めた」


静:

「……」


由太:

「寺田屋で怪我したっていうから、温泉で療養すればって」


静:

「……由太」


由太:

「何?」


静:

「お前、また余計なことをしたのではないだろうな」


由太:

「温泉勧めただけだよ」


静:

「それだけならいいが」


由太:

「それでさ」


静:

「まだあるのか」


由太:

「坂本さんとお龍さん、二人で旅行するんだよ」


静:

「そうか」


由太:

「夫婦で温泉旅行」


静:

「それが?」


由太:

「俺たちも行こう」


静:

「なぜそうなる」


由太:

「俺も静さんと温泉行きたい!」


静:

「私はお前の妻ではない」


由太:

「飼い主でもいいじゃん」


静:

「よくない」


由太:

「俺が全部世話するから」


静:

「普段からそうだろう」


由太:

「背中も流す」


静:

「斬るぞ」


由太:

「冗談!」


静:

「目が本気だった」


由太:

「じゃあ別々に入る!」


静:

「当然だ!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。