06 ステファンの町編 エピソード6
アリスの新しいパーティメンバーのミクリが登場します。
めちゃくちゃ真面目な人のつもりなので、という設定なので、会話はそれほど面白くないかもしれませんが、魅力的な人物のはずですので、よろしくお願いします。
水の精霊ウンディーネ(ディネ)
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宿に向かう途中、酒場があったので、メシを食べて、お酒を飲みながら色々と喋った。
アリス「ヘェー!17才なんだ。」
剣士「実はさっき冒険者登録をしたところなんだ。」
アリス「冒険者デビューじゃん!懐かしいなぁ!」
ディネ「自分だって最近でしょ!」
アリスがちょっとムッとする。
剣士「それで今パーティメンバーを探しているんだけど、
一緒にパーティを組んでみないか?」
剣士「そういえば、自己紹介がまだでしたね。
名前はミクリ。17才。リンデン王国出身の魔剣士です。
リンデン王国騎士団にいたけど、冒険者に憧れて旅に出たところなんだ。身長は175cmです。得意技は速攻攻撃と火炎剣。必殺技は天地無双剣。よろしく!」
アリス「騎士さんか。そりゃ強いね!」
ディネ「イイじゃん。パーティ組んでも。
まあまあ強いし。」
サラ「大丈夫なのかなぁ?」
ノーム「とりあえず一度試してみれば良いのではないでしょうか。」
アリス「それじゃ、よろしく!
ギルドでパーティの手続きして、依頼を受けよう!」
ミクリは私より20cmも高く、なかなかの美少年であった。
私が小さいってほっとけ!!
(実は女の子なのだが、気付くのはずっと後でした。すみません。ディネはわかっていたらしい。早く言えよ!)
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リンデン王国出身の魔剣士 ミクリ
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精霊の会議 3人
場所は、亜空間の会議室。
「皆さん集合しましたね」
ノーム議長が木槌を叩く
「トントン」
「これから第2回3大精霊会議を始めます。
議題は、「新しいパーティメンバーについて。」です。」
ディネ「なかなかの美男子だよね!」
サラ「女の子だけど」
ディネ「見えないじゃん!」
サラ「名前が友人帳みたいだけど」
ノーム「魚ですか?」
サラ「あれ!ナマズじゃなかったっけ。」
ディネ「なにマニアックな話してるのよ。わかる人いないよ!
ポケモンの方がわかるんじゃない。」
サラ「夏目を見よう!5話だっけ?」
ノーム「わからない話しはこの辺で!」
サラ「わからない人は、夏目の1期5話見てね!」
ディネ「やめなさい!何の話しだったかしら?」
ノーム「ミクリでしょ!」
サラ「ナマズのみくり ね! イテェ!」
サラの頭にはタンコブができていた!
サラは静かになった。
さて。会議に戻って。
ディネ「腕もそれなりだし。まあまあ動きは良いよね!」
ノーム「スジは悪くない!これからの伸びに期待しましょう!」
ディネ「アリスと成長するには良いと思うよ!」
ノーム「それでは、今後に期待して、成長を見守る方向でいきたいと思います。
以上。」
パチパチ(拍手)
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追伸:ミクリはとても素敵なお名前です。
男の子でも、女の子でも成立するとても良い名前です。だから、今回名付けました。その後、友人帳の再放送を見たのがいけなかった。反省します。m(, ,)m
普通の方は理解できないことなので、気にしないでください。わかる人すごい!
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ギルドに行くと
アリス「2人でパーティを組みたいのですけど。」
受付「それでは手続きをいたしますね。
パーティ名はどうしますか?」
アリス「パーティ名は今決めないといけませんか?」
受付「すみません。登録に必要ですから。」
アリス「ミクリ!どうする?」
ミクリ「そうだね。どうしようかな。」
ディネ「アルパチーノがいいわ。」
アリス「アルパチーノはないから」
ミクリ「アルパチーノ?????」
サラ「マリーアントワネットがいい」
アリス「処刑されたくないから」
ミクリ「処刑????」
ノーム「僕は、シャーロックがいいですね。よく読みますので。」
アリス「探偵さんはんー。」
ミクリ「探偵????」
アリス「フェアリーズにしようかな!!
ミクリはいい?」
ミクリ「チェアリーダーみたい」
ディネ「フェアリーズはダサくない?」
サラ「ダサい」
アリス「うん!
フェニックスにしたい。
何度も蘇る意味」
ミクリ「いいかも」
アリス「じゃ!決定!」
受付「それでは少々お待ちください。」
アリス「待っている間に依頼を見よう!」
ミクリ「そうだね。
鉄級だと薬草採取くらいしかないね。」
アリス「私は銅級だから、銅級の依頼を受けれると思うよ。ダンジョン攻略が一番効率がいいから、ダンジョンにしない?」
ミクリ「いいけど、どこのダンジョンにする?この辺のダンジョンはわからないから。」
受付「お待たせしました。パーティの手続きが済みました。」
アリス「ダンジョン攻略をしたいけど、近くにダンジョンはありますか?」
受付「この辺のダンジョンは2つありますよ。
一つ目は、初心者向けのダンジョンで、ほぼ調査は終わっていて、主に、材料依頼の時に、行きます。
もう一つは、未だ未到覇区域があるダンジョンになります。」
アリス「最初は初心者向けダンジョンにした方がいいかな。
初めてのパーティということもあり、連携の仕方を確認しておく必要があるから。」
ミクリ「2人とも剣士なので、スイッチを使った闘い方になるから、連携の練習をしてみたいね。」
アリス「そうなると、弱い魔物は、一発で倒せるので、ボス部屋での連携練習がメインだね。」
早速ダンジョンに行った。
1階層のボス部屋では、スイッチ1回で終わった。5階層目のボス戦で、まともスイッチの練習ができた感じである。
お互いの動きを理解して、今度はもう一つのダンジョンに向かった。
アリスは剣士と言っても大技の騎士タイプだが力技はそれほど強くない、ミクリは俊足を活かした速攻攻撃の騎士タイプということもわかった。だから先行して速攻で攻めるパターンが多く、その後始末をアリスがする感じである。
わかりやすく言えば、ミクリはアス○で、アリスはキリ○だね。(わかる人だけわかってください)
こうして沢山の獲物を持ってギルドに戻ることにした。
ギルド長「丁度戻ったところで申し訳ないが、東の沼でリザードンが暴れていて困っているので、退治して欲しいのだが、依頼を受けてくれないか?」
「今、他の上位の冒険者は出払っているのに、急遽、依頼が入ってしまって困っていたところだったんだ。」
「君たちも疲れていると思うので、無理にとは言えないが、やってくれるとありがたい。」
アリス「そういうことでしたら、お受けします。ミクリ、いいよね。」
ミクリ「あゝ、もちろんいいよ。すぐに行こう。」
街道を西に抜けて、大きな沼地に出発した。