↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
42/96

シーン8 屋敷突入

(登場人物)


青井由太(19)

江戸から京都へ流れ着き、静に拾われた青年。働くことは嫌いだが、料理・洗濯・掃除は得意。年上女性に可愛がられる才能と、本人に自覚のない情報収集能力を持つ。


神無月静(26)

由太の「飼い主」。表向きは花街で生きる女性だが、裏では倒幕派に関係する女間者。剣の腕も立つ。


佐々木源吾

新選組の隊員。


武市半平太(35)

土佐藩士。京で活動する尊王攘夷派の中心人物の一人。


土佐藩士

新選組が正面から入る。

土佐藩士たちが混乱する。


源吾:

「抵抗するな!」


男:

「これは土佐藩内の問題だ!」


源吾:

「京で勝手に人を監禁しておいて何を言う!」


その裏。

由太は塀をよじ登ろうとしている。


由太:

「高い……」


落ちる。


由太:

「痛っ!」


再挑戦。


由太:

「無理!」


近所の町人が梯子を持ってくる。


町人:

「由太、これ使え!」


由太:

「なんでいるの!」


町人:

「お前が助けに行くって聞いた!」


別の町人:

「静姐さんには世話になってる!」


由太:

「……ありがとう!」


梯子を登る。

塀を越える。

転げ落ちる。


由太:

「痛い……」


静:

「由太!」


由太:

「いた!」


静:

「なぜ来た!」


由太:

「助けに!」


静:

「一人で?」


由太:

「いっぱい連れてきた!」


静:

「何を!?」


外から新選組の怒号。

町人たちの声。

さらに。


武市:

「静!」


静:

「武市殿!?」


武市も数名の同志と現れる。


由太:

「あ、武市さんも来た」


静:

「どういうことだ」


由太:

「俺が喋った」


静:

「誰に」


由太:

「みんなに」


静:

「……」


由太が縄を解こうとする。


由太:

「固いな」


静:

「刀を使え」


由太:

「俺、刀持ってない」


静:

「知っている!」


由太:

「歯でいけるかな」


静:

「やめろ!」


そこへ源吾。


源吾:

「貸せ!」


刀で縄を切る。


由太:

「ありがとう」


源吾:

「本当に手間のかかるヒモだ」


静:

「……新選組?」


由太:

「知り合い」


静:

「なぜお前に新選組の知り合いがいる!」


由太:

「団子奢ってもらった」


静:

「意味が分からん!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。