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異世界の神の存在

異世界からきたテロリスト撲滅

 オーマが地球の転生天使として目覚めたことによって地球の環境も少し変化し始めた可能性が出てきた。それは、今まで世界中にあった独裁国家といわれている国々に緊張がはしった。

 それもそうだろう。地球侵略を考えている異世界人にとって、独裁国家ほど、攻略しやすいからである。一番トップさえ押さえてしまえば、あとはやりたい放題。もし、崩壊でもしようものなら、前線基地にもなる。テロリストの温床どころか、地球への異世界人の侵略のかなめと化してしまうが、独裁国家に地球連合国家のシャドーフィクサーが入り込み、転生天使を配置されたら地球にはすきがなくなってしまう。それどころか、異世界どおしの交流も盛んになり、侵略をするような悪いイメージさえも全宇宙に轟かせる可能性さえ出てくるのである。同じような侵略をする種族に討伐の大義名分さえ作りかねないのである。

 それを見越したように、地球連合国家は、異世界からリクルートしてきたかのように、転生天使を続々と地球中の独裁国家のシャドーフィクサーに置いた。それにともない、テロリストという仮面をかぶった知的生命体の影が消えていった。

 しかし、知らぬが仏という言葉があるように、相変わらず、地球に接触を図る、知的生命体をある。一本の連絡がオーマのもとに来た。連絡を受けたオーマは後任の転生天使に任せてサラの研究所に向かった。


研究所につくとサラが出迎えてくれた。

「オーマおじ様ご無沙汰してます。お変わりないですか。たまに会わないとさびしいです。」


「サラはかわったことはなかったか。」

「オーマおじ様にご相談が・・・そうだ、転生天使が地球にいっぱい増えたんですよ。ニック様たちが、

異世界の悪魔や魔王と呼ばれる者と勧誘してきて皆、転生天使に変わってしまったの。すごいでしょ。」

「でも。サラ、そんなに魔王や悪魔がいるものなのか?」

「それはね、からくりがあるの。この地球には異世界から亡命してきた知的生命体がいっぱいいるの。地球連合国家ができてから、保護するためにも、異世界の情報を集めて、異世界の魔王や悪魔みたいな存在を勧誘しているの。」

「地球連合国家が手を貸し討伐しているのか。」

「それは不思議なことにしてないのよ。何でも、内政干渉だからって!でも、タイミングよく、寿命や討伐された強力な魂を選んで契約してくるのよ。本気で討伐しようとすれば、今の百倍の魂が集まるけど転生天使になる可能性はないんだって。でも、この短期で転生天使を集めるなんて、世界各国にはいろいろ秘密を持っていたんだよね。地球連合国家という名目で、いろいろ各国、思ていることがあるんだよね。」


「やはり、ニックどのは考えてることは大きいな。サラ、相談ごとってなんじゃ。」

「オーマおじ様に見てもらいたいのオンラインゲーム。」

「おお、我の異世界を完成したのか。」


「でも・・・ね、いろいろあって相談に乗ってほしいのオーマおじ様。」

「どうしたんだサラ。」

「実は、オーマおじ様の世界を調べてたら新事実がわかったの。実はオーマおじ様の世界の黒幕を。今度その黒幕に交渉人たちが会うことになったの。おじ様も同席してほしいんだけど、ダメかな。」


「サラ黒幕って、魔王だった俺じゃないのか?」


「実は、オーマおじ様が契約したエージェントたちを含めて、いろいろ調査したら、意外な事実が次々あがってきたの。たとえば、魔王城の次の主になる竜王の卵が見つかったりだとかね。」


「さっぱりわからんぞ。サラ」


「オーマおじ様が仮想空間の異世界オンラインゲームを作ってるとき、各ダンジョンに管理人がいたらいろいろできるみたいなことを!実際いたのよ!魔王が消えた城に、各フロアにドラゴンの卵をおき、孵化させ、ドラゴンを殺し合わせて、最後まで生き残ったドラゴンを竜王として祀る。それを仕組んだダンジョンコアをエージェントが捕まえたのよ。」


「我が魔王城にいたときにもいたのかダンジョンコアという人物は!」

「隠れてたみたいね。話を聞いたけど、予備システムみたいなものがあって、未開の土地のダンジョンコアとダンジョンマスターとも接触して、その世界の神と言える者と接触をする機会を得たんですわ。」


「つまり、ダンジョンシステムを動かしている人工知能みたいなダンジョンコアとゲームシステム製作者と名乗る神との会合というわけか。我の存在はダンジョンマスターだったのかサラよ。」


「前魔王を駆逐して魔王になったオーマおじ様はまさに仕組まれたのかもしれません。でも。私達との出会いが、本来のオーマおじ様が目指す生き方を導いたのかもしれません。だからこそ、一緒に会合に出ていただけませんか。いや、未知との遭遇に当たりお力をお貸しください。オーマおじ様。」


「あたりまえじゃないか。サラ。この会合が終わったら、このオンラインゲームが完成するな。」


「ありがとうオーマおじ様。そうだ、最近のおじ様のお話も聞かせて。」

この日、時間があってないように、二人は話が尽きることはなかった。

ぼちぼち更新します。

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