表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/23

魂の変化

魂の化学変化に興味ありませんか?

 研究室に入るとイースは立ちすくんでいた。オーマとサラ、そしてアバターBODYを装着したソフィアは何が起こっているのかいまいちわからんかった。


「エレメント・ソフィア!今そこにいるのが地球のアバターBODYスーツに定着させたエレメント・イースよ。」

「イースなのね?見違えちゃったわよ。どういうこと、私に説明してちょうだい。」


イースは膝から崩れて、泣き叫んだ。

「我軍隊が崩壊しました~。全部このイースの責任です。手の打ちようがなかったんです。」


「しっかりしなさいイース!まず、状況を説明しなさい!私がいれば何とかなるんでしょ。」


「こうなってはわかりませんが・・・もしかしたら・・・ヒックヒック・・・」


「なんなのよ。だれでもいいから状況教えなさい。」


サラはソフィアだけではなく、オーマにもわかるようにサーバの状況を詳しく説明しだした。

「実は、ある場所にあるサーバに大量の魂を捕獲回収したんだけど、あまりにも一度に大量に回収したもんだからサーバが遅くなっちゃったの。一応、仮想空間内で安全装置がきいてたんだけど、慌てて回収捕獲すべき対象外の魂もあったので、外部から除去してあったところに返そうとしたら、サーバに不可がかかっちゃって・・・」


イースは続きを話始めた。

「いいわ、後の状況を説明するわ。この仮想空間で感じられる魂たちはいたるところで結合連鎖し始めてるの。今はサーバのスペックを落としてもらっているから進行は遅くなっているけど・・・」


「イース何か原因なの。通常は起こりえないわ。私達事体もそんなことにならないようにしてるじゃないの!おかしいでしょ。」


「ソフィア様・・・時空のハザマや現実世界ではありません。魂だけが仮想空間に捕獲回収されたのですから・・・」


「でも、それにしても魂の結合連鎖なんて・・・他の原因があるんじゃない?他に何かしたのか?お前ら!!」


「何もしたかっていっても。仮想空間に魂を確保して、安全装置もあって・・それから・・・他の魂があったか解放しようとしたら・・・」


「他の魂ってなんだ!!答えろ!」


「そうすごまないでよ。ただ、一度にあんた等の魂を確保するために、広範囲で魂を捕獲しようとしたら、そこらへんにあった。地縛霊やら死んだばっかりの動物の魂からみんな捕獲しちゃったのよ。まずかったかしら?」


「そういうことか。何となく原因がわかったわよ。あんたたちは科学の知識はある程度発展してるんでしょ。どういうことになってるかわかるんじゃないの?」


「ある程度は・・・でも、そんなことあり得るの?」


「まあ私達はどちらかというと、魂のスペシャリストだから当然わかるけどね。」


サラは焦ってオーマにもわかりやすく説明しようとした。


「オーマおじ様には少し難しいと思うけど、地球には発砲スチロールみたいなものがあるんだけど、そうやって作るか知ってるかしら?ざっと説明するけど、ある物質をポリマー重合結合させると、高分子重合結合が起こるの。そうすると、反応し続ける原料があるだけ増殖するように結合し続けるのよ。それも、少量の添加物があれば結合条件も緩和したり、その重合結合のスピードもすごいことになったりするのよ。」


「サラもしかして、仮想空間内で、何かわからない魂が引き金になり、魂の重合結合が起こっているのか?」


「ソフィアが言いたいことはそうみたいよ。魂が混じったり、転変化するのは何となくわかっていたけど・・・まさか、仮想空間ないで、化合状態で別物になったり高分子結合反応みたいになるなんて知らなかったわ。」


「仮想空間に限らず、ある条件化ならそういうこともあり得るんだから・・・知らなかったの・・」


「どうすればいいの?あなたたちなら何とかならないの!」


「サラとやら。イースと一緒にまず添加剤となる魂を除去もしくは!隔離せよ!無理なら添加剤となる魂同士を結合して別の魂に転化せよ。その際、転移魂阻害剤となるものを用意せよ。」


「転移魂阻害剤って?あのソフィアそれ何???」


「そんなことも知らんのか。魂重合結合反応を止める魂だよ。仮想空間でも有効だと思うが・・・我らのの魂の場合は・・・地球には悪魔はいるか?悪魔の魂は用意できないか!なければダンジョンマスターかダンジョンコアの魂でいいぞ。そちらに捕虜になってるものがいるだろ。それを使え!」


「いいの!ほんとにいいの!」


「いいのも何も!ダンジョンコアの魂が傷ついたり消えたりはせぬ。しいて言えば、仮想空間ないなら、我らと同じ精霊みたいになるかもしれんがな。」


「!!!そうなの!!いちいち驚くな!めんどくさいな!はたらけ!助けることに集中せよ!」


「そんなに怒ることもないのに・・・オーマおじ様も言ってあげてよ。」


「サラ、我も助けてあげたいんじゃ。協力してあげなさい。そうだ、我が仮想空間にいこうか!」


「ダメよ。今はこの仮想空間は危険よ。あなたの存在でもね!転生天使さん!」


「なんでもわかってるのか?お主は!」


数時間後、イースとソフィアとサラはなんとか、仮想空間のいたるところでおきた魂の高分子重合反応を抑えることができた。しかし、ほとんどの魂が結合して転化した状態にあった。もとの魂とは程遠い・・・そして、イースとソフィアはこの仮想空間から出すのをためらった。しかし、なんとか同朋たちの魂をなんとかしたかので、サラとオーマに今後の事を相談するのであった。

ぼちぼち更新します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ