表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
バットエンド・キャンセラー  作者: 赤槻春来
最終部.運命の子
114/115

鎧の男/堕天魔人エボラ

 魔法陣によって空間が歪み、ある一点同士を繋がる。

 トレーターの神殿、その奥地にて。かつて『秩序』と邂逅した一対の男女は、魔人と共に足を踏み入れる。


「久しいな。我が一端を受けし者よ」


 何も無く、ただ開けた空間。周囲に響いた『声』と共に、片割れの男──コウスケは静かに頷いて、一歩前に出る。


「お久しぶりです、霊竜さん。その節は大変お世話になりました」


 ただ堂々と、無に向かって頭を下げるコウスケ。

 直後、彼らの前に出現した黒い渦。微かに竜の形をとったそれは、無造作に「声」で空気を揺らす。


「随分な姿勢のかわりようだな」


 困惑する魔人(スミレ)の反応を他所に、高さを取り戻した彼は、どちらともなく(ミリン)と頷き合う。

 言葉通り、前回の態度を思い出し、苦笑を浮かべるコウスケ。もちろん、幾多の経験を経て成長したのもある。…が、それ以上に。彼にとって、彼女(霊龍)の恩威は有り難く、今の自分に影響していると、心身ともに感じている、といったことがあげられよう。少なくとも、彼女の力が無ければ今思考できていたかすらも怪しい。


 閑話休題。

 霊龍(黒い渦)に促され、ポツポツと経緯を語っていく2人。相変わらずスミレは置いていかれ気味ではあるが、それは最早些細な問題ですら無い。


 ここに来た目的、それは手紙(・・)に記された『勇者』なる存在のこと。

 ライムを経由して、ミリンから手渡されたソレは、まるで御伽噺のようで。しかし、コウスケにとっては馴染みあるモノであった、とも。


 しばらくの沈黙。

 黒い渦、ソレは僅かに形を変形させると、徐に彼らの間を通り過ぎる。


「お前の推測は正しい。…が、ソレを説明するには、他の世界について話さなければならない」


 曰く、物語は必ず終わりを迎えるのだ、と。

 曰く、世界は互いに影響し合っている、と。

 曰く、勇者とは定められた役割の一つである、と。


 世界そのものをメタ的に見立てた、そんなスケールの大きな話。かつて、現実世界のユイの言っていた(マルチバース)の延長線。

 すんなりと理解できたのは、彼自身が異世界人であるが故か。はたまた、そう考えるしか他にないと、彼女達が逃避に走ったからか。いずれにせよ、彼らにとって、それは認識として詰みかけたこの世界の未来を得たに等しい。


「はは…まぁ、そうか。そうなるよな」


 乾いた笑い。


 ──魔王の対となる存在(モノ)、勇者。


 その結末(テンプレ)は既に、結末(クライマックス)へと進んでいて。それまでの過程は、ある意味必要な犠牲であった、とも。友の骸が脳裏に過ぎり、彼の握った拳から血が流れる。


「秩序たる貴女様が言うならば、きっと事実なんでしょう。…しかし、それでは僕ら魔人はまるで──」


「悪役として産み落とされた、だな。実際、貴様達は人族に対する必要悪であると。そう世界は成り立っていた」

「──っ」


 口を閉じていたスミレの、自問するような声。

 元々、元魔王軍─否、魔人の1人として、その真実を知るべきである、と。そう2人に付いてきた彼女である。人族と共に歩んできた彼女にとって、純粋な「秩序」である霊竜の言葉は、その存在意義に対する正面からの否定に他ならない。

 息を詰まらせ、出そうとした声が止まる。振り返った秩序(・・)は、ただそこにいる。


「──が、今は違う」


 何処からとも無く、周囲に響く前文の否定。黒い渦は虚ろへ変わり、ただ有るべき空間だけが彼らを包む。


「魔人も、勇者も。あくまでそれは、外界の定めたこの世界の理。──だが、そなた達はそうでは無いのだろう?」


 何処か、挑発するようにも聞こえる霊竜の声。

 その意図測りかねて──否、彼等が思考しようとした刹那。不意に神殿が大きく揺れると、瓦礫と共に2つの影が落下し現れる。


「未来を示せ、勇者達よ。そして、この秩序に証明してみせよ」


 周囲に響く尊大な声。コウスケ達の視線の先、砂煙の中より出た()は、その姿を露わにすると、方や大剣、方や大杖を構え、彼らに向かって歩み寄る。


「エボラ…それに、カイト(・・・)


 魔人(エボラ)の隣、鎧を纏った大剣の男。彼に眼光を構えたスミレは、ひとりそう呟いた。



ーーー



 淡い光が天を貫き、空は有るべき形へと、その姿を大きく変える。


 ──神の顕現。


 かつて、この世界を創造し、いつしか滅んでしまった空想のような神話の産物。

 古の宝玉を用い、()を昇華するその技術は、机上の空論であった。が、しかし。

 時は現代、神亡き滅びの時代。細々と、伝わっていた宝玉が揃い、遂に()は完成されたのだ。──それも、神の欠片を伴って。


 小綺麗な祭壇の一角、光から解放された10歳ほどの少女がひとり。連れ添ったハーピィの女は、倒れる彼女を抱き支えると、寝顔を横目にその場を離れる。


「義母様、これは…」

「ローズの本来の姿、ね。貴女もお疲れ様」


 狐面をかけた、和装の女の労い。

 ハーピィ(ヤナギ)の腕に眠る我が娘(ローズ)を撫でて、(ユア)そっと、歩みを進める。


 一歩、また一歩。


 僅かな砂埃が舞い、差し込む光を屈折させる。


 まだ温もりの残る中央の台座。そこにそっと手を触れて、彼女は紅い瞳をそっと閉じる。


「どうか、今度こそ無事で帰ってきて」


 確かにあった2つの気配と共に、彼女の声は、まだ見ぬ未来へと、静かに響き消えていった。



ーーー



「〈超光星砲スターライト・ブラスター〉」


 ただ一閃、3人の頬を掠めた砲撃じみた斬撃跡。

 コウスケにとっては、聞き覚えのあるその単語。淡々と、それを口にした鎧の男は、一瞬にして2人の距離を殺すと、禍々しい大剣を大きく振り抜く。


「──〈反転重力(アンチ・グラビティ)〉っ!」


 一瞬飛ぶ火花。咄嗟に構えた黒い竜剣(ダークスレイヤー)を盾として、勢いのまま後方に飛ばされ退く。

 衝撃がコウスケの全身を襲い、砂埃に服が白く染まる。

 少し構えるタイミングが遅ければ──或いは、あそこで魔法を使わなければ、今頃死んでいただろう。(ユウ)と戦った時同様、本能的に『死』を感じた重い一撃。剣を杖にして立ち上がった彼は、金色に染まる瞳で相対する姿を見据え直す。


 人間型魔人の種族固有スキル──《魔力操作》。

 己の、周囲の魔力を観測、干渉できるスキル。…最も、格上相手では捉えることだけで限界であるのだが。

 筋肉に伝わる魔力を見切り、次の動きを予測。鎧越しにも映るソレを用い、紙一重で直撃を受け流す。


「──ちッ、〈解放〉ッ!」


 互いに、一撃必殺の間合い。

 ほんの一瞬、遅れた反応を補うように。吐き捨てた言葉と共に、その姿を化物へと変える。


「──〈氷の槍(アイス・ジャベリン)〉」

「──雷の槍(サンダー・ジャベリン)!」


 静かな声と叫ぶ声。魔力より顕現した双槍が、ぶつかり煙を撒き散らす。

 剣と剣がぶつかり合い、魔法によって魔法を相殺する戦場。その呼吸の一つ一つが、互いの死を震わせ焼き付ける。


 カイト。それはかつての後輩であり、コウスケにとって、この世界の先駆者でもある男の名前。数刻前、スミレの呟きが鼓膜を揺らした地点で、その心は大きく揺さぶられたものである。


 大剣が化物(コウスケ)の鱗を掠め、突き出した右脚が鎧を背後へ押し退ける。


 眼の前、全身を鎧で覆った得体の知れない男。魔人に与するその姿は、敵そのものである。──が、しかし。


「趣味が悪い」


 視界の端、恋人達と対峙する魔人の男。そんな姿を一瞥して、構えた黒い竜剣(ダークスレイヤー)を鎧の男へ投擲する。


「ぬるい。そんなものでこの我を──」


「──いいや、これで終わりだ」


 大剣を振り被り、鎧の男が黒い竜剣(ダークスレイヤー)を弾いた刹那。その一瞬、全力で跳躍した彼は、魔法陣から引き抜いた友の剣(アベンジャー)を片手に、薙ぎ払うように振り抜いていく。


「早乙女…せん、ぱ…」


 ガチャリ、と。蚊の鳴くような声と共に、地面に落ちる金属の音。

 転がる兜を踏み砕き、中折れた大剣へ視線を落とす。


 人とは明らかに異なる、異質な魔力の流れ。人族が普通に対峙してはわからなかったであろう。…そう、(化物)のような例外を除けば。


 時は少し前、金色の目で、動きを捉えることしばらく。

 不自然な魔力の流れを看板した彼は、ずっとこの機を狙っていたのである。


「相変わらず、手間のかかる後輩だな」


 異世界─つまり、この世界の外である創作物の知識、「魔剣」。時には使用者の意識すら乗っ取り、強大な力を放つ空想の産物である──否、空想で済むはずだったものである。実際に目にしたのは初であるが、こうも胸糞悪いものなのか、と。無論、彼とて思い至ったのは偶然で、それがここで雌雄を決するとは毛頭考えていなかったが。

 内心そう吐き捨て、元凶たる魔人へと、その視線を向ける。


 魔剣と同質、或いは紐付いていたであろう魔力を宿した存在。

 自らを慕う後輩にさせた所業、その一端を噛み潰して、彼は大きく跳躍した。



ーーー



 かつて、「自ら」が従っていた存在がいた。

 名を与えてくれたソレは、いつしか壊れて(・・・)しまっていて。あの日(・・・)を境に、手の届かぬところへ行ってしまった。


「チッ…使えない」


 訝しげに呟いて、迫りくる魔法を壊す(・・)

 視界の端、灰に変わるソレを見た彼は、痛くなる頭を抑えて、後方へ退き佇む。


 魔王軍四天王──それは、彼に与えられた肩書きである。…最も、彼に「魔王」に対する忠誠心など毛頭無いのだが、結果として従っていることに変わりはない。他の四天王──マラリア(快楽主義者)(マッド・)(サイエン)(ティスト)ペスト(サイコパス)とは異なり、彼の目的、それが単純明快で、この盤面であることが好都合であった、というだけの話。


 大杖を大きく振り払い、接近した(スミレ)を、片手間のようにあしらう。


「どいつもこいつも、煩わしい」


 本来なら鎧の男─否、傀儡として呼び出した異世界人を相手させるはずの人狼(あいて)。己の配下、中でも人間に最も近しい姿形を持つ彼女が適任であると、そう采配したのだが。あろうことか、自らの命を無視して、彼の逃亡の手助けを行い、こうして対峙ししている。

 無論、彼とてその警戒はしていた。が、忌々しくも魔王が熱を上げたあの狐面女によって、いとも容易く食い破られたのだ。2人(カイトと狐面女)が同郷という背景を抜きにしても、彼には腸が煮えくり返る思いだった。尤も、大きな原因の一つとして、ユウ─と、瓜二つである狐面(ユア)の容姿が人狼(スミレ)にとって最も好みであったことが挙げられるのだが…色恋沙汰に関心のない彼にとって、未来永劫それが結び付くことは無い。

 結果として、紆余曲折の末、自らの力を用いた「魔剣」で傀儡にすることはできた。が、それが思うように機能したとは言い辛かったのだが。


 仕掛けられた魔法に、不意打ちに反応して、破壊(・・) をぶつけ相殺する。

 2対1、しかしやや優勢。肩書きに偽り無く、武をもって2人(ミリンとスミレ)を制圧した彼は、新たなる刺客へと、大杖を向ける。


「魔人エボラ、お前は──ッ!」


「──チッ」


 刹那、目前の化物による斬撃。大杖が折れ、後方へ仰け反る。

 意識外に舌打ち。だが、親近感のあるその力を目にして、口角が静かに上がる。


 ──なんて面倒な。


 心の中で呟いて、短くなった杖を投げ捨てる。

 神の一端、悪魔の力。忌々しくも、自らの左腕を盗った合成竜(神そのもの)には劣るものの、驚異であることは相違ない。


 ゆらゆらと立ち尽くし、その歯茎を見せるエボラ。

 久しく、自らの存在を忘れていたものだ、と。内心そう呟いて、斬りかかる化物の剣を、己が左手で受け止める。


「な──」


壊れろ(・・・)


 驚愕を浮かべた瞬間、人形のように崩れ落ちる化物(コウスケ)。直後、弾丸のように壁に刺さった身体が、倒れ伏す女性陣(ミリンとスミレ)を吹き飛ばす。


「コウ、スケ…」


 覚醒した彼ですら認識すらできなかった、意識外からの攻撃。尚、正確には蹴りであるのだが、出鼻をくじく役割は十分に果たしている。


「…悪魔め、余計なことを」


 漆黒の翼を広げ、崩れかけた光輪(ヘイロー)を浮かべた姿。醜くも、神々しさすら感じるソレは、己の役割を嫌でも思い出させる。



 ──破壊を司る者、堕天魔人エボラ。



 それは、彼の御方から与えられた、魔に堕ちた天使の名である。



ーーー



 全身が軋み、変身が維持できずにヒトの姿へと戻る。

 魔人スキルス──またの名を、スミレ。地に伏した彼女は、かつての上司を瞳に捕らえると、砂と共に拳を握りしめる。


「礼を言うぞスキルス。──こうして、あの御方から与えられた名を思い出せたのだからな」


 圧倒的なまでの暴。格の違い。

 徐々に近づくその男を、せめてもの抵抗と睨みつける。


 魔人として、己がつけようとしたケジメ。それは、自らが魔人の謎を知り、──あわよくば、魔王軍(主犯格)を討つというもの。

 慕っているヒトの為に。或いは、スパイとして情報を横流ししていた罪滅ぼしの為に。そんな建前を並べて、のこのこと付いてきたのだ。


「──っ、僕…は」


 脳裏に過ったのは、帝国(古巣)によって殺された人々。無論、彼女自身も、必要であればそうしてきた。──が、しかし。


 視界の端に、倒れ伏す男女を捉えて、転がる眼鏡に手を伸ばす。

 ──(自分)を信じて、そして仲間と言ってくれた人々。魔人(人狼)とわかっても尚、慕ってくれた乙女達。ヒトに絆された魔人もそうだ、誰だって種族関係なく互いの手を取り合えるのだ、と。ヒトの身を捨ててまで、()を救おうとした男に、そして散ってしまった(あの人)に、このままでは顔向けできない。


「──僕はスミレッ!ただの、スミレだッ!」


 レンズの欠けた、フレーム歪んだ眼鏡。だが堂々と、ソレを欠けた彼女は、ヒトの姿のまま、その両足で立ち上がる。


「ほざけ。壊れ──」


「させねぇよ…ッ!スミレさんッ!」


 元上司(エボラ)が一瞬、手を動かそうとした刹那。間に割り込んだ化物が、その反応を鈍らせる。


 パァン、と。化物の身体から鳴る破裂音。『破壊』の権能、それを正面から受けた彼を横目に、駆け出したスミレは、拳を握る。


「──ッ!」


 途切れた呼吸、それは誰のものだったか。ただ、黒い羽根が舞い、打撃音が響く。


 戦闘開始から数刻、遂に尻餅をつく天使(・・)の肉体。身体に遅れて、自らの頬に触れた彼は、スミレの血塗れた拳と、己が掌へ視線を移り変える。


「…これだから、女という奴は嫌いなのだ」


 満身創痍、しかし明確な反抗を持った瞳。それでも尚、拳を突き出したままの彼女を前に、彼は静かに吐き捨てて、ゆらりと立ち上がる。


 怒りか、憎悪か、はたまた羞恥心か。口元から血を流す姿は、一瞬にしてかき消えて。彼女が、硬直から解けかけた瞬間、その首元を掴まれる。


「──っ、ぁは…」

「何が可笑しい」


 ひび割れたレンズ越しに、天使(・・)を捉える瞳。生殺与奪権はこちらにある。…にも関わらず、だ。その姿が、その表情が、彼に早鐘を打つ。

 権能を使うでも無く、ギリギリと首を絞める天使(エボラ)。指を、手を、足を、腕を。先程とは異なり、明確に苦痛を与えようとする攻撃。


 身体の内部から、破裂し血が噴き出ても尚、彼女の表情は変わらない。


「…この、程度…なんて、こと──ぅ゙っ」

「──ッ!」


 動脈が押さえつけられ、遂に手放しかけた意識。最期に、屈辱に浮かぶ男の表情を焼き付け──




「──罪無き者を護るのは、()である私の使命です」




 瞬間、閉鎖していた空間に、白い羽根(・・・・)が舞い落ちる。


「──!」


 誰が息をのんだのか、彼女(スミレ)の全身を包む安心感と共に、周囲の空気が移り変わる。


「死に損なったか…小僧」


「えぇ、おかげさまで」


 天使(エボラ)の言葉にそう返す、美しく響く声。

 懐かしくも、見慣れた女性服を着崩した片翼の天使(・・・・・)は、彼女(スミレ)を抱き抱えたまま舞い降りると、ひれ伏せる()へと、短く視線を交わす。











「お待たせしました、コースケさん(・・・・・・)。わたくしユウ──ただいまカムバック、です」









ex.『ユウ達の母親、ユアの行動と目的』


☆本編前☆

・ひょんな事故から、生前の姿のまま『異界オルビドゥス』へと転生した女。趣味はオカルト、仮面集め。

・カズヤ、ルイン、ガウラの姉らとパーティを組み、世界の真実──封印された天使『エンゲル』の元へとたどり着く。

・紆余曲折、大恋愛の末にカズヤ結ばれたが、諦めの悪いストーカーと化したルインの策略により、ローズ妊娠中に拉致される。


★本編★

・『目的』離れ離れになった家族5人の再会、ならびにローズとイヨの解放、世界の正常化。

・ルインの呪いに抵抗した結果、物理的接触のできない霊体へと自らの肉体を変化。その為ローズが不安定な状態で出産、ルインに付け込まれる。

・コウスケが転移するのと同じ頃、イヨの脱出を手引き。その後、ルインの計画に直接関与しない形で、連れてこられたこども(ユウ)達を誘導、天使の復元を成功させる。

・最終的な代替手段、『器』に神の力(天使の存在)そのものを定期付け、新たな神を生み世界を存続させようとした。



ex-2.『ドラゴンと神の残滓(天使・悪魔)


・互いに理を司る存在であるため、反発し合う。方や生物としての頂点、方や神の肉体そのものであるため、プライドの高さ故か出会った際に戦闘となる。(このため、元竜王(スカーレット)悪魔(トイフェル)との接触時に敵であると明言した)

・かつて、古の竜王は悪魔の1人とぶつかり合い、共倒れ消失したことがある。

・一部の権能を持つ存在を除き、互いに存在を察知することはできないが、目的を持たぬ者は第六感のような回避行動をとることがある。(例:10年前の竜の里襲撃)

・竜人はドラゴンの一種であるが、ドラゴンのような傲慢さを持つものが発生した例はなく、協力関係になることが多い。(前例3件、総接触件数4件)

・尚、合成竜(キメラドラゴン)が厳密には神、模倣機竜(ドラゴン・ゴーレム)であるため、上記のいずれにも該当しない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ