1年生編 後書き
「この空色バス、春先行き」1年生編の後書きです。
2017年当時書いたものを、一部修正してそのまま掲載しています。
※ネタバレ有
こんにちは、inori(※当時のペンネーム)です。
ついに……、ついに終わってしまいました!
「この空色バス、春先行き。」全77話、計15エピソードにて完結です。
このお話が完結して1番寂しいのは作者である私かもしれません。でも思い描いていた最後までを書ききることができて、とても満足しています。
今回の後書きはちょっと長めで、項目に分けてつらつらと長い作者の独り言が続いています。
登場人物のプロフィールなども健忘録のため一緒に書いています。
ではどうぞ!
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【タイトルについて】
最初この物語は「青春文房具」というタイトルでスタートしました。
もともと「文房具がテーマの青春物語」の短編小説をいくつか書きたいと思っていて、その名残が第3エピソードの「さよならシザーガール」にまで残っています。(「片恋消しゴム」は消しゴム、「30センチ近い空」は定規がテーマでした)
でも書いているうちに文房具という枠で考えるのが苦痛になって、のびのびと青春物語を書きたい!と思い今のタイトルに変更しました。
ちなみに「この空色バス、春先行き。」はそのまま「青春」を示しています。「空色バス(青)」「春先行き(春)」ですね。
思いついた時は「いいタイトルできた!」と思ったのですが、今は「ちょっと長すぎやしないか? わかりづらくないか?」とまた悩み出しています。タイトル付け、本当に苦手なんです、ええ……。
あと、途中でアイコンを「とくだ屋」様よりお借りしてイラストを使うようになりました。(※当時、某サイトにて吹き出しアイコンノベルとして投稿していました)
そっちのが見やすいかなと始めたのですが、のちのちキャラクターが多くなってきたので、してよかったと思いました。
そんな紆余曲折を経て、この作品は完成しております。
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【るりちゃんと中曽根くん】
戸田 るり
4月20日・牡牛座・A型
家族:父・母、1人っ子
部活:家庭科部
委員会:保健委員
中曽根 悠
6月10日・双子座・O型
家族:父・母・姉・猫
部活:サッカー部
委員会:飼育委員
私は小説を書くとき、書きたいシーンがまずあって、そこからどうやってそのシーンへ繋げるのか、という書き方をしています。
「片恋消しゴム」では、中曽根くんが『どっちが先に使い切るか勝負な!』と消しゴムを掲げるシーンを書きたくて書き始めました。
るりちゃんと中曽根くんのテーマは「幼馴染同士のベタな恋愛物語」です。笑
よくあるような幼馴染恋愛を自分なりに書きたくて、自然と2人のキャラや会話はできていきました。
早めにくっついてしまったので、その後の展開はゆっくり丁寧に、また中学生らしくなるように書かせていただきました。
恥じらわない中曽根くんにるりちゃんが振り回され、でも時には気の強いるりちゃんに中曽根くんが頭が上がらなくなる。そんな2人は書いていてとても楽しかったです。
あと中曽根くんがデレる回はおすすめが増えるのに、下心出した(キスとか考えると)回はそうでもないのがなんか作者的に面白かったです笑。
中曽根くんは予想以上におバカさんになりましたね。
今後もこの2人には、いろいろな問題を乗り越えて末長く幸せになってほしいものです。
【美羽ちゃんと梢ちゃん】
望月 美羽
12月3日・射手座・AB型
家族:父・母・姉・兄
部活:園芸部
委員会:風紀委員
羽鳥 梢
8月28日・乙女座・O型
家族:父・母・妹
部活:美術部
委員会:生活委員
メインヒロインるりちゃんのお友達、美羽ちゃんと梢ちゃん。
この2人ももっと書けたらよかったなぁ、なんて思っています。
梢ちゃんは作中でもちょこちょこ言っていますが、るりちゃんとは幼馴染です。なので中曽根くんとも梢ちゃんは幼馴染ですが、この2人はあまり気が合わないのか仲良くありません(笑)2人の架け橋をするようにるりちゃんが間に立っていました。
そんな梢ちゃんはまだまだ恋愛には興味のないご様子です。作中、唯一のファンタジー話を体験した彼女は、しばらくお兄ちゃんの影を求めてしまうのかなぁ…と思います。
3人組の中では1番しっかりしている、長女的存在の女の子でした。
美羽ちゃんは1番中学生らしい女の子かなぁ、と書いているうちに思いました。自分の体の成長を気にしたり、年上に憧れ出したり、恋愛に興味津々だったり。
美羽ちゃんの裏設定としては、コメントでも書きましたが大学生のお姉ちゃんと高校生のお兄ちゃんがいて3人兄弟の末っ子というところですね。この姉兄は美羽ちゃんをめちゃんこ可愛がっているので、美羽ちゃんは基本的に甘えん坊でしっかり者さんが好きです。でも彼女自身も、強いしっかりした心を持っているのだと思っています。
【ケイちゃんと隼人くん】
大谷 圭介:
5月29日・双子座・A型
家族:父・母、1人っ子
部活:サッカー部
委員会:放送委員
小池 隼人:
3月14日・魚座・AB型
家族:父・母、1人っ子
部活:サッカー部
委員会:体育委員
前作品「即席家族」からまさかの抜擢されたこの2人。
最初は組み込む考えはなかったのですが、中曽根くんのお友達どうしよう…と考えたときにピンときてしまいました。結果、2人にしてよかったです。
ケイちゃんこと大谷くんは、最初エロ親父ポジションだったのにいつの間にか純愛少年となってしまいましたね。私自身その変化にびっくりしていました。
作中では1番書きやすいキャラクターで、ついつい色んなところで登場させてしまいました。また彼のお父さんも再び書くことができたので楽しかったです。明るくてお調子者な彼は私も大好きでした。
ちなみにるりちゃんと中曽根くんの恋愛が「両想いからのスタート」ということで、大谷くんの恋愛は「片想い」がテーマになってしまいました。今後も大っぴらな片想いを頑張るのだろうな、と考えています。
隼人くんは「即席家族」ではまだ小4の小さな男の子でした。
しかしこの物語ではその後の成長を描くことができて、私自身母親のような気分で書いておりました。
「即席家族」ではママと呼んでいた母親を母さんと呼んだり、あんなに怖がっていた暗闇でも落ち着いて女の子を励ましたり、かばって殴り合いのケンカをしちゃったり。
まだ幼い面が強い彼ですが、大器晩成というか、今後もっとも大きく変わっていくのは実は隼人くんじゃないのかなぁなんて考えています。
【その他のキャラ】
他にもたくさんのキャラクターのお話を書かせていただきました。
早乙女茉莉ちゃん。「さよならシザーガール」で主役を務めていただきましたが、それ以降は「ボーイ・アンド・ガール」でちょろっと出るくらいでした(汗)せっかくキャラアイコンをつけたので、もう少し活躍させたかったです。
松宮茜ちゃん。茉莉ちゃんに代わり急にややメインよりになったキャラでした。ボーイッシュ女の子というキャラが隼人くんには合う気がしてお話を作ってみたのですが、この子にして良かったなぁと思います。ただ隼人くんは恋愛にはまだ疎いというか目覚めていないので、茜ちゃんの今後は大変かとも思っています。
飯田詩音ちゃん。4人リレーメンバーの中のツンデレキャラ。当初、隼人くんと絡めるキャラを茜ちゃんと詩音ちゃん、どちらにしようか……と実は悩んでいました。だけど詩音ちゃんだと気が強すぎて、隼人くんの手に負えないと思い茜ちゃんになりました(笑)
篠田かなえ先生。大人主人公を書きたくて誕生したキャラでした。
ダークな雰囲気を持っていた彼女でしたが、るりちゃんと中曽根くんの恋愛にあてられて変わっていけて良かったです。
彼女と坂本先生のやり取りも書いていてとても楽しかったです。
森くんと金田くん。
誰?て思いますよね(笑)隼人くんを体育倉庫に閉じ込めたあの2人です。ザ・いじめっ子ですね。
森くんは本当にただのおバカないじめっ子ですが、金田くんはちょっと計算高いところがあるという裏設定が実はあります。どうして金田くんが森くんに付き合っていじめや嫌がらせをしていたのか、そのお話も書いてみたかったのですが、暗い話になりそうなのでボツとなっています。
【最後に】
最後になりましたが、ここまでお読みいただきまして誠にありがとうございます!
皆様の閲覧・お気に入り・オススメ・コメントがあってここまで走りきることができました。
「この空色バス、春先行き。」は私にとって大切な作品となりました。
そして最後の最後にちょろりと書いてしまいますが、中学2年生となった彼らの続編もいつか書けたらと考えています。
中曽根くんの応援団での活躍や、篠田先生と坂本先生のその後や、修学旅行のお話や……書きたいエピソードがまだまだあるのです!
なのでもし待っていただけるのであれば、この作品のお気に入りをそのままにしていただけると幸いです。
ではではこれにて本当にこのバスの終点となります。
お付き合いいただきまして、誠にありがとうございました!
いつかまた、会える日まで!
inori
See you later !
2年生編へ続く




