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ソウルシフター

ソウルシフターはオリジナルの造語です。

 はるか時代、偶然に原始の星に巨大隕石が落ち、原始の星は焦土と化し、繁栄していた太古の種族たちは絶滅した。しかし、絶滅したのは太古の種族恐竜だけではなかった。そこには、宇宙の彼方よりやってきた文明の発達した種族もいた。恐竜が進化した竜人だ。


彼らは自分たちの祖先だった恐竜が住む星を見つけては恐竜を保護していた。いく万年後に、彼等の似た知的生命に育つように遺伝子を操作をするわけでもなく、ただ見守り、異世界や宇宙から時々やってくる知的生命体や異世界の種族から守っていたが巨大隕石までは防ぐことができなかった。


 それから、いく彼方の星々が生まれ消えていったが、また、宇宙の彼方から死滅した種族の仲間が調査しにこの星にやってきた。竜人達は科学の粋をかけ死滅した原因を探した。しかし、すでに途方もない時間が流れており、焦土と化し荒野になった地表も、緑あふれいく数の生命や種族も誕生していた。


 調査不可能と思えた仲間の死滅の可能性が導かれた。それは巨大惑星の衝突だ。そのような結果を導きだせたのも、同じように、他の太古の星に移り住んでいた仲間も隕石が衝突し死滅したことがあったからだ。

 

 そして、決定づけたのは、隕石の成分も類似していた。その隕石はある種の意思を持っているかのように、偶然にも、太古の星に導かれるように飛来していた。不思議な事に、隕石が飛来すると、原始の星はいったん焦土と化し荒野が広がるが、太古の空を雨雲が覆い、新たな新種の生命体を星全体に宿す。


 まさに、神の御業の如く命の花が咲き乱れるようになる。


 そして、生命の輝きを増した星には精霊たちが音楽を奏でるようになる。精霊はあらゆる草木とお話をし、小動物と踊りはじめる。そして、いつしか知的生命体も現れ始める。


 そして、精霊を神と崇めだした。生命体の想いは精霊たちを神化させる。想いは形に変えるかのように、一部の精霊は具現化して神と名乗った。


 そんな時に、死滅した仲間達がやってきたのだ。もしかしたら、具現化した精霊が、我等の仲間を滅したのではなかろうか。そんな疑惑が持ち上がった。


 文明をはるか凌駕するほどの種族は、神にまで祀られた具現化した精霊を含め、このような輩たちに殺されたかという気持ちで憂さを晴らすべく、兵力の限りを使い、地表にいるあらゆる生命を滅ぼした。


 戦争にもならないほどの少なからず抵抗。地表にいたあらゆる生命が理不尽な想いが星を包んだ。


あらゆる魂は空を登っていったが、精霊たちの魂は集まりはじめ、精霊神になり、時空のハザマを漂う、精時空のハザマの民となった。


 一部の精霊たちの魂はこの理不尽な想いと共に、魔精霊と呼ばれる実態ない神に近い存在となって姿を現わし反撃をし始めた。長くこの争いが続いた。あらゆる星にいた魔精霊と共に精霊神も駆逐された。


 しかし、時空のハザマの民となった一部の精霊神は忘れ去られ、ひっそりと生き続けた。


 時は流れで、竜人はある星のエルフから文明が発達した地球という星の情報を得た。竜人は地球に関するあらゆる情報を調べた。


 なぜならば、過去に魔精霊ともども駆逐した星だからである。そして、調べ上げた情報の中に精霊神と魔精霊らしきものが地球で復活できる情報を得た。


 表だって、竜人が動けば、残っている魔精霊を捕まえることは出来ないので、竜人がまた地球にいる魔精霊を含めた関係する者たちを殺し始めるという情報を流した。


 慌てた墓守達は、逃がそうと神と呼ばれてた具現化した精霊を復活させようとした。


 しかし、地球人が具現化した精霊の復活を阻止した。確保した具現化した精霊の魂はダンジョンマスターと言われるものだった。地球人たちは、異世界に存在していたダンジョンマスターやダンジョンコアの魂も確保に成功した。


 確保した魂を元に時空のハザマの民と接触する機会に恵まれた。接触をしてみると魔精霊ではなく、エルフからも敬われる、かなり善良ともいえる精霊神という存在だった。


でも、精霊神とのこの接触は誰かが裏で仕組んだ可能性が出てきた。


これは誰の仕業か?

そして、地球では、すでに実在しなくなってしまった、ダンジョンシステムとは?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


報告レポートを書き終えるとオーマが横にいた。

「もしかしたら、ソウルシフターが黒幕かもしれんぞサラ。」

「ソウルシフターって何者なの?」


ガバッと椅子から起き上がり、精霊神ララは叫んだ。

「ソウルシフターがここにいるの!」


「何あわてふためいてるのよ!いきなり、びっくりしちゃうじゃないのよ。」


「だってあのソウルシフターですよ。」

「何言ってるのララ。オーマおじ様ソールシフターって何よ。」


「ソールシフターっていうのはな。シェイプシフターの魂版みたいなものじゃ。わかるかサラ。」


「シェイプシフターって、いろいろな姿に変身する魔物?妖?の類でしょ?それの魂版?ってそんなのいるの?」


「横で今サラが書いたレポートを読んでみると、異世界に伝わる伝説を思い出してな。」


「伝説って。オーマおじ様詳しく教えて!」

「いや何、シェイプシフターみたいな者が不慮の事故で死んだり、地縛霊ような幽霊みたいな存在になるとソールシフターになるんじゃよ。一種のゴーストじゃ。」


「オーマ様、少し付け加えてもよいですか。」

「ララ、お主詳しそうじゃな。」

「はい。あまり詳しくは申せませんが、ソールシフターはいろいろな魂に変化し、生き物に乗り移ったりしますが、一部の強力な亜種というソウルシフターはさらに、他の魂や霊体に乗り移ることもできるんです。」


「やばくない。ソウルシフターって。でも、なんでソウルシフターと思ったのオーマおじ様。」

「ダンジョンシステムみたいなものがあると異世界は死体は勝手になくなるんじゃよ。もし、ダンジョン以外の場所で死んだら、魂も捕まり、死霊使いの格好の餌食だしな。なにより、争いもない場所ではソウルシフターなんて生まれないんだよ。でも、ソウルシフターの亜種なんて初耳だよララ。」


「いや、その・・・・以前魔精霊の霊体を乗っ取ったソウルシフターがいたもので・・・」

「魔精霊って、竜人に倒された奴か?」

「その、肉体と魂は消滅したんだけど、あまりにも強大な霊力もあり、霊体だけ存在してたというか・・・」

「なんで、そんなこと知ってるんだ。まあ、何か事情があるのかは、きかんがな、もし、シェイプシフター亜種がいたらどうなんじゃララ。」


「大変な事になります。」


「でも、多分いるぞ。仮想空間に!」


「なんですと~~~。」


「だって、我がわかるように、イースもソフィアも何となく感じ取ったから、交渉に応じて、なおかつララ、お前をよこしたんじゃろ。」


「イース姉さんひどい・・・」


「我も考えたんじゃが、もし、何等かの理由で精霊神と地球人を争わせようとしたら、力のあるものなら、間違いなく、近くで様子を観察しようとするはずじゃ。それに、ダンジョンマスターの強大な魂や霊体が必要とするソウルシフターなら、ダンジョンシステムを破壊するべき者に力を与える精霊神を疎ましく思ってるはずじゃろ。それに・・・・まあいいか。」


「オーマおじ様気になる。気になる続きは!!」


「これは憶測じゃぞサラ。もし、ドラゴン族みたいな種族と魔精霊の能力もあるようなソウルシフター亜種が協力してたら、片方はより強い個体を作り、もう片方は、不慮の事故で死んだときには魂と霊体を頂く代わりに、ダンジョンシステムを維持するためにダンジョンコアと、ダンジョンマスターに忠実な命令可能な魔族を作ったりしてな。」


「だとしたら、死霊使いもソウルシフターの仲間だったりしてね。だってオーマおじ様が魔王だった時、退治されても、異世界にはまだ魔物がいるんだもん。」


「可能性はないかもしれんが、まずは、仮想空間に囚われているソウルシフターを見つける必要があるぞ。」


「・・・イースお姉様もソフィア王女様もひどい。何が精神的影響よ!コンピュータウイルスよ。本当はソウルシフターの影響も考えてたんだわ。間違いなく。」


「なに、ぶつぶつ言ってるんだララ。」


そんな時、また一人仮想空間に飛び込んだ魂があった。どうやら、事件に巻き込まれた、地球連合国家の関係者みたいだ。


「ちょうど今、アバター回避用エマージェンシー仮想空間に一人入ってきたものがいるんだ。こいつは別のアバターBODYに返しても大丈夫かの~ララ。」


「ダメよ。一応、ネット接続不能の隔離用の仮想空間サーバーを用意してそこに移して。」


「ICUみたいな感じの仮想空間ね。了解ララ。」


「まだまだ、アバター回避用エマージェンシー仮想空間に入らないように、ネット回線を外して。そして、ネット回線を新たなアバター回避用エマージェンシー仮想空間はもちろん、新たに通常用の仮想空間も複製してに接続して運用して。」


「今まで使ったサーバはスタンドアローンシステムとして、魂の種族に合わせて監視するよ。」

・・・・・


ちなみに、アバター回避用エマージェンシー仮想空間に飛び込んできたのは、この研究所で働く女性の父であった。この父の魂は今後どのようになっていくのだろうか。ますます、仮想空間内が今後どう変化するのか心配な精霊神ララがそこにいた。

ぼちぼち更新します。

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