【クラス対戦】5
ははっ!! 楽しい!!
「ぐっ! 本当に一ノ瀬くん強いね!」
「〈土球〉! もう! 何で、魔力をこんなに込めているのに〈土球〉を壊せるのよ!?」
〈土球〉が硬くなっている理由は、魔力をたくさん込めているからっぽいな。
俺は、飛んでくる〈土球〉を殴り壊しながら、そう思った。
「どうする? このままじゃあ一ノ瀬くんを倒せる気がしないよ」
「どうしましょうか? 私、もうすぐ魔力が切れそうなのよね」
「やばいじゃん!?」
「ええ。やばいわ」
ふぅ、もうすぐ魔力が切れるのか。それは、そうだろうな。
こんなに〈土球〉が硬くなっているのだから、その分大量に魔力を使うだろう。
「どうするの!」
「最後まで、戦いましょう。たとえ、勝てないとしても!」
「うん! そうだね! 諦めるなんて嫌だもん。だから、最後まで戦うよ」
最後まで諦めないか。ははっ! 本当に楽しいなぁ!!
最高だな! 最後まで全力で、戦ってくれるなんて。
「行くわよ! 〈土球〉!」
〈土球〉が、俺に向かって飛んでくる。これは、多分今までで、1番硬い〈土球〉だろう。
さぁ、どうしようか?
「〈強化〉」
(〈反射神経強化〉!)
俺は、〈土球〉を避けることにした。別に壊す必要なんて、ないからな。
「避けるの!?」
と、驚かれた。
「はぁ!!」
と、身体能力強化魔法を使う女の子が俺に向かってくる。
その女の子は、俺に殴りかかってくるが、全て避けた。
「くっ! なんで、当たらないの!」
「〈土球〉! 〈土球〉! 〈土球〉! 〈土球〉!
〈土球〉!」
と、5連続で、〈土球〉が飛んでくる。だが、俺は、〈反射神経強化〉を使っているため、簡単に避けることが、出来た。
「また、避けられたわ!」
俺は、〈土球〉を撃つ女の子に向かって走る。先にこの女の子から、倒すことにしよう!
「はぁ!」
と、身体能力強化の女の子が、邪魔をしてくる。
「やらせないよ!」
くっ! 邪魔だなぁ!
「〈土球〉!」
凄いな、この2人は、本当にコンビネーションがいい。
俺は、飛んでくる〈土球〉を避ける。
「やぁ!」
と、避けた先に身体能力強化魔法を使う女の子が来た。
だが、それを余裕を持って躱す。
「なっ!?」
そのまま殴りかかる! 避けられたとしても、また殴る! 殴る! 殴る!
すると、やっと1発当たった。
「ぐっ!!」
と、身体能力強化魔法の女の子が、吹き飛ぶ。
「亜美!」
身体能力強化魔法の女の子は、亜美と言うらしい。
その亜美は、吹き飛んだあと、気絶をしたようで起き上がってこない。
凄かったな亜美は。俺よりも、スピードは遅かったのに何度も何度も、俺の攻撃を避けていた。
だが、俺は、〈反射神経強化〉を発動したため、避けられたとしても、すぐにパンチを繰り出し続けることができる。
そのため、最後は避けることが出来なかったんだろう。
そのあと、俺は、〈土球〉を使う女の子も殴って倒す。
この女の子は、もう、魔力が切れかけていたし、身体能力が、俺よりも低かったため、俺の攻撃を避けることが出来ず気絶をした。
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