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アイドルは、お金吸い取りマシーン

〜授業中〜


志村「グギュルルルルルル…」


碇矢先生「…………………」


志村「グウウウウウウ…」


碇矢先生「なんか、前もあったなこんなこと…」


志村「グウウウウウウすピピピピピ」


碇矢先生「やかましい!!おい志村、腹の虫を黙らせろ!!」


志村「無理です。昨日から何も食べてないので」


碇矢先生「なんでだよ!?」


志村「お小遣いを勝手に親の財布から前借りしたら、ブチギレられて飯抜きになりました」


碇矢先生「いやそれ、ただの泥棒じゃん!!ガチの犯罪者予備軍じゃねーか!!」


志村「いやだって、どうしてもお小遣い、増やしてくれないんですもん!!」


碇矢先生「お前が使い込むたからだろ。大体お前、お年玉はどうした??まだ1月だぞ??」


志村「全部使い切りました」


碇矢先生「はえーよ!!そりゃお小遣いもらえないわ!!」


志村「先生!!」


碇矢先生「は??何??」


志村「あんまり学生をナメないでください」


碇矢先生「え?は?何??」


志村「高校生は、アナタが思ってるよりずっと大変なんだ!!みんな、流行に乗るために色々買わなきゃいけないんだ!!」


碇矢先生「別に乗らなくていいじゃん」


志村「はあー出た出た。友達のいない、ボッチな学生時代を送ってきた人は、みんなこう言うんだよ

なー」


碇矢先生「張り倒すぞ??」


志村「僕達は普通に友達がいるので、趣味を合わせるために、必死でお金を使っているんです!!だからお金がなくなるんだ!!わかりましたか!?」


碇矢先生「いや知らんけど!?それは個人の自由だし、趣味を合わせる必要ないだろーが!!」


志村「それだとみんなと仲良くなれないでしょーが!!」


碇矢先生「共通の趣味がないと仲良くできない奴など、友達とは呼ばん!!」


加藤「グギュルルルルルル…」


碇矢先生「また汚い腹の虫を鳴らしやがって…」


志村「いえ、今のは俺じゃないですけど??」


碇矢先生「お前以外に、誰がこんな汚い音を出すんだ?どう考えてもお前だろ」


志村「違います!!よく聞いていてください!!」


碇矢先生「ハイハイ」


加藤「グウウウウウウ…」


碇矢先生「ホントだ…志村からじゃない」


志村「でしょ!?」


加藤「あ、俺です」


高木・志村・碇矢先生「「「加藤!?」」」


高木「なんで加藤が!?」


志村「そーだよ。お前別に金に余裕あるだろ?」


加藤「いや、それが昼飯も夜飯も買う金がなくて…」


高木「いやどうした!?」


志村「お前の家夫婦共働きだし、昼飯代も夜飯代ももらえてるだろ!?」


加藤「クックック…お前ら、聞いて驚くなよ…??(笑)」


志村「え!?なんだ急に!?こわ!!」


加藤「実は俺は、付き合ってる人がいまーーす!!(ドヤ顔)」


高木・志村・碇矢先生・花畑「「「「なにィいいいいいいいい!?!?!?」」」」


加藤「ガッハッハッハッハ!!驚け貴様ら!!ついに俺様にも、春が来たんだよ!!」 


高木「え??妄想の話??」


志村「バカお前。2次元だろ」


高木「確かに。初音ミクと結婚した奴いたもんな」


加藤「チゲーわ!!ちゃんとリアルな彼女だわ!!」


高木・志村・花畑「「「それはない」」」


加藤「なんだコイツら!?バカにするのも大概にしろ!!」


高木「俺が女ならお前を好きにならねーもん」


加藤「お前は女じゃねえだろうが!!」


碇矢先生「まあ確かに、加藤に彼女ができたなんて信じられんな…頭でも打ったのか??」


加藤「先生までなんてことを!?」


高木「とりあえず病院に行こう加藤」


志村「そうだな。知らず知らずのうちに、幻覚症状が見えてるかもしれない」


高木「確かに。あまりに彼女ができなさすぎて、脳みそが勝手に作り出した、女の幻覚の可能性が高い」


加藤「ねーわ!!マジで殺すぞ!?」


碇矢先生「では今日の授業は急遽、「加藤の彼女はリアルか?妄想か?2次元か?」について話し合うことにしよう」


加藤「せんでいいわ!!普通に授業しろ!!」


〜休憩時間〜


高木「で、何の物質と付き合ってんの!?」


志村「どんなアンドロイド買ったの!?」


花畑「それとも人形!?」


高木「バカお前!!AI彼女だろーが!!」


志村「そーか、ヴァーチャル彼女か!!」


加藤「違うわ!!リアル言うてるだろ!!」


高木「え?獣??チンパンジーとか??」


志村「お前、メスゴリラとは付き合えねえぞ??」


加藤「人間だわ!!」


高木「マジかよ…本当に!?」


志村「写真見せろ!!証拠写真!!」


加藤「ったくしょーがねーな。顔は隠れてるけど、彼女とのツーショット写真だ(笑)」


高木「…………………」


志村「…………………」


加藤「本当にお前らはしつけえな〜。ま、これで俺の言っていることが正しいとわかっただろ(笑)」


高木「これ、AI画像だな」


志村「確かに。ちょっと形おかしいもんな」


加藤「そんなわけあるか!!正真正銘の人間だ!!」


高木「信じられんな…あの加藤が…」


志村「てか、それと金が無いことって関係あるか??」


高木「バカ。お前は察しが悪いな。その女に全財産をつぎ込んでるって話だろうが」


志村「へー。そんなことある??」


高木「どーせ付き合ってる相手がお嬢様で、飯とか遊びに行くとかでもめちゃくちゃ金がかかるって話じゃねーの??(笑)」


志村「マジで!?ってことはお前…もうデートとかしてるってことか!?ふざけんな!!」


加藤「クックック…負け組志村が。これから「モテない」「ダメ男」のレッテルを貼られるのはテメエだけだ!!ギャハハハハ!!クソゴミ非リアの雑魚雑魚志村!!(笑)」


志村「このクズが…ついこの間まで、お前も非リア充だったくせによ…」


加藤「でも俺様はもう勝ち組なんで!!リア充なんで!!俺はリア充!アイアムリア充!リア充サイコーー!リアリアリア充リアリア充フォー!!」


志村「頭がイカれてやがる…」


高木「リア充に取り憑かれた末路だ…」


加藤「リアリア充ー俺は勝ち組ー!リアリア充ーみーんなの憧れー!リアリア充ーマジでサイコー♪」


高木「なんか歌い始めた!?」


志村「クソみてえな歌を作んな!!」


加藤「まったく…非リアの嫉妬は見苦しいな…(笑)」


志村「マジで殺すぞコイツ!?」


高木「まあ志村はいくらバカにしても構わないけど、お相手はどんな人??」


志村「おいコラ!!」


加藤「え??見たい??見たい??(笑)」


高木「あ、なんか、やっぱいいわ(笑)」


加藤「見たいんだろ??しょーがねーなー。そこまで言うんだったらしょうがない。見せてやるよ(ドヤ顔)」


高木「そこまで言ってないけど!?」


志村「見せたくて仕方ないんだな。いいよ見せてみろよ。これで全然可愛くなかったら爆笑してやる(笑)」


加藤「上等だよほれ」


高木「どれどれ…」


高木「…………………」


志村「…………………」


高木・志村「「超絶ゲロクソカワイイ!!」」


加藤「だろ??(ドヤ顔)」


高木「どんなAIを使ったんだ!?」


志村「どういうアプリ!?教えて!!」


加藤「だからAIでも加工アプリでもねえわ!!いい加減認めろやこの負け犬ども!!」


高木「信じられない…加藤がこの子を売春したなんて…」


志村「ああ。いくらなんでも売春は犯罪だぞ??」


加藤「金を積んでもいねえわ!!しつけーんだよ!!」


高木「えー??マジでカワイイな…何かの芸能関係の人ではないよな??」


加藤「クックック…よくぞ聞いてくれました!!」


高木・志村「「は??」」


加藤「実は高木の言う通り、芸能関係者です!!(笑)」


高木・志村「「マジで!?」」


加藤「当ててみろ(笑)」


高木「AV女優!?」


志村「お笑い芸人!?」


高木「風俗嬢!?」


志村「立ちんぼ!?」


高木「ぼったくりキャバ嬢!?」


加藤「全然チゲーわ!!てか後半まったく芸能関係じゃねえだろうが!!」


高木「じゃあ何??」


加藤「正解は、「アイドル」でしたー!!(ドヤ顔)」


高木「マジで!?」


志村「でも見たことねえな…」


加藤「まあ、地下アイドルだからな」


高木「へえ。でもすげえなお前。アイドルを落とせるなんて」


志村「それな。あんな動き全てが童貞臭いお前に、そんなことができたなんて…」


加藤「動き全てが童貞臭い!?どんな動きだそれ!!?」


加藤「まあ、志村が何を言ってももはや雑魚の見苦しい無様な嫉妬でしかない(笑)」


志村「ああん!?」


高木「まあ志村はマジでどーでもいいとして…」


志村「おい!!」


高木「どういうデートしてるん??聞かせて聞かせて(笑)」


志村「確かに気になるわ」


加藤「ショーがねーなー(笑) このアイドルと付き合えた俺様が、お前らモテない雑魚どもに、デートのやり方ってやつを教えてやるよ(笑)」


高木・志村((ウッゼエ…))


加藤「まずは、ブランド店だな。KECCIとか」


高木「え?いきなり?(笑)」


志村「しかも学生の時から!?何も買えねーだろ(笑)」


高木「あれじゃね?そのアイドルの人が買うんじゃね?」


志村「なるほど」


加藤「いや?俺が買うけど」


高木「え?」


加藤「正確には、買ってあげるだな」


高木「買ってあげるって…あの財布だけで5万円くらいするあのブランド品を!?」


加藤「おう。だからお年玉もバイト代も全部なくなった(笑)」


高木「やっば…」


志村「それで惨めな貧乏人のように腹を鳴らしていたのか…」


加藤「いやお前には言われたくねえわ!!」


高木「え、で、どーすんの?その後は…」


加藤「え?解散だけど…(笑)」


高木・志村「「は??」」


加藤「いやだって、彼女忙しいし、そんな拘束するわけにもいかんだろ」


高木「いや、そういうレベルじゃねえ!!ブランド品買ってあげただけじゃねえか!!」


志村「パパ活よりひでーぞこれ!!」


加藤「いや、俺達付き合えてるから。その事実だけでもう生きていけるわ(笑)」


高木「落ち着け。これは付き合えてるに入らない」


加藤「はあ!?俺達は会うたびに愛してるって言い合ってんだぞ!?付き合ってるに決まってるわ!!」


高木「言葉なら何とでも言えるわ!!」


志村「そもそも、これまで何回会ったんだ?」


加藤「えーと、2回かな」


高木「もう1回は?」


加藤「ブランド品店で…」


高木「また!?」


加藤「ケチックスの腕時計を買ってあげた」


高木「めちゃくちゃ買わされてんじゃん!!」


志村「で、その後は?」


加藤「踊りの練習があるらしくて帰った」


志村「お前騙されてるわそれ(笑)」


加藤「は??」


志村「多分お前、財布としてしか思われてねえよ(笑)」


加藤「いーんだよ!!忙しい合間をぬって俺に会いに来てくれてんだ!!俺はそれだけで嬉しいわ!!」


高木「大体、1日空いてる日くらいあるだろ」


加藤「トップアイドルなめんな!!」


高木「トップアイドルじゃねえだろうが!!」


加藤「地下のトップなんだよ!!」


高木「そうなの!?」


加藤「いや知らんけど…(笑)」


高木「なんだコイツ!?」


高木「とにかく、お前はただの金づるとしてしか見られてない。そこまで金もないけど(笑)」


志村「確かに。それならもう少し金持ってそうな奴を狙うよな普通(笑)」


加藤「うるせえ!!」


高木「ま、さっさと別れるこった!!」


志村「そうだな。それが懸命だ」


加藤「絶対嫌だ!!俺はあの子と一生付き合う!!」


高木「別にいいけど、お前の財布がもたんぞ?(笑)」


加藤「確かに…今度はケチミヤのコートが欲しいって言ってたからな…」


高木「自分で買えや!!」


志村「確かに、アイドルだろ??向こうの方が金あるじゃん」


加藤「そこはお前、おねだりされたんだからしょーがねーだろ!?」


高木「しょーがなくねえわ!!」


志村「断れよ!!金ないんだから!!」


加藤「いやだって…それでフラレたらどーしよ…」


高木「いやそんな女いらんわ!!」


志村「どんだけソイツと付き合いたいんだよ!!」


加藤「だってカワイイし…」


志村「でも、お前なんて多分相手にされてないぞ?(笑)」


加藤「え?」


志村「だって、週1で会ってるとは言え、どーせ1時間くらいでしょ?」


加藤「いや?5分だけど…(笑)」


高木・志村「「は??」」


加藤「マジで、ブランド品買って帰るだけ(笑)」


高木「デートとは言わねえわ!!」


志村「会話もねーじゃん!!」


加藤「あるわ!!めっちゃ色々聞いてるわ!!」


高木「じゃあ、どういう話してんの??」


加藤「えーと…なんか、アイドルを頑張ってるらしい」


高木「あっっさ!!会話あっさ!!」


志村「てか、なんてアイドルグループ?」


加藤「えーと…あれ?そう言えば教えてもらってねえわ…(笑)」


高木「はい。もういいです。」


志村「腐れ縁からの忠告だ。もう会わなくていいよ(笑)」


高木「そうそう。そういうタイプは、どーせ色んな男からブランド品もらってるよ(笑)」


加藤「そんなわけねえ!!俺に一途だ!!」


高木「たかだか5分の会話で、よくそんなこと言えるな!?」


加藤「当然だ。彼女の目を見ればわかる」


高木「目??」


志村「どんな??」


加藤「どんな?えーと、あれ?俺、彼女と目を合わせたことなかったわ…」


高木「なんなのコイツ!?さっきから論破されてばっかりじゃねえか!!」


志村「もう諦めろ。お前に彼女なんて怪しいと思ったんだ(笑)」


加藤「いーや!!だったら今度の日曜日、デート行くからお前らに見せつけてやるよ!!」


高木「何を!?」


加藤「俺と彼女のイチャイチャライフを!!」


志村「たったの5分だろ(笑)」


〜デート?当日〜


高木「渋谷か。場所だけはデートっぽいな(笑)」


志村「それな。どーせ5分しか会わねーのにこんなとこ来やがって…(笑)」


高木「しかもアイツ、この5分のために2時間前に集合するとか、正気の沙汰じゃねえ…」


志村「2時間前に来て何してたんだろ(笑)」


高木「どーせ妄想だろ(笑)」


志村「しかも相手は平然と30分遅刻してるし…(笑)」


高木「マジで舐められてんな(笑)」


志村「そうだな。あ、来た!噂のアイドル(笑)」


自称アイドル「ごめーん待った?」


加藤「ぜ、ぜぜぜ全然待ってないでしゅ!!」


自称アイドル「じゃあ行こっか。今日は私、ケチデスのバックが欲しいなーって」


加藤「はい!!是非買います!!…と言いたいところなんどけど、実は俺もうお金が…(笑)」


自称アイドル「は??」


加藤「え??」


自称アイドル「だったらもう別れよ。さよなら」


高木・志村「「こっっっわ!!」」


高木「ガチでただの金の亡者じゃねえか!!」


志村「さっさと別れろ!!」


加藤「嫌だ!!俺別れたくない!!」


高木「なんで!?」


加藤「一生貢ぐから彼女でいて!!」


志村「ドMか!!」


自称アイドル「しょーがないわね。じゃあバック買って」


加藤「はい!!臓器を売ってでも買いましゅ!!」


高木「買うな!!」


自称アイドル「じゃあ、次会う時までにお金用意しといてね❤」


加藤「はいご主人様!!」


高木「もはや主従関係じゃん」


志村「何してんだアイツ…」


加藤「どうだ!?ちゃんとした彼女だっただろ!?」


高木「いやだから、どこが!?」


志村「お前、奴隷扱いされてただけじゃねえか!!」


加藤「そういうプレイなんだよ!!」


高木「それでいいのか!?」


志村「それに、どーせ浮気もされてるしな(笑)」 


加藤「はあ!?浮気!?」


高木「そうだな。他にも貢ぎ男はいるだろう」


加藤「ふざけんな!!絶対許さねえ!!」


高木「さっきの扱いは良くて、浮気はダメなのか(笑)」


加藤「当たり前だ!!真の彼氏なら奴隷にだってなんだってなってやるわ!!」


高木「男らしいんだかキモいんだか…」


志村「いやキモいだけだろ(笑)」


加藤「よし!!さっそく彼女を尾行する!!」


高木「相変わらず行動力だけは大したもんだ」


志村「でも、彼女が今どこにいるかなんてわかるのか?」


加藤「そこは、ゴシップ記者の出木杉に尾行させてる」


志村「アイツ、いつの間にマスゴミになったのか??」


出木杉「なってねーわ!!人を勝手にゴシップ記者にするな!!」


志村「うお、ビックリした…」


加藤「おいおい。目を離してないだろうな?」


出木杉「大丈夫。あそこだよ」


高木「あ、本当だ。別の男とブランド店に入った(笑)」


志村「もうこれは、聞くまでもないな(笑)」


加藤「うそだああああアアア!!俺は認めん!!絶対に認めないぞ!!問いただす!!」


志村「いややめとけよ(笑)」


高木「もう行ったわ(笑)」


志村「行動はや!!」


〜店内にて〜


加藤「おい!!これはどういうことだ!?」


自称アイドル「げえ…なんでここに…」


加藤「俺への愛は嘘だったのか!?」


自称アイドル「ソンナコトナイヨ。加藤クンモダイスキ」


??「ちょっと待てよ!!俺は!?」


自称アイドル「あなたのことも勿論好き!!」


加藤「堂々と二股すんな!!」


自称アイドル「ソンナコトナイヨ」


??「どっちが本当に好きなんだ!?」


自称アイドル「えーと…うーん…」


加藤「ふざけんな!!浮気してんじゃねえ!!」


自称アイドル「シテナイヨー」


加藤「なんでさっきから、俺にだけ棒読みなんだよ!?」


自称アイドル「加藤君はいーや。だって全然お金無いし(笑)」


加藤「えええええええ!?!?」


高木「浮気を目撃した挙げ句、フラレる加藤(笑)」


志村「なんて可哀想な奴だ(笑)」


富「やっぱりね。彼女の彼氏に相応しいのは、このボンボン息子の() 豪太郎(ごうたろう)しかいないぜ!!」


自称アイドル「キャーカッコイイ!!ブランド品買ってー❤」


富「任せろ(ドヤ顔)」


??「おい俺は!?」


加藤「誰だアンタ!?」


金「カリスマ社長の(かね) 持太郎(もちたろう)だ!!」


??「俺を差し置いて他の男と…」


加藤「また出てきた!?」


成「俺はカリスマYouTuberの(なり) 金太郎(きんたろう)だ!!」


億万「俺はIT社長の億万(おくまん) 長次郎(ちょうじろう)だ!!」


財布「俺はホームレスの財布(さいふ) 空之助(からのすけ)だ!!」


加藤「全員、名前がひでえ!!」


高木「てか最後の奴だけは絶対にチゲえ!!」


富「おい。なんなんだこの男どもは…」


金「そうだそうだ。ふざけんな」


億万「今すぐに本命の1人を選べ」


加藤「そーだそーだ!!」


高木「いや、お前はもうフラレとるけど(笑)」


富「誰が本当に好きなんだ!!」


金「言え!!」 


自称アイドル「…………………」


成「まあ、俺だろうけどな」


金「いや俺だわ。バカか」


億万「財力が違う。確実に俺だ」


財布「いや俺だろ。どー考えても」


加藤「どー考えてもお前だけは無い!!」


自称アイドル「本命は、空之助くんです!!」


富・成・金・億万・加藤「「「「「え?????」」」」」


自称アイドル「ホームレスの、財布(さいふ) 空之助(からのすけ)くん!!」


加藤「は??」


高木「え??」


富・金・成・億万「「「「はあああああ!?!?」」」」


富「な、なな、なななななんで!?」


成「ホームレスだぞ!?」


金「お前、金好きだろ!?」


自称アイドル「いや、顔が一番タイプ(笑)」


富・金・成・億万・加藤「「「「「ふざけんな!!!!」」」」」


自称アイドル「実は本命は彼で、彼のためにアンタ達を使ってブランド品を集めてたんだよね(笑)」


こうして、永遠にホームレスに貢ぎ続ける地下アイドルの貢義(みつぎ) 杉子(すぎこ)であった。


~完~

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