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白波対佐藤4

『【風球】! 【風弾】!』


『【氷壁】! 【凍結】!』


 佐藤さんは、【氷壁】で、攻撃を防御したあと、【凍結】で、白波さんの動きを止め、走る。


『【風壁】!』


 白波さんは、【風壁】を発動し、佐藤さんが来ないようにする。


『【氷の道】!』


 佐藤さんは、【氷の道】を発動し、自身の前に、氷の道を作った。

 氷の道は、佐藤さんの前から【風壁】を越えるように出来ており、白波さんの元へ行けるようになっている。


 佐藤さんは、その道を通り、白波さんの前に来た。


『はぁ!』


 と、手に持っている、氷の剣で斬りかかった。


『【風剣】! くっ!!』


 白波さんは、【風剣】を発動し、風の剣を作り、佐藤さんの攻撃を止める。


 だが、咄嗟に止めたため、少し、声が漏れてしまったようだ。


『よ、よく止めたね。さすがは白波さん。驚いちゃった!』


『あ、ありがとうございます。私も驚きましたよ。まさか、氷の道が出来て、私の【風壁】を避けるなんて』


『んんん!』


『くっ!』


 佐藤さんが力を込めて、氷の剣を白波さんに当てようとしている。

 だが、白波さんは、必死に、その剣を風の剣で止めた。


『はぁ、ダメだね。このままじゃ、当てられないや』


 と、佐藤さんは、言ったあと、バックステップをして、1度、白波さんから距離をとった。


『ふぅ~。ここまで、攻めているのに、まだ、傷をつけられないなんてね』


『今の攻撃は、驚きましたよ。まぐれで、防御出来たからよかったです』


『そっか。今の攻撃は、あと少しで、傷をつけることが出来たんだね?』


『はい。咄嗟の防御がギリギリ間に合っただけだったので』


 今の攻撃は、まぐれで止めたのか。まぁ、白波さんからしたら、びっくりしただろうな。

 風の壁を作り、佐藤さんを来られなくしたのに、いきなり、氷の道が出来て、佐藤さんが自分の前に来たのだから。

 そして、手に持っていた氷の剣で、斬りかかられる。


 でも、俺との【魔高の戦い】の時も、【風壁】を避けたとき、驚いていたよな。

 あぁ、2回目だったから、咄嗟に防御が間に合ったのか。

 

『さぁ、どうしようかな? 今のも、止められちゃったからね』


『私もどうしましょう? このまま、戦っていても、どちらかが、魔力切れになるまでは、決着がつきそうにありませんね』


『そうだね。ふぅ~。じゃあ、私は、とっておきの魔法を発動するよ。このまま、切り札を取っといたら、本当に魔力切れになるまで、決着つきそうにないしね』


『そうですか。なら、私も、本気の魔法を発動します』


『いいね。じゃあ、発動するよ』


『ええ』


『【氷の世界】!』


『【暴風】!』


 2人が、本気の魔法を発動した。


 





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