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第91話「イトカ」

「チェックメイト」


「え?」


麻友は大きく目を開きその人物を捉えていた。

相手は緑色の瞳をしとても西洋な感じのクールな少女であった。

手にはおもちゃであろう銃を持っている。


「あ、あの、あたなは?」


そう麻友は言うとベッドにのし上がってた少女は離れた。


「こちらT地区、ターゲット未確認」


「了解、引き続き捜索頼む」


少女はスマホで誰かと連絡を取っているようだ。


「あの、あなたは一体誰なんですか? どうやってここに」


「それは秘密。お、来たか」


またどこからか音が聞こえる。

バラバラバラのようなまるで大きい物体が部屋の前に近づく音。

音が大きくなった瞬間少女は部屋の窓を開けて飛び降りた。

驚いた瞬間、少女はその物体に乗っていて麻友を見下ろしていた。


「あれはヘリコプター」


「じゃあね」


そう少女は言い残すとヘリコプターはどこかへ飛んで行ってしまった。

この事を会長に伝えたほうがいいか、でも、どうせ気のせいだと言われるかと思い麻友はそのまま朝を待った。



朝になると会長は寝不足な感じで朝ご飯を食べていた。

麻友も妹も同じく朝ご飯を食べる。

あのヘリコプターの女の子誰だったんだろう。

そればかり麻友は考えていた。

会長は会長でいうと同じく何か考え事してるようであった。


「はぁ……」


朝から会長のため息。

これから今日1日思いやられるなと思いつつそれぞれ麻友たちは朝ご飯を食べ終えた。




「何か浮かない顔ね」


放課後生徒会室で作業しながら過ごしていると夕陽が気にかけた。


「情報量が多すぎて手が追いつかないというかなんというか」


「またあれから何かあったの?」


「どう説明したらいいのやら」


麻友は冷や汗をかきながらさっきまで作業をしてた資料を見つめる。


「もうここは会長にこの前のこと聞いちゃいなさいよ、その方がスッキリするわよ」


「そうなんだけど、勇気が出なくて」


「うーん」


麻友と夕陽が2人で会話してると生徒会室に林檎が入ってきた。


「どうしていつも逃げるのよ、昨日は知らない家に痕跡があったから侵入したのにいなかったし」


「嘘の痕跡で免れて昨日はストレスなく過ごせたのに学校まで追いかけて来なくても」


誰かと喧嘩してるのか、麻友はその場からひょこっと自分の立場をずらしてみた。

するとそこには見覚えのある人物であった。


「あっ!」


麻友は昨日自分の部屋で見たヘリコプターで去っていった少女だと気付く。

だが、その少女は何故か林檎と喧嘩しているようだ。


「だって林檎がいつまで経っても本部に戻ってきてくれないから」


「もうあの本部と関わりたくないって言ったでしょ」


「くそぉっ! お? そーだ」


にやりとその少女は笑うと麻友の手を握った。


「え?」


「TJスパイ本部地区こちらイトカ、ターゲットは確認出来たが問題がありとある少女を誘拐する」


「了解」


怪しいことが聞こえたようなそんな不安を感じつつイトカという少女は無線を終わると麻友の手を強く握った。


「ま、まさかしないよね?」


そう麻友は聞くとイトカはにやりと笑い全速力で麻友を引っ張った。

その途中麻友は校内で悲鳴を響き渡せるのであった。


今回は林檎メインで書いていこうかなと、でも、ちょくちょく会長にも気を配りバランスよく書けたらいいなと思ってます。

新キャラ登場させすぎですかね?

もっと夕陽の元カノである千香にもいずれかは登場させたいですが中々ネタが思い浮かばなくてすみません。最近はコメディが強くなってるので恋愛を書いていきたいですね。

それでは。

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