【クラス対戦】終了後
「1時間後に教室に集合してくれ。それまでは、休憩だ」
と、先生は言う。1時間の休憩は、まだ気絶している、人もいるからだろう。
さて、どうしよう。ここに、気絶している女の子が3人いる。
この女の子たちを無視して休憩なんて、出来ないよなぁ。
そんなことを考えていると、先生らしき、人が近くにやって来た。
「あなた、一ノ瀬くんよね」
「はい」
(はい。そうです)
「やっぱり! 私は1年5組の担任をしている。田中です。よろしくね!」
「よろしく」
(一ノ瀬です。よろしくお願いします)
「一ノ瀬は、もう、第1訓練場から出てもいいよ。この女の子たちは、私が運ぶから」
と、先生が言うと、三木さんたちの体が浮く。
「驚いた? これが私の魔法よ!」
人の体を浮かすことが、出来る魔法か。重力魔法か、なにかか?
「じゃあ、私は保健室に運んじゃうから、早く第1訓練場出るのよ」
と、先生はそう言ったあと、第1訓練場から出るために歩き出す。
俺も、第1訓練場から出るか。
楽しかったな、【クラス対戦】。戦ったことのない人と戦うことができたのは、凄く嬉しかった。
特に、佐藤さんとの対決がよかったな。もしかしたら、佐藤さんは、白波さんよりも強いかもしれない。
そんな強い人と戦えたのだから、【クラス対戦】は、最高だった。
でも、唯一【クラス対戦】で、残念なことがあるとすれば、白波さんと戦えなかったことだろう。
まさか、白波さんが俺以外の誰かに負けるなんて、想像出来なかった。
そして、その白波さんを倒した人を、俺が一撃で倒してしまったことも想定外なんだよな。
もっと、凄い勝負ができると、思っていたのに。でも、まぁ相性の問題でも、あるんだろうな。
俺は、〈反射神経強化〉を使っていたため、殴られたと、同時にパンチを繰り出したから、避けることが出来なかったのだろう。
それに、三木さんや佐藤さんは、一撃でやられていたが、俺は耐えることが出来た。
理由は、佐藤さんは、疲れがあったためだろう。三木さんは、普通に弱かった。
白波さんは、どうやって負けたんだろうか? 不意打ちを疲れてだろうな。
魔法で、見ることの出来ない敵がいきなり、攻撃をしてくる。
それは、防ぎようは無いだろう。俺も、防ぐことは出来ず、カウンターで、敵を倒したのだから。
だから、白波さんも防ぐことは出来ず、負けてしまったんだろう。
やっぱりおれが一瞬で倒すことが出来たのは、強化魔法のおかげだな。
【クラス対戦】は、楽しかった。たくさんの敵と戦うことが出来、優勝することが出来たのだから。
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