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女帝に転生しまして  作者: マキシム
女帝に転生しまして(番外編)
25/42

元王子と自称「聖女」の末路(閲覧注意)

残酷な描写あり グロテスクな描写あり

私はクロエ・イザリナ、想い人のクリスティーン・シェリーとともに、とある部屋にいる

手錠をかけられ見張りもつけられている

そんなことはどうでもいいが、今、私たちの目の前にいるのは、女帝「オリビア・アスファード」

我が国でも重要人物かつ危険人物にノミネートするほどのヤバい御方で、私は戦々恐々としていた


【オリビア・アスファード】

「お久しぶりね、クロエ王子。何で貴方がここにいるか分かるかしら?」


【クロエ・イザリナ】

「ぞっ存じません」


【オリビア・アスファード】

「実はね、私の下には貴方の元婚約者のアメリア・ヨーク嬢が逗留していてね。一応、貴方の様子をどうなのか確かめたかったのよ」


アメリア、アメリアが生きているのか!


【クロエ・イザリナ】

「アメリアがいるのですか!彼女に会わせてください!」


【オリビア・アスファード】

「なぜ会うの?」


【クロエ・イザリナ】

「会って謝りたいのです!私はこの女に騙されて捨ててしまったことを詫びたいのです!」


【クリスティーン・シェリー】

「それはどういうことよ!あんたが私と結婚したいから勝手に罪を捏造したんじゃない!」


【クロエ・イザリナ】

「黙れ!そもそもお前がアメリアよりも自分が聖女に相応しいと言っていたではないか!あれは嘘だったのか!」


【クリスティーン・シェリー】

「そんなのお互い様でしょ!あんただって聖女の伝承なんか信じてなかったじゃない!」


【クロエ・イザリナ】

「何だと!詐欺師が!」


【クリスティーン・シェリー】

「こっちの台詞よ!宿無し男!」


【オリビア・アスファード】

「喧しいわ!おどれら!!」


私の一喝に二人は黙り、私の方に向いた


【オリビア・アスファード】

「目くそ鼻くそのクズどもが!てめぇら、今の自分の立場分かってんのか?てめぇらのタマは私が握ってんだ!私の気分次第で、てめぇらを血祭りに上げることだってできるんだぞ!クソガキども!」


二人は一気に青ざめた

するとクリスティーンが私に歩み寄る


【クリスティーン・シェリー】

「オリビア様、アメリア様に謝りたいです!どうか会わせてください!」


【オリビア・アスファード】

「ほお、会いたいのか?」


【クリスティーン・シェリー】

「はい!」


【オリビア・アスファード】

「舌見せろ」


【クリスティーン・シェリー】

「はい?」


【オリビア・アスファード】

「舌を出せ。思い切り出せ!」


【クリスティーン・シェリー】

「はい!」


クリスティーンが舌を最大限まで出すと私は彼女の顎を思い切りアッパーを食らわした


【クリスティーン・シェリー】

「ぶへっ」


クリスティーンは舌を噛み、血が溢れ出てきた

そしてそのまま倒れ込んだ


【オリビア・アスファード】

「起こせ」


兵士たちがクリスティーンを起こしたら、口の回りは血まみれだったが辛うじて息があった


【オリビア・アスファード】

「道具出せ」


【部下】

「はっ!」


部下は既にセッティングを完了したクロスボウを私に渡し、私はクリスティーンに向けて引き金を引き、クリスティーンの脳天を撃ち抜いた!

矢は見事に貫通し、そのまま息絶えた


【クロエ・イザリナ】

「ひぃぃぃぃぃ!」


あまりの惨状にクロエは腰を抜かし失禁してしまった


【オリビア・アスファード】

「こいつは城下に晒し首にしろ」


死体となったクリスティーンを兵士が運んでいった


【オリビア・アスファード】

「さて、クロエ王子」


【クロエ・イザリナ】

「ひゃい!」


クロエは完全に怯えていた


【オリビア・アスファード】

「貴方、花火は、お好きかしら?」


【クロエ・イザリナ】

「えっ!」


【オリビア・アスファード】

「クロエ王子を花火会場へお連れしなさい」


私は兵士たちに連れられ、どこかへ移送された

移送された場所は何もない野原だった。あるのは柱がかけられていただけだった


【クロエ・イザリナ】

「こ、ここは?」


【部下】

「クロエ王子、オリビア様からの伝言です。今日は花火を特等席で観賞しましょうとのことです」


オリビア様の部下が合図をすると私は兵士に猿轡をはめられ喋れなくなり、そのまま柱に縛られ私の周囲には中くらいの壺が私の四方を囲み、私の前の壺には細長い紐がつけられていた


【部下】

「しかしオリビア様も考えたな。花火で余った火薬を、こんな形で使うとは」


火薬!おい、まて、この壺に火薬が詰まっているのか!?私は一瞬にして自分がどのような最後を迎えるのかを予想できた


【部下】

「では、火をつけるか」


やめてくれ、お願いだ!火をつけるな!


【部下】

「あっ、そうだ、この紐には油が染み付いているから、よく燃えるんだな」


油、よせ!やめてくれ!殺さないでくれ!


【部下】

「はい、点火!」


火をつけられた。勢いよく火がこちらに来る!来るな!来るな!父上、母上助けてください!お願いです!助けてください!

火が壺の中に入り、発光した瞬間、私の意識が途絶えた・・・・


【部下】

「うお!凄い爆発だな!」


私は火をつけた後、離れた場所へ避難した。すると火薬の詰まった4つの壺が一斉に大爆発を起こし、振動と爆音が響き渡る。私は確かめに行ったところ、火薬が設置された場所は辺り一面焼け野原で跡形もなく、柱どころかクロエの姿は髪の毛一本すらも無くなっていた


【部下】

「とりあえず【醜い出来損ないの花火だった】とでも報告するか」


部下は後始末をし、上司に報告するため帰った



「道具=拳銃」なんですけど、拳銃がないのでクロスボウにしました

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