08 ダグラスの森編 エピソード7(改訂)
木の精霊 エント
----------------------------------------------------
翌朝、アリスとミクリは町の外れにある訓練場に集まっていた。
アリスは大剣を軽く振りながら、ミクリに声をかけた。
「じゃあ、今日も連携練習からいくよ!」
ミクリが魔剣を構えて頷く。
「ああ。俺は速攻で足を狙う。お前は後ろからトドメを」
ディネが肩の上で腕を組む。
「走り込みも忘れないでよ。基礎体力がないとすぐ息切れするんだから」
サラが元気よく飛び跳ねる。
「僕の炎もどんどん使って! もっと派手にいこうぜ!」
ノームが低くぼそり。
「防御は俺が固める。無茶はするなよ」
二人はすぐに動き始めた。
アリスが気を込めた大剣で正面から斬りかかり、ミクリが俊足で回り込んで後ろ足を切り裂く。
サラの炎が魔物を包み、ディネの氷の矢が追撃を加え、ノームの土壁が逃げ道を塞ぐ。
連携が決まるたびに、アリスは笑顔になった。
「いい感じ! どんどん息が合ってきた!」
ミクリも少し息を弾ませながら微笑む。
「君の力技があってこそだ」
午前中の練習を終え、ギルドの依頼掲示板へ向かう。
アリスが指を差した。
「今日はこの中級ダンジョンにしよう。報酬もいいし、経験値も稼げそう」
ミクリが静かに同意する。
「了解。行こう」
ダンジョン内では、ゴブリンやオークの群れが次々と現れた。
アリスは大剣を振り回し、ミクリは魔剣で的確に弱点を突く。
ディネが的確に指示を飛ばす。
「左のオーク、腕を狙って!」
サラが炎を連射しながら。
「僕が焼くよ!」
ノームが土の壁を上げて。
「逃がすな」
階層を進むごとに、二人の息はさらに合っていった。
5階層のボス部屋で、巨大なオークロードが待ち構えていた。
「でかっ……!」
アリスが即座に叫ぶ。
「ミクリ、足を!」
「任せろ!」
ミクリが素早く回り込み、オークロードの足を切り裂く。
アリスは気を最大限に込めた大剣を振り上げ、縦一文字に叩き込んだ。
「これで終わり!」
オークロードが断末魔の叫びを上げて倒れる。
アリスは息を荒げながら笑った。
「やった! 今日もいい感じだね」
ミクリが穏やかに頷く。
「ああ。君と組めてよかった」
ダンジョンを抜け、ギルドに戻ると報酬が振り込まれていた。
アリスはステータスを確認して目を輝かせた。
「レベルが上がった! ミクリも?」
ミクリが少し照れくさそうに。
「ああ、上がったよ」
その夜、宿の部屋でアリスはベッドに寝転がりながら、精霊たちに話しかけた。
「みんな、今日もありがとう。どんどん強くなってる気がする」
ディネが満足げに。
「まあ、頑張ってるじゃない」
サラが元気よく。
木の精霊 エント
----------------------------------------------------
翌朝、アリスとミクリは町の外れにある訓練場に集まっていた。
アリスは大剣を軽く振り回しながら、ミクリに声をかけた。
「じゃあ、今日も連携練習からいくよ!」
ミクリが魔剣を構えて静かに頷く。
「ああ。俺は速攻で足を狙う。お前は後ろからトドメを」
ディネが肩の上で腕を組んだ。
「走り込みも忘れないでよ。基礎体力がないとすぐ息切れするんだから」
サラが元気よく飛び跳ねながら叫ぶ。
「僕の炎もどんどん使って! もっと派手にいこうぜ!」
ノームが低くぼそりと。
「防御は俺が固める。無茶はするなよ」
二人はすぐに動き始めた。
アリスが気を込めた大剣で正面から斬りかかり、ミクリが俊足で回り込んで後ろ足を切り裂く。
サラの炎が魔物を包み込み、ディネの氷の矢が的確に追撃を加え、ノームの土壁が逃げ道を塞ぐ。
連携が決まるたびに、アリスは自然と笑顔になった。
「いい感じ! どんどん息が合ってきた!」
ミクリも少し息を弾ませながら、穏やかに微笑む。
「君の力技があってこそだ」
午前中の練習を終え、二人はギルドの依頼掲示板へと向かった。
アリスが指を差した。
「今日はこの中級ダンジョンにしよう。報酬もいいし、経験値も稼げそう」
ミクリが静かに同意する。
「了解。行こう」
ダンジョン内では、ゴブリンやオークの群れが次々と現れた。
アリスは大剣を豪快に振り回し、ミクリは魔剣で的確に弱点を突いていく。
ディネが肩の上で的確に指示を飛ばした。
「左のオーク、腕を狙って!」
サラが炎を連射しながら元気よく叫ぶ。
「僕が焼くよ!」
ノームが土の壁を隆起させながら低く言う。
「逃がすな」
階層を進むごとに、二人の息はさらに合っていった。
5階層のボス部屋に入ると、巨大なオークロードが待ち構えていた。
「でかっ……!」
アリスが即座に叫ぶ。
「ミクリ、足を!」
「任せろ!」
ミクリが素早く回り込み、オークロードの足を深く切り裂く。
アリスは気を最大限に込めた大剣を振り上げ、縦一文字に叩き込んだ。
「これで終わり!」
オークロードが断末魔の叫びを上げて倒れ込んだ。
アリスは息を荒げながら、満足げに笑った。
「やった! 今日もいい感じだね」
ミクリが穏やかに頷く。
「ああ。君と組めてよかった」
ダンジョンを抜け、ギルドに戻ると報酬がすでに振り込まれていた。
アリスはステータスを確認して目を輝かせた。
「レベルが上がった! ミクリも?」
ミクリが少し照れくさそうに笑う。
「ああ、上がったよ」
その夜、宿の部屋でアリスはベッドに寝転がりながら、精霊たちに話しかけた。
「みんな、今日もありがとう。どんどん強くなってる気がする」
ディネが満足げに頷いた。
「まあ、頑張ってるじゃない」
サラが元気よく声を上げた。
「次はもっと強い相手に挑戦しようぜ!」
ノームが静かに、しかしはっきりと言う。
「焦るな。基礎を固めろ」
アリスは天井を見つめながら、小さく笑った。
(このメンバーなら、どこまで行けるかな……)
しかし、その心地よい充実感の裏側で、アリスはふと胸の奥に小さなざわつきを感じていた。
沼地で見た、あの不自然な影。
それ以来、時折感じる視線のようなもの。
(……気のせい、だよね?)
アリスは軽く頭を振って、目を閉じた。
(続きは次話で)
---
「次はもっと強い相手に挑戦しようぜ!」
ノームが静かに。
「焦るな。基礎を固めろ」
アリスは天井を見つめながら小さく笑った。
(このメンバーなら、どこまで行けるかな……)
(続きは次話で)




