↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
二人で漢字る感じ  作者: M


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
13/16

【毟】

【毟】

訓読み:むし-る

部首:毛

画数:8

意味

 1 つかんで引き抜く。国字



 猫の額ほどのベランダに二つ並んだプランター。

 そのプランターを前に、彼はゴソゴソとやっている。


「何してるの?」

「草むしりだよ」


 私は、その様子を眺めながら、おやつのプレッツェルをかじる。


「『むしる』って、虫が食べたみたいに葉っぱを取るから『虫る』?」

「違うよ。少の下に毛と書いて『毟る』。ほら、草だけじゃなくて、毛を毟るとも言うだろう」


 思わず私は大きな声を出す。


「少ない毛を毟るの? それって酷くない!?」


 彼は笑いながら、作業を続ける。


「毟った結果、毛が少なくなるんだろう?」

「毟るんなら最後まで綺麗に毟るべきよ」

「禿げちゃうじゃないか」


 彼は、ビニール袋に雑草を入れて戻ってきた。

 反対の手のザルには、プランターから収穫したベビーリーフがほんの少し。


「あなたの髪の毛は、まだ大丈夫よ」

「まだって、なんだ。まだって」


 彼は笑いながら、抗議する。


 ホントに笑ってる?

 ベビーリーフがあまり育ってないことに苛ついているのかしら?

 今日は、いろいろと、そっとしておいてあげたほうが良さそうね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。