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敬称

本稿は、『名もなき帝国の物語』シリーズの設定です。

https://ncode.syosetu.com/s2116j/

※あくまでも『名もなき帝国の物語』内での設定です。


本作における敬称は、極力単純化している。

爵位や称号自体が敬称を兼ねている、と考えられている。


陛下:皇帝と王のみに使用(皇妃、王妃にも使わない)。「皇帝陛下」「国王陛下」あるいは単に「陛下」の形で使う

殿下:大公および外国の王子のみに使用。「大公殿下」あるいは単に「殿下」の形で使う

閣下:本作では使用しない(公爵閣下などとは言わない)

爵位:「~公」「~副伯」だけでよい。閣下などを付ける必要はない

卿:ヴァル、ヘルル、ソド号が付与された貴族階級に使う

 家名に付ける場合、領地名に付ける場合などがある

 相手が誰だか知らない場合、爵位を持つ貴族に使っても非礼にはならない

 知った上で爵位で呼ばないのは非礼に当たる

女性に対して:称号保持者でない場合は、父あるいは夫の身分に応じて呼ばれる

 皇妃、大公妃、公妃、伯妃、副伯妃、士爵妃

 大公女、公女、伯女、副伯女、士爵女

 父が公爵以下については「令嬢」を使う場合もある


原則として名前(個人名)で呼ぶことはない。個人名は極めて親しい間柄に限られる。身分が低い相手に対しても、原則としては家名を使う。

現実世界でも、関係性を無視して名前を呼ぶという文化はあまり見られない。「諱呼び」の忌避を必要以上に特別な制度と考える必要はない。

「名前で呼ばない」というのは現実の現代社会でも通用する、ごく当たり前の概念に過ぎない。


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