白波対佐藤
俺は、今、第1闘技場にいる。理由は、白波さんと佐藤さんが【魔高の戦い】をするためそれを見るためだ。
先生が【クラス対戦】のボーナスとしてポイントを渡したあとは、すぐに解散となり、白波さんと佐藤さんは、話していたとおり【魔高の戦い】をやることとなって、第1闘技場にいる。
俺の横には、三木さんが座っており、一緒に白波さんたちの【魔高の戦い】を見るのだ。
「どっちが勝つかな? 白波さんの風が勝つ? それとも、佐藤さんの氷が勝つ?」
「さぁな?」
(さぁな? 俺もわからないよ。でも、面白いと戦いになりそうだよね)
はぁ、でも、羨ましいなぁ。俺も【魔高の戦い】がしたいよ。
俺は、白波さんとやった【魔高の戦い】しかやっておらず、経った1回しか【魔高の戦い】をしていないのだ。
そのため、凄く羨ましい。
「そういえば、一ノ瀬くんは、経った1回しか、【魔高の戦い】をしてないよね?」
「ああ」
(ああ、そうだよ。白波さんとやった【魔高の戦い】だけだね)
「【魔高の戦い】をやりたいとは思わないの?」
「やりたい」
(そりぁ、やりたいよ。戦うのが好きだからね)
でも、誰に、挑んでいいのかわからないし、白波さん以外に、俺に挑んでくれる人もいなかった。
だから、俺は、まだ、白波さんとしか、【魔高の戦い】が出来ていない。
「そっか。もし、一ノ瀬くんが【魔高の戦い】をやるんだったら、私、絶対見るよ!! それで、一ノ瀬くんを応援する!!」
わぁ、かわいい。嬉しいなぁ~。こんなかわいい子が、応援してくれるって。
余計に、【魔高の戦い】がやりたくなってきた。
『それでは、戦闘開始のカウントダウンを始めます』
三木さんと話していると、第1闘技場全体にアナウンスが流れてくる。
やっと、始まるみたいだ。俺は、ふと、この第1闘技場にどれだけの人が気になり、周りを見渡してみる。
『カウントダウン、5』
すると、大分、人がいた。みんな、【魔高の戦い】が好きなのか、凄い人が集まっている。
それに、【魔高の戦い】をするのが、白波さんだから、見に来ているのかも知れない。
白波さんは俺との【魔高の戦い】以来、色々な人から注目されているみたいだ。
凄く強い、1年で、とても美人。まぁ、見たい気持ちも分かる。
『4、3、2、1』
「やっと始まるんだね!」
「ああ」
(ああ! 見ていて絶対におもしろい戦いになりそうだ!)
『0』
「〈風球〉!」
始まった瞬間に、白波さんが佐藤さんに魔法を発動した。
早いな。
「〈氷球〉!」
佐藤さんは、白波さんの〈風球〉に対して、〈氷球〉を発動した。
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