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海外から異世界に?  作者: 駿
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第16章魔族侵攻10

寒くなってまいりました。

北の大陸


ベリアルは茫然としている。「大陸沖で艦隊全滅!!」と報告が入ったのだ。「オノレ!ルシファあああ!!」と叫んでいた。


(どうする・・どうする・・どうすれば良い?考えろ・・考えるんだ!!)と1人イライラしながら行ったり来たりを繰り返していた。


残っている魔将軍もどう言えば良いか分からない状況だ。魔物は全て出した。残されたのはベリアルと4将軍のみだ。打てる手は・・思いつかなかった。そんな時だった。


「結界が破られました!!!」と衛兵が叫んだ。


ヴィンハルト王国 王城


「爺!魔族領に行ってみようかと思う。」「結界は大丈夫なのですかな?」「シヴァで何処までやれるか分からんが試してみようと思う。」


「十重二十重と掛けられているという話でしたな。」と爺が懸念しているようだ。「まあやってみるさ!!」と出かける。「若!油断禁物ですぞ!」と手を振った。


結界が有る所まできた。「シヴァやってみてくれ!何とかなるか?」と聞くと「分かりませんがやってみます。」と答えた。


何重にもなっていたであろう結界が最後を迎え陸地が見えた。魔王城が見える。「早速最後を迎えてもらおう。」と呟き向かった。


「きさま!以前サタンしてた時には副官をしてやっただろう!」と初対面のヤツが言う。学芸会でも文化祭でもサタン役などした事など無い。「人違いだ。」と僕が言う。


「そんな訳あるか!!」と怒っている。「小学生の時は背が高いから木の役で中学生はクラスメートAの役だ。そんな物騒な役はしていないぞ!」と僕が言う。


「何を言ってる?ルシファー!!余を愚弄するか?」とまた怒り切りかかってきた。魔将軍4人も来た。「神の裁き」と言うと全員が倒れる。


「な、なぜお前がそれを使えるんだ?」と不思議そうに言う。ミッションをこなしたと言っても理解できないだろうな・・


第1将軍が切りかかってきた。「ここは私に任せて!ベリアル様はお逃げ下さい!」と言った。どうやらムサシやムネノリと同じ剣豪だ。


「お前名前は?」と僕が聞くと「レイだ!」と短く答えた。「俺に遣える気はないか?」と言うと「無い!」とまた短く答える。


「ではこうしないか?僕はこの剣だけで戦おう。君は技を使っても良い。勝った方の言う事をきくというのはどうだ?」と言うと「面白い!乗った!」と言う。


それから何十合と剣を交える。徐々に僕が押し始める。そして遂に双剣がレイの手を離れた。「参りました。私の負けです。」と悔しそうに言った。


残った瀕死の魔将軍はシヴァに頭を弄らせ忠実な部下になった。たぶん爺の役に立つと思ったからだ。


レイは生まれつき目が見えないのだと言う。なのでこれもシヴァに頼むと「えっ?私の目が・・目が見える・・」とボロボロと泣き出した。


「これから私の忠節を一生涯捧げます。ルシファー陛下。」と膝をついた。


「絶対許さんぞ!このベリアルを忘れた事、必ず後悔させてやる!覚えてろルシファー!いやヴィンハルトめ!」とベリアルはそう言って去った。


ヴィンハルト王国 王城


4人の魔将軍を連れて戻る。「みんな仲間になったの?」とチャームが聞いてきた。「生きていたのかチャーム!」とレイが嬉しそうに言う。


「うん!今はご主人様のオンナだよ!」と言うと「ご主人様?」とレイが怪訝な顔になる。チャームが僕に抱きつきスリスリする。「私もそう呼ぶ方が良いのか?」とレイが聞く。


「そのうち自然にそう呼ぶようになるよ!」と言って去った。爺に3人の魔将軍を渡す。「好きに使ってくれ。」と言うと「かしこまりました。」と連れていった。


これで少し平和になったかな?と思うハルトだった。

魔族編終わりました。ありがとうございます。

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