深海のアメティスタ
セイレーン族の長姫、エリル・フィーナは、コボルト族に襲われて心の病を患った親友のミーナを助けるため、希少な薬草を取りに1人城を抜け出した。
薬草が生えているスラ草原まで行くためには、サウル砂漠を通る必要がある。
だが、サウル砂漠には、盗賊を生業としているアサシン族が住んでいて、見つかればどうなるか分からない。
息を顰め慎重に砂漠を進んでいたフィーナだったが、砂漠の半ばまで来た時、アサシン族に見つかってしまい、アサシン族の街に連行されてしまう。
身分を知られれば、一族に迷惑が掛かる。どんなことにも耐える決意をしたフィーナの前に現れたのは、若くたくましい青年、シェイド・メザ。
自身と変わらない年齢の青年だったために、強気にでたフィーナだったが、彼こそが、アサシン族の長だとわかり……
セイレーン族の姫と、アサシン族の長。種族を超えた二人の想いを綴る物語。
薬草が生えているスラ草原まで行くためには、サウル砂漠を通る必要がある。
だが、サウル砂漠には、盗賊を生業としているアサシン族が住んでいて、見つかればどうなるか分からない。
息を顰め慎重に砂漠を進んでいたフィーナだったが、砂漠の半ばまで来た時、アサシン族に見つかってしまい、アサシン族の街に連行されてしまう。
身分を知られれば、一族に迷惑が掛かる。どんなことにも耐える決意をしたフィーナの前に現れたのは、若くたくましい青年、シェイド・メザ。
自身と変わらない年齢の青年だったために、強気にでたフィーナだったが、彼こそが、アサシン族の長だとわかり……
セイレーン族の姫と、アサシン族の長。種族を超えた二人の想いを綴る物語。