独裁国家
地球の中の独裁国家の役割
オーマはサラに頼み、簡易現実世界用アバターBODYを用意してもらった。サラいわく、オーマの元の魔王の体は今の転生天使の魂を定着させると、体が崩壊する可能性があるらしく、取り急ぎ実験用のアバターBODYでテストを兼ねるとのことだった。非常時には幻想世界オンラインに帰還用の携帯端末を用意してもらった。
「オーマおじ様時間かかったけど、とりあえず地球を歩けるようになったけど、おじ様の魂は転生天使なんですよ。もしかしたら、どこでも行けるかもしれないんです。あの世とか天国・・・いなくならないでね。」
「大丈夫だよ。サラには体を預けてるんだからね。このオーマはサラの守護天使かもしれんぞ。サラがよければな。」
「もう、おじ様ったら。ますます大好き。そうだオーマおじ様、前に話してくれた事を取り入れた見たんだけど・・・耳動かしてみて。」
「こうか!!!なんだ、目の前に変なコマンドウインドが出てきたぞサラ!」
「今のオーマおじ様の状態をアバターBODYのセンサーを利用して、コマンドモニターに出せるようにしたの。だから、いろんなことできるの。たとえば、そこにある壁を見ると、材質とかも出るでしょ。いろいろつけちゃった。ふふふ。暇なときコマンドのマニュアルを見て暇をつぶしてね。私の愛情がわかるから。」
「ありがとうな、サラ。こんなことまでしてくれて。我・・・このオーマが何時ぞやたたきのめした勇敢なる男ももしかしたらアバターBODYだったかもな。」
「そんな事ないよ、この技術を利用すればアバターBODYじゃなく生身でもできるんだけど、転生天使の魂の取り扱いがまだよくわからないの。ごめんなさい。だから、こんな簡易版な物しかできなかったの。その分、今度に生かすために情報収取させて、オーマおじ様を最高にダンディにしたあげる。今でも十分かっこいいけどね。」
「なにからなにまでありがとう。あ・・このコマンドは・・通信もできるのか!サラに直接できるではないか。わからないことがあったら、すぐ声かけるからな。」
「オーマおじ様ったら見つけるの、早すぎー。ジェーンになにかされそうならすぐ言ってね。こっちからも離脱すぐできるし、アバターBODYもすぐ回収できるから安心してね。」
「ははは。これでは、サラが我の守護天使だな。では行って参るぞ。」
「行ってらっしゃい。そこの魔法陣で転送するからね。」
魔法陣が光、ニックの前の魔法陣から召喚された。
「聖オーマ様お待ちしておりました。ジェーンもすぐ参ります。」
「相手の素性はわかってるのか。」
ニックは頭をかきながら恥ずかしそうな顔をした。
「オーマ様に少し話さなければならないことがあります。実はハッキングをしたのはある独裁国家の諜報局でして、ジェーンの研究所も諜報員だったのです。わかってるんですが、事情があるんです。オ恥ずかしながら、この地球は多民族の人間が多様な国を形成してまして、紙一重で平和を保ってました。しかし、悪者がいないと、人々はまとまらないのが常でありまして、人類の悪い見本を買って出てる国があるんです。そのおかげで、あの国みたいになってはいけないなんて思う人々がたくさんいるのも事実です。でも、そんな悪役をやるにしても、お金を出して支援している国もあるのはこのような理由かもしれません。簡単に言ってしまえば商売上の独裁国家なんです。」
「それでは、なんでハッキングしたり、研究を盗む必要があるんじゃ。金を出した国に売るのか?」
「そこなんです。今、地球連合国家があるおかげで、ある程度、研究や情報が共有されるんですが、もしオーマ様がこの地球に侵略するとしたらどこを最初に狙います?」
「そういうことか!地球の大多数が結束している中で、もう点となるのが独裁国家か。なるほど、地球で情報収集して、好き勝手な独裁者がいる国か、国家や国際世論も関係なくの暴挙にでている国民がいる不安定なところをついたほうが進行の手始めにはうってつけだな。」
「異世界の侵略があったらしいので、盗んだ技術で改造進化させた恐竜を兵器として異世界に放つつもりなんです。」
「でもいいのか、ほっといても。地球の他の国に恐竜が行く可能性もあるかもしれんぞ。」
「そこなんです。抑制が聞かない技術は取扱いが難しいのでまず扱いきれないと思われるんですが、なんせ、異世界に狙われやすいもので。」
「良ければ、我がその国に出向いて異世界コーディネーターをやろう。侵略する異世界人も多かろう。魔王だった私は、魔物や動物の扱いに関しては我以上の者はいないだろう。そこで、地球連合国家で侵攻してくる異世界の住民どもと交流の接点を作ろうぞ。」
「なるほど、独裁国家のフィクサー兼コーディネターをしてもらえば、独裁者も安泰だろうし、地球の平和も保たれます。」
「早速、独裁者に更なる技術提供及び、情報提供もろもろの話を提案します。転生天使が選ばれた、退廃の都市を蘇えさせるにはあなた以上の方はいらっしゃいません。お任せします。オーマ様」
ニックはC国のフィクサー陳にも声をかけ、独裁者に話を通した。そして、表向きは、今まで通りの世界中から忌み嫌われる独裁国家であり続けながら、影の地球連合国家戦略基地ができた。ある意味、どの国家も手出しできない国になった。そこで、独裁国シャドーフィクサーの異世界コーディネーターの転生天使オーマは大活躍することになった。
ぼちぼち更新します。




