宗教
本稿は、『名もなき帝国の物語』シリーズの設定です。
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古帝国時代から受け継がれてきた多神教が広く信じられている。
死後は、この世で成すべきことを成した者はデズダウロンが司る国に迎えられる。成すべきことを成さなかった者は、改めてこの世に生まれ変わる。
悪を成した者は、モドウデインが司る国に送られ、責め苦を受けるとされている。
また、人にはそれぞれに守護神がいると考えられている。
●物語に登場する主要な神
ドルゲゾン:契約の神
ストラミゼトラ:繁栄と豊穣の女神
デズダウロン:名誉ある死者の国を司る神
モドウデイン:罪人の死者の国を司る神
他に、太陽神、月の女神、海の女神、山の神(山ごとに存在)なども信仰を集めている。
●その他の宗教
勢力は小さいが、古帝国時代から「神の子」を称する預言者に始まる一神教を信じる一派も存在する。
アウグスティヌスやトマス・アクィナス、アンセルムスなどの神学者が生まれなかったために十分に神学を進化させることができず、また古帝国時代に皇帝権力と結び付くことに失敗したため、支配的な地位を得ることがなかった。
ただし、この宗教を領地支配に利用している諸侯も少ないながら存在しており、神学の発展や世俗権力との結合に成功すれば勢力を伸長させる可能性がある。
帝国歴二〇〇年代時点では、唯一の創造神とこの世の不完全さ、悪徳の存在との整合性を説明できず、単に「我らの神々を否定する偏狭な者ども」と見なされている。




