呪怨国の末路
K国の事は気にしないでね。あくまでもファンタジーだから。
大人の対応で。
サラは陽気にオーマに魔物の進化の仕組みを聞いた。
「オーマおじ様、オンラインゲーム中のモンスターも進化させてみたいんだけど。アイデアあるかな。」
「何を今さら、そんな事言うんだ。」
「あのね、私はモンスターは怖くて恐ろしい存在である意味悪役的な物を想像してたんだけど。オーマおじ様は全く反対な存在に変わってしまわれて・・・尊敬してるんだけど、ゲームの世界で考えたら混乱しちゃってるの。」
「難しく考えるなサラよ。気持ちの持ちようではないか。我・・私の場合は、君たちに救われたからこうして転生天使になったんだよ。もしかしたら、逆に悪に落ちたら、悪魔みたいな存在になっているかもしれないんだ。」
「もしかしたら、オーマおじ様...イベントを発生させて味方になったり、もっと悪い奴になったりできたら面白いよね。」
「面白いというか・・・サラよ。こないだまで私がいた国の事は知ってるな。あそこに住む人間は独裁者にしいたげられている。もし、私が受けたような救いがあったら、人間も進化するかもしれんが・・・それより気になるのが、その隣国じゃ。K国は幼少の時より隣国を憎むような教育を施していると聞く。何かにつけ、敵国に対して去勢や国際的にも外交的にも非礼や誹謗中傷を行っている。そのような国の人間は洗脳され、それが当たり前のように感じているだろう。人を憎み呪い恨む人間の末路は決まっておる。もしかしたら、独裁国家よりまずい状況になるだろう。」
「どういうこと。怖いこと言わないで。オーマおじ様。地球にそんな恐ろしい国が本当にあるの。」
「あるともサラよ。独裁国家も数あるが、隣国と領土問題がある国はもっとあろう。それが国や民族間の対立を政策として取り上げている国もよっぱど多いだろう。もし、そのような国々の首脳陣以外に政府として異世界人がかかわっていたら、ゲームの世界の話どころではなく。この地球自体が異世界と変わりなくなるぞ。」
「世界大戦みたいのが起こるの?オーマおじ様。」
「いやいや、K国みたいな国々の政府を乗っ取り、地球侵略を狙った宇宙人の可能性もあるかもしれんがな。」
「怖いこと言わないで。」
「話を戻すが、オンラインゲームの世界でもクリーチャーに限らずノンプレイヤーも動かす本体も進化したら面白いぞ。」
「そうね、単にレベルを上げたり、転職する以外にも進化したら面白いね。でも、オーマおじ様が言われたK国みたいな国や独裁国家の方が気になる。ニック様にも話してみようかな。」
「どうじゃサラよ。オンラインゲームで村や地域単位の政策でノンプレイヤーが進化するイベントを入れてみては?悪政によって人間が鬼や妖の類に変化し、盗賊や悪者があるレベルが言ったら高次元の悪の存在になるなんて言うもの面白いぞ。魔物は逆に上手く育てると進化するだけではなく人間に生まれ変わるようにしてみたらどうだ。」
「恨み、憎み、嫉み、やっかみ、僻み、恨み・・・心の悪い部分を数値化して・・・そして、人徳や救い・・・なんてものも数値化・パラメーター化して・・・オンラインゲームはいろんな人が入ってくるから面白いかも!」
「サラよ。まだまだ進化というか変体について意見というかアイデアがあるけどいいかな。」
「なになに、話して話して!」
「実はな、我は魔王から、転生天使になっているが、実体はあってないようなものだとわかるかサラ。」
「何となくわかるような気がするけど。オーマおじ様それがどうしたの?」
「仮想世界にして現実世界においても、アバターBODYもいらんのじゃ。ホレ。」
オーマは光の存在としてサラの前にアバターBODYを脱ぎ捨て降臨して見せた。
「オーマおじ様すごい・・・・涙が止まらないよ~どうして!」
「サラよ。君たちのおかげで、高次的存在になった我は時空を行き来することも出来る。しかし、我が干渉するとさまざまな影響も出よう。だから、この世界だけ留まることに決めたのじゃ。契約もあることだしな。しかし、時空が乱れ干渉するようなことや、サラを傷つけるようなことがあれば、世界の理を律するかもしれんがな。」
「それもしかしたら、天罰みたいなもの?オーマおじ様。」
「サラよ。どうせオンラインゲームならパラレルワールドや過去未来といった時間を往き来したり、他の仮想異世界をつないでみたらどうじゃ。もしかしたら、他の仮想空間とそっくりな時間経過する異世界もあるかもしれんぞ?」
「凄い壮大な話ね。オーマおじ様。逆に仮想空間を利用して現実世界や異世界を干渉できたりしてね。ちょっと怖いかもかも。それより、オーマおじ様その光に包まれた姿の方が、今は気になります。」
「そうかサラ、こんなこともできるぞ。」
オーマはさまざま姿に変化して見せた。
「す~ご~い。オーマおじ様!!どうやってするの?」
「なんだわからんのか。地球の知識でいうと、霊体、幽体、もしくはエーテル体・アストラル体というものかな。魂と共鳴した・・わかりやすく簡単に言うと魂の体みたいなものかな。」
「やっぱりオーマおじ様ですわ。見ただけで私もアイデアがどんどんわいてきますわ。」
「良かったなサラ。我はこの状態について少しわかったことを教えようと思ったのじゃ。進化というか、転魂についてな。魂の大きさというか、量も増えるといっても過言ではないが、この状態における魂の体のエーテル体の影響もあいまって、質も量も大きく変わるんだよ。だから、我の今までの肉体では少し窮屈になったと言わざる得ない。もし、実態があって、転魂したら肉体も変化もしくは進化するだろうな。しかし悪いほうに転魂したら、邪悪な物になってしまうだろう。」
「オーマおじ様そんな話を聞いたら、ますますK国の人々も気になってしまいます。」
「脅かしたんではないぞ。サラ。本当に人の皮をかぶったヒトモドキがいるかもしれんが、あくまでもオンラインゲームでの開発の話だよ。」
といった具合に話は止まらないが、そろそろ異世界の神との接触交渉の場に行く時間となった。オーマはサラと地球の運命を握る交渉人の案内役を務めるのであった。
ぼちぼち更新します。




