↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
113/149

文化祭で商売根性出しちゃダメですか?

すいません。文化祭の時期からは少し外れてます。

9月ごろの話だと思って読んでください。

碇矢先生「さて、今年の文化祭の出し物だが…」


志村「はい!!かき氷がいいと思います!!」


碇矢先生「何か意見はあるか??」


志村「やっぱり、9月とは言えまだまだ暑い日が続きます。残暑をかき氷で吹き飛ばそう!!」


碇矢先生「遠慮なく言ってくれ。話し合おう」


志村「かき氷!!かき氷!!かき氷!!」


碇矢先生「何かないかー?他。」


志村「かき氷!!かき氷!!かき氷!!」


碇矢先生「お前は少しは遠慮しろ!!」


志村「なぜ僕の意見は聞いてくれないんですか!?」


碇矢先生「だってお前、利益出すことしか考えねえじゃん」


志村「はい。商売ですから」


碇矢先生「前も言ったが、学祭っていうのはみんなが協力して1つのことを達成する行事だ」


志村「はい」


碇矢先生「だから協調性を乱して、利益のみを考えるお前のような奴は困るんだ」


志村「はい。なので今年は僕1人で店をやります」


碇矢先生「は??」


志村「前回の失敗で僕は学びました。協力や信頼なんてクソ喰らえです。最後に信頼できるのは自分だけ。なので今度は僕1人で全て行います。」


古手川「コイツ、なんてことを!?」


高木「クズの極み!!」


碇矢先生「いや、認められないが」


志村「では退学します」


碇矢先生「何がお前をそうさせるんだ!?」


志村「いえ、僕ではなく異常なのは他のクラスメイトです。コイツらはおかしい」


加藤「なんだと!?」


古手川「自分のあたおかを棚に上げんな!!」


志村「いーじゃん。みんなは和気あいあいとやってくれ。俺は1人で死ぬ気で頑張って、利益も独り占めする」


加藤・古手川「「結局そこじゃねえか!!」」


志村「当たり前だ!!山分けなんてクソ喰らえ!!」


碇矢先生「あーもういい。お前は勝手にしろ」


志村「よっしゃ!!」


北野「流石は親友だ!!感動した!!」


志村「は??」


北野「先生!!俺も独立して店出したいです!!」


古手川「なんか違う勢力が現れた!?」


志村「はあ??お前なんていらねーよ」


北野「勘違いするな。俺はお前と一緒に店をやるわけじゃない。残念だっt」

志村「あ、そうなの?良かった〜」


北野「え??」


志村「お前と一緒だとロクなことねえからな。邪魔だし足は引っ張るしで、むしろいない方が良い」


北野「おいおい。ツンデレはやめろってー」


志村「いやガチだけど」


北野「そんなこと言って、後で仲間になってくださいって言っても遅いからな!?」


志村「死んでも言わんから安心してくれ」


北野「絶対後悔するから!!お前マジで、俺がいないと絶対繁盛しねえから!!グスン」


古手川「泣いてる!?」


北野「もういいし!!だったら杉本と森田と3人で店やるし!!」


森田「なんか巻き込まれた!?」


北野「え?やるよね?」


森田「絶対嫌だ!!ねえ杉本k」

杉本「感動したでござる!!絶対やろうでござる!!」


森田「はあああああ!?」


杉本「涙を流してまで店をやろうとするその熱い心意気、拙者めちゃくちゃ感動したでござる!!」


森田「いや違うから!!この涙はただ志村君に相手にされなかったメンブレの涙だから!!」


北野「わかってくれるか、杉本!!」


森田「おい嘘つくな!!」


北野「森田もやるよな?」


森田「やんねーよ!!」


杉本「森田、どこまで薄情でござるか?」


森田「え??」


杉本「これまであれほど北野くんにお世話になっておいて、いざお願いされたら断るでござるか??」


森田「いやいやいやいや!!え??君は記憶でも改ざんされてるの!?迷惑をかけられたことは何度もあるけど、助けてもらったことは一度もないよ!?」


碇矢先生「はいはい。もうどーでもいいから、お前達も別の店を開くってことね」


森田「待って待って!!全然違う!!」


北野「それで問題ない」


森田「大アリだ!!」


~移動中~


森田「あのさ、僕はやらないからね?」


北野「さて、どーすっか」


杉本「奇をてらった出し物がいいでござるね」


森田「聞けや!!」


北野「志村のヤローもクラスの奴らも、全員まとめてぶっ飛ばしてやるぜ!!」


森田「ハイハイ頑張って。僕は教室戻るから」


北野「寿司売ろーぜ!!」


杉本「天才でござる!!神アイデアでござる!!」


森田「待て待て待て待て!!寿司!?出店で!?東南アジアか!!」


北野「なんだよ。教室戻るんじゃなかったのか?」


杉本「そーでござる。森田はもう関係ないでござる」


森田「「関係ない」ではほっとけなさそうなレベルのことしてるって自覚ある!?」


北野「はあ!?寿司だぞ??日本人で嫌いな奴がいると思うか??」


森田「そういう問題じゃねえんだよ!!品質の問題なんだよ!!」


杉本「日本の海鮮、ナメんじゃねえでござる!!めっちゃ新鮮でござる!!」


森田「今は新鮮でも、常温だとすぐ駄目になるんだよ!!子供でもわかるわ!!」


〜その頃、志村〜


加藤「かき氷!?今!?」


志村「超高級かき氷を、リーズナブルな値段で提供する」


加藤「相変わらずなんか良さそう!!」


志村「まだ結構暑さが残ってるからな。爆売れするに違いない!!」


高木「それはどうか知らんけど(笑)」


志村「お前考えてもみろ。世間じゃ1杯1500〜2000円もするような、明らかにクソぼったくりゴミかき氷がまあまあ売れてるんだぞ!?」(※個人の意見です)


高木「いや、ボロカス言いすぎだろ!?」


志村「だってお前、かき氷なんて所詮、氷の塊にテキトーなシロップぶっかけただけだぞ!?かかるとしてもシロップ代くらいだ!!」(※個人の意見です)


高木「そのシロップが、高級なんじゃね?(笑)」


志村「いやいやいやいや!!シロップなんて所詮液体だし、果肉があったとしても2000円は取りすぎでしょ!!氷なんてほぼタダだし!!こんなもんに誰がこんな金払うんだよ!!安いバイキング行ったほうが遥かにマシだわ!!」

(※何度も言いますが、個人の意見です)


高木「いやそんな安いバイキングねーわ!!」


志村「あるわ!!ゴム肉しか出さない焼肉食べ放題!!」


高木「あるけども!!そんなとこ行きたくねえよ!!」


志村「お前、それで2日間は何も食べずに済むんだぞ!?コスパ最強だろうが!!」


高木「それはお前だけだし、腹持ちとコスパでしか考えてねえじゃねえか!!」


志村「それが、一番大事ー♪」


高木「やかましい!!」


志村「まあつまり、ゴミみたいな原価のかき氷を1000円くらいのぼったくり価格で売って、ボロ儲けしようというわけだ!!」


加藤「お前もやってること同じじゃねえか!!」


志村「しかも俺の場合は激安シロップだ。さらに安上がりで済む」


加藤「さらに悪質!!」


高木「ほぼ詐欺じゃん!!」


志村「俺にとってはそれでも高級だ」


加藤「やかましい!!」


〜学祭当日〜


志村「…………………」


加藤「…………………」


高木「…………………」


志村「おい!!誰も来ねえじゃねえか!!」


加藤・高木「「知るか!!」」


志村「おかしいだろ!!かき氷だぞ!?」


加藤「どんだけかき氷を信頼してんだコイツ!?」


志村「だって、かき氷嫌いな奴いないだろ!?」


加藤「いや別にいるだろ!?そこまで万人受けする食べ物じゃねえ!!」


「うわ、ここが噂の詐欺店か…」


「いかにも詐欺しそうな店員よね…」


志村「うん??」


「ここの志村って人、人を騙して金儲けすることで有名らしいよ」


「聞いた聞いた。安い食べ物をわざと高い値段で売ってるんでしょ?ひどいよね」


志村「おい!!誰だそんなデマを流した奴は!?」


高木「大体合ってるだろうが!!」


加藤「なんか、ネット(25 ch)の掲示板でこんな情報があがってるぞ(笑)」


志村「なに!?」


加藤「「度◯府高校の志村という男に要注意!!詐欺でお金を稼いでいます!!文化祭で見かけたら要注意です!!彼の売るものを絶対買わないように!!」。だってさ(笑)」


志村「なんだこのクソ掲示板はゴルアアアアア!!」


高木「すげえ、めっちゃ盛り上がってるな(笑)」


加藤「どれどれ…「わかるでござる。志村殿は金に汚い男でござるからな」」


志村「テメエが俺の何を知ってんだ!?」


加藤「金に汚いところだろ(笑)」


高木「しかしこの変なしゃべり方、なんかどっかで聞き覚えあんな…?」


加藤「「志村とかいう奴、マジで口臭いし、うるさいし、性格悪いしでみんなから嫌われてる」」


志村「マジなんだコイツ!?」


高木「すげえ、だいたい合ってる」


志村「合ってねえ!!」


加藤「「そうでござるね。志村殿は最低最悪の男でござる。人間のクズでござる」」


高木「これもあってるな…」


加藤「それな…」


志村「少しは否定しろ!!」


加藤「「こんな奴の出す料理なんて、たとえかき氷だろうが絶対食べちゃダメだ。質が悪すぎて腹を壊すに違いない!!絶対マズイし。」」


志村「マジなんだコイツ!?」


加藤「「そーだそーだでござる。詐欺師の出す詐欺飯なんて絶対に食べちゃダメでござる」」


高木「…なんか、さっきから同じ奴が何回もしゃべってない?」


加藤「それな。この2人がずーっと似たようなこと言ってるよな」


志村「待てよ…ござる??」


加藤「あ、そーいえば北野と杉本の出店、どうなったのかね?(笑)」


高木「無理だろアイツらじゃ。場所取りもオワコンだったらしいし(笑)」


志村「アイツらだああああああああ!!」


加藤・高木「「は??」」


志村「アイツらだ、こんなことをするのは、間違いない!!アイツらが上手くいかない腹いせに、俺の店の評判まで落とそうとしてるんだ!!」


加藤「いや、何のために!?」


志村「そうと決まれば、行くぞお前ら!!」


加藤「いやなんで俺らも!?」


高木「関係ねえだろ!?」


志村「友達のピンチだぞ!?」


加藤「あんだけ1人で商売やりたがってたのに!?」


志村「ピンチの時は駆けつけて、後は使い捨て。それが友達ってもんだろ!?」


加藤・高木「「ただの便利屋じゃねえか!!」」


〜5分後〜


加藤「なんだここ…森の中じゃん…」


高木「アイツら、こんなとこで店出してんのか??」


北野「グヘヘ…ざまあみろ志村…」


志村「うん??」


杉本「北野くん。また悪口言ってやったでござるよ」


北野「よくやったぜ杉本。これであの店も終わりだ(笑)」


志村「やっぱりテメエらか!!このクズどもが!!」


北野「げえ!?志村!?」


杉本「ござござる!?」


北野「なんでお前がここに!?」


志村「怪しいと思ったんだ…テメエらなら、こういう陰湿なことするだろうってな」


北野「陰湿だと!?ただただネットで誹謗中傷してるだけだろうが!!」


志村「それを陰湿と言うんだ!!」


加藤「大体、なんでこんなことしてんだ?(笑)」


高木「それな。お前と志村は大親友じゃん(笑)」


志村「こんな奴と勝手に大親友にすんな!!」


北野「そうだな…簡潔に言うと、深すぎる愛情が憎しみに変わってしまったと言うべきか…」


加藤・高木・志村「「「は???」」」


北野「大親友志村を思う心が強すぎたがゆえに、裏切られたショックで、その気持ちが強い憎悪に変わってしまったのだ…」


志村「いや、あの、何いってんの??」


加藤「わけわかめ」


志村「まあとにかく、今からお前の掲示板を荒らしてやる。覚悟しろ」


加藤「やり返しがしょぼい!!」


志村「大体テメエは何の店してんだよ?」


北野「よくぞ聞いてくれた!!俺達は他の人が絶対にマネできない出店にした!!」


志村「へえ。何売ってんの?」


北野「寿司だ!!」


加藤・高木・志村「「「は???」」」


北野「どーだ!!驚いただろ!?」


加藤「いやまあ、そりゃ驚くけど…」


高木「頭悪すぎん?出店で寿司って…」


志村「冷蔵庫にでも入れてんのか?」


北野「いや?冷蔵庫なんて買う金ないけど」


加藤・高木・志村「「「は???」」」


加藤「じゃあどうやって保存してんの?」


北野「いや、そこにそのまま置いてある」


加藤「東南アジアか!!」


高木「嘘だろコイツ…」


志村「バカすぎてモノが言えない…」


加藤「腐るって言葉を知らんのか…?」


北野「チッチッチ。甘いな君たち」


加藤・志村「「あ??」」


北野「この俺様が鮮度のことを知らないと思ったか?当然対策してある」


加藤「へえ、どんな?」


北野「この場所だ!!」


加藤「は??」


北野「ここは、森の中だろ??」


加藤「うん」


北野「つまり、涼しい!!」


加藤「は??」


北野「森は涼しい!!この涼しさで、刺し身の鮮度を保つことができるんだ!!」


加藤「バカすぎる…」


高木「義務教育の敗北だな」


北野「だから冷蔵庫を買う金もいらない!!そこで俺達は、全財産を寿司に注ぎ込んだ!!」


加藤「は??」


北野「見ろ!!これが話題の超高級寿司だ!!」


加藤「いやもう、バカがすぎる!!」


北野「一貫1万円。全部で100万円かかった」


杉本「社長の息子、奮発したでござる」


加藤「その金で冷蔵庫買え!!」


高木「で、それ売れてんの?」


杉本「今のところ、2貫売れたでござる」


高木「たったの2貫!?大赤字!!」


加藤「でもよく売れたな!?買ったやつ勇者だろ!?」


杉本「あまりにも売れないから、自分で金払って買ったでござる」


加藤「それは1つも売れてないって言うんだよ!!」


高木「どーすんだよ!?100万円が無駄になってるじゃねえか!!」


杉本「まあ、その時はその時でござる(笑)」


高木「なんだコイツ!?」


加藤「流石は社長の息子!!余裕がちげえ!!」


志村「超ムカつく!!金よこせ!!」


志村「でもこのままじゃ、せっかくの超高級寿司が無駄になっちまうな…」


杉本「大丈夫でござる。先程無料キャンペーンを始めたので、間もなく客が押し寄せるはずでござる」


加藤・高木「「来ねーよ!!」」


杉本「なんででござるか!?」


北野「そーだよ!!100万円の寿司だぞ!?」


加藤「こんな長い間常温にさらされた寿司なんて、誰が食べたいと思うよ!?」


高木「金もらってもいらねーわ!!」


志村「マジ!?無料で食えんの!?」


加藤「なんか釣られたバカがいる!!」


高木「マジで死ぬほど腹壊すぞ!?」


杉本「大丈夫でござる。拙者達が既に実食済みでござる」


加藤「全然大丈夫じゃねえ!!」(※マジで大丈夫じゃないので絶対やめてください)


北野「食べてからめまいと吐き気が止まらないけど、美味しかったから大丈夫」


加藤「大丈夫じゃねえじゃん!!」


高木「志村お前、絶対やめろよって…」


パク


志村「うめえええええええええ!!!!」


加藤「おいいいいいいいい!?なんなんだテメエは!?」


高木「バカなのか!?マジでバカなのか!?」


志村「いやだって、一貫1万円の超高級寿司だぞ??そんなもん、これからの人生で一度でも食べる機会があると思うか??これは、腹をブチ壊してでも食べる価値がある!!」


加藤・高木「「いや、ない!!」」


志村「てかマジでうまい、ヤバい。これが無料!?そんなの食べない理由がない。嘘だろ?てかマジでうますぎる、やべえええエエエ!!」


北野「だろだろ??味はマジでお墨付きだぜ!!」


杉本「超一流の超高級寿司屋から100万円で取り寄せたでござる!!」


加藤「その超高級寿司が、こんな扱いを受けるなんて寿司屋可哀想!!」


志村「いやいや。こうして俺の胃袋に収められてるから」ムシャムシャ


北野「ずりいぞ志村!!俺も食べる!!」


志村「はあ!?これはもう、全部俺のもんだ!!」


北野「ふざけんな!!俺の店だぞ!?」


ムシャムシャ


バクバク


志村・北野「「うめええええええええ!!!!」」


加藤「…………………」


高木「…………………」


ゴクリ


加藤「なんか、美味そうに見えてきた…」


高木「普通に、ちょっと食べたいんだが…」


北野「あーうめー、こんな美味いもんを敬遠して食わないなんて、マジでもったいねえわ。バカだなー」


志村「うめえうめえうめえうめえ!!!!」


バクバク


ムシャムシャ


加藤「…………………」


高木「…………………」


北野「流石は一貫1万円の寿司だ!!回転寿司とは比べものにならないうまさ!!深い味わい!!」


志村「うめええええええええ!!」


加藤「ヤベエ、うまそう…」


高木「もうダメだ!!俺も我慢できねえ!!」


パク


加藤・高木「「うっめえええええええ!!!!」」


そして、1時間後全員腹を壊しましたとさ。

みんなも、衛生面には気をつけよう!!


〜完〜

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。