【クラス対戦】終了後4
みんなで、話していると、大分時間が経っており、もうすぐ、集合時間だ。
教室の中を見渡すと、多分全員集まっていると思う。
全員、ちゃんと1時間以内に、目が覚めたんだな。
こうして、考えてみると、魔法を使える人たちの体が、頑丈なのが分かる。
元の世界だったら、こんなに魔法を撃ち合って、殴り合っているのだから、重傷になって、いるはずだ。
だが、この世界の魔法が使える人間は、魔力に耐えるために、体が頑丈になっており、身体能力も、通常の一般人よりも、高い。
魔力という、エネルギーを体の中で、作り、操っているためだ。
この、エネルギーは、とても強力なもので、普通の人間なら、体の内側から、壊れていくだろう。
それに、耐えるために、体が頑丈になり、身体能力も上がっている。
だからこそ、【魔道士の戦い】や【魔高の戦い】、【クラス対戦】などで、全力を出すことが出来るのだ。
それに、もしケガをしたとしても、優秀な回復魔法の使い手がいるため、死ななければ治して貰えるだろう。
どんな重傷だとしても。
俺の家族は、妹の里奈を除けば、全員が、魔法を使える。
そのため、俺や両親のように、体が頑丈ではない、里奈に対して、大分慎重になっていたな。
俺たちは、例え、車とぶつかったり、銃で撃たれたりしても、死ぬことはないだろう。
それどころか、軽傷で済むかもしれない。だが、里奈だけが違う。
それに、身体能力も俺たちの方が高いから、同じようには、出来ない。
だから、色々と大変だったなぁ。それに、中学までは、周りにも気を遣わなきゃいけなかったし。
魔法を使える人間が、中学の頃までは、珍しい存在で、あったため、高校に通っている今、周りに魔法が使えない人間の方が少ないため、ふと、そんなことを思った。
俺がそんなことを思っていると、教室の扉が開き、先生が入ってくる。
「全員、席に着け」
と、先生が言った。時計を見ると、もう集合時間になっている。
「じゃあ、みんなまたあとでね!」
「うん。またあとで!」
「ええ。では、またあとで」
と、3人はそれぞれの席に戻って行った。さっきまでは、俺の机に集まって話していたため、俺は、移動する必要がない。
みんな、いつも俺の席に集まってくれるんだよな。
「よし。全員集まっているな。よかったよ、全員遅刻することなく、集まることが出来て」
と、教室を見渡しながら、先生が言った。まぁ、もしかしたら、まだ、気絶していて、何人か遅刻するなんてことが、あったかもしれないもんな。
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