精霊神
精霊神ララが助っ人に入ります
エレメントの助けもあり、ハイパーコンピュータサーバ内の魂の異変はとりあえず終息した。しかし、問題は山積したままである。仮想空間内は一種のコンピュータウイルスに感染した状態であり、もし仮に、新たな魂が仮想空間へ入り込むようなことがあればまた、魂の重合反応が起こる可能性もあり、一種の仮想鎖空間となった。ちなみに、ほとんど完成した仮想空間であったため、プレオープンをし始めたばかりで数千人規模の、地球人を隔離されてしまっていた。
オーマは何とか、魂が正常な人たちだけでも、仮想空間から解放したかったので、サラ達と共に、この仮想仮想空間と似た別の仮想空間に転送できないかを話し合った。
「オリエント・イースよ。仮想空間にいる現在正常なお前たちの仲間の魂を別の仮想空間に回避したいのだがどうかな。」
「オーマよ。どういう風にやるのだ。私達の存在は仮想空間ではかなり稀有な存在で不安定であるから、もし間違って、この仮想空間からでようものならかなりまずい状況にもなりかねんぞ。」
「つまり、どういうことかイースよ。」
「簡単な話じゃ。安定した状態であるようにしていた物質を純度もあがった物質にさらけ出させた挙句、反応しやすい溶液につけたところでなんとか持ちこたえてるのに、さらに空気中にさらせるようにしようとしてるんじゃ。ナトリウムなら爆発するぞ。」
「ガソリンにつけたナトリウムを空気中にさらすことと同じなのか。わかった。とりあえず、今ある仮想空間に時空のハザマの世界でも作って正常なエレメントの魂を非難させることから始めるのはどうかな。」
「オーマそのようなことができるのか。我らは仮想空間の事はわからん。しかし、ハザマの世界は住んでたから教えることしかできんがな。」
「第一段階は正常なオリエントの魂の一時避難、そして次は、地球のゲーマの待避だが・・・こちらは安全に仮想空間から出しても問題ないかな。サラどうなのか。」
「とりあえず、避難したオリエント達とは別のハザマの世界に移ればでれるんじゃないかな。オーマおじ様。」
「イースどうじゃ。いいかな。」
「オーマそれは少しやばいことになる可能性をはらんでるぞ。そう思いませんかソフィア王女様。」
「どういうことか、オリエント・ソフィア、人間の魂もコンピュータウイルスみたいなものに感染するのか。」
「違うんじゃよ。転生天使オーマ。人間の魂は貧弱すぎるんだ。こういえばいいのかな・・・魂重合症候群に近いトラウマと・・」
「なんだそんなことか、精神治療すればいいでしょ。」
「サラよ。お前はまるでわかってないな!」
「そんなに危険なのその魂重合症候群に似たトラウマが?」
「人間は弱いからいろいろのものに影響されやすいんじゃ。それも裸同然の魂が時空のハザマの民である魂の重合を同じ世界いたからには影響が出るのは必然。」
「必然って、そんなに影響しちゃうのかな?」
「サラよ。たとえば綺麗な同性の女優がお前の身に着けている服よりいいものを着ていたり、素晴らしい
音楽家の身近で演奏してくれたらどうだ。影響されないか。」
「影響されまくりだよ。できればお近づきになれるものならなりたいよ。」
「そういうことだよ。人間は弱いくせに欲望は悪魔と同じぐらいなんだぞ。それが影響されないわけないではないか。そうだなイース将軍。」
「はい。その通りであります。精神治療以前に仮想空間からでたら生身の方にも影響が及びます。」
「具体的に教えて。どういうふうになるの。」
「典型的な事例ですと、精神分裂病や社会病質者なら可愛いでしょ。もし、反社会的な力を持った超能力や魔法力ににたものほ発現したら人類に打撃を及ぼしかねませんがね。もちろん、魂の融合や魂の転化もあり得ますがね。まず転生天使にはなりません。そして魂にあった肉体も変化し、下手をすれば文明も崩壊します。わかりやすいでしょ。」
「肉体も魂にあった変化をするのか、脳にも異常が発生するのは避けられないのか。」
「まあ、我らハザマの民の治療なら何とかなるかもしれんが・・・・」
「とりあえず、第二事項は地球のプレイヤーを別のハザマの世界へ回避させるよ。パニックにならないようにイベントを発生させて、ゲームに夢中にさせておけばいいよね。」
「提案じゃ。その他に回避するのは霊体だった魂にしてくれ。もしかしたら、中には転生天使になるかもしれんし、未練があるような魂は輪廻の輪から外れてしまい更なる邪悪な物に転生するかもしれんし・・・さまざまな可能性が考えられる・・・強敵が存在しない原始的な環境があれば、新たな生命が誕生するかも・・・でも、悪魔みたいなものが生まれれば・・・一個体づつ観察できるような仮想空間出来ないかサラ。」
「出来ない事はないけど、似たようなグループに分けて、システムコマンドで制御するようにすればできるけど。・・・少し考えるわ。」
「最後に、重合してしまった我らの民はこの仮想空間でこのまま、何もしないでくれ。こちらでも治療をかんがえてみる。イース将軍も少し考えてくれ。」
「一応、SKIES-ANGELというわれらの仲間に、仮想空間の断片的なバックアップデータを回収してもらったから、魂がこの仮想空間にはいったばっかりの状態の魂データは残ってるから上手く活用すれば、もとの状態に近い魂に戻る可能性があるが・・・我らにはそのような高度な治療技術はない・・・もしよければ、時空のハザマの技術を教えてくれまいか。もしなんなら、我らの同志をハザマの世界に送り込んでもよい。煮るなり焼くなりしてもよい。まあ、人質みたいに捕虜にでもしてくれ。だから、協力してこの危機からお互い何とかしようじゃないか。」
「よかろう。我らも地球連合国家の交渉人と交渉しようと思ったところだ。」
「別室で交渉人も待期してますから、移動しましょう。」
4人は交渉人カイトJrがいる部屋にいった。そして、それぞれの思惑が一致するように、イース将軍の妹ララが時空のハザマより現れ、時空のハザマの技術を共同研究というなのもとで仮想空間におけるハザマの民の魂を救出することとなった。驚いたことに、交渉人の関係者がハザマの民の存在を知っていた。ハザマの民は精霊神と呼ばれる存在であった。サラやオーマは彼らの存在の秘密について疑問が深まってしまった。それはオーマが魔王だったことに深くかかわっている為でもある。なぜ、精霊王が我の存在を・・・オーマは隠しきれない、苛立ちを隠すようにしているとき、SKIES-ANGELたちも帰還した。SKIES-ANGEL達は精霊神の存在に戸惑いながらも今後の作戦の継続を確認して退席した。オーマは平常心になり、サラと新たに加わった精霊神ララと共に急ピッチで、現状回復を目指すのであった。
ぼちぼち更新します。




