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今日もダンジョンでレベルアップ!貧乏無課金でも金持ちを蹴散らし、ざまぁ復讐そしてハーレムを作る!?  作者: まめたろう
34章「新たな策略」

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第353話「六階層への挑戦」

#第353話「六階層への挑戦」


 高泉首相と大泉防衛大臣のダンジョン活動補助をし俺たちは四階層、五階層の討伐を進めた。

 しかし休憩が終わった後も五階層で続ける雰囲気だったので不思議に感じた。

 そこで俺が六階層には行かないのかと確認したのだが、その言葉に高泉首相と大泉防衛大臣は俺の言葉にびっくりした。

 俺は意味が分からず言葉を待った。すると大泉防衛大臣が俺の疑問に答えてくれた。


「六階層……行ったことはあるが、かなり厳しくてな。高レベルハンターにフォローしてもらっても厳しかったんだ」


 どうやらた高泉首相と大泉防衛大臣の普段の討伐は五階層までらしい。

 確かに安全を考えればそれが妥当とは言える。でも、俺たちを含めたこの11人ならば六階層でもそれなりに安全マージンがあるようにも思えた。

 そして、高泉首相はどこか嬉しそうに笑った。


「そうね、せっかくだし今日は六階層に挑戦しましょう」


「確かにそれはありだな。五階層もいつもより余裕があったし」と大泉防衛大臣も続いた。


 一方で黒澤さんが“余計なことを言ったな”という顔で俺を見た。

 いや、俺は六階層に行かないなんて聞いただけなんだけど?駄目なら先に言ってよ。これって俺は悪くないよね?


 ともかく、高泉首相の鶴の一声で全員で六階層へ向うことが決定。よほど変な話でもない限り、誰も首相には逆らえないのだ。

 それでも危険な階層ということで六階層に出る前に作戦会議を行った。


 まず、俺たちが前に出て、ボスの数に応じて三~四チームに分かれて雑魚を処理。一方で黒澤さんは念のために高泉首相、大泉防衛大臣の前に出て防御。特にミノタウロスの突進を受けたらやっかいだからだ。その位置取りも安全マージンを持って動いてもらう。


 そうして俺たちが雑魚を一掃したら、高泉首相、大泉防衛大臣、黒澤さんが俺たちの四つに分かれたチームのいずれかに入り、ミノタウロスをタコ殴りにして討伐するという形だ。そうして順々に減らしていけばいい。


 その作戦通りに、戦闘はまずまず順調だった。特にリスクもなく討伐が進んでいく。

 一方で高泉首相と大泉防衛大臣はこれまでうまくいかなかった六階層の討伐をすることができて、明らかに楽しそうだ。目が生き生きしている。

 以前は断念した階層。それをお膳立てがあるとはいえ攻略できているのだから当然だろう。きっとあの2人にとっては憎きミノタウロに、思いのたけをぶつけているに違いない。


 そして、やはり何よりも黒澤さんの存在が大きい。やばいぐらいに安心感が違う。黒澤さんが高泉首相ち大泉防衛大臣の前に立ちふさがるので俺たちが二人を守る動きをする必要がないのはかなりありがたい。


 そんな中、かなり余裕があると見て俺はいつものように、わざとミノタウロスの咆哮を正面から受けようとした。


「おい、レン、危険だぞ、気でも狂ったか? 何をしている?」


 黒澤さんがびっくりしたようで鋭く聞いてきた。逆に俺はびっくりした。これはいつもの行動だからだ。


「ミノタウロスの咆哮をわざと受けて、耐性を付けようと思ったんですけど駄目ですかね」


 俺の言葉を聞いた黒澤さんが明かに呆れた顔をしている。


「いや、確かに咆哮を何度も受けたら耐性が付くとは言われているけど、わざと受けるような奴は初めて見た。わざと危険な状況にするとかお前はマゾなのか?」


 黒澤さんはやれやれといった表情になっている。

 でも、マゾって何さ!

 そして悪くない方法だと思うんだけどね。余裕がある今だからこそ試せるのだ。当たり前の話だけど、危険な状況ではできないことだ。

 まあ高泉首相、大泉防衛大臣がいる前でやることではなかったかもしれないけどね。


 ミノタウロスの咆哮をわざと受けて耐久力を付けて咆哮を受けずらい体に慣らしていく。それは理にかなっているはずなんだけどな。

 後ろで高泉首相も大泉防衛大臣も軽く笑っている。何だか恥をかかされた気分だよ。


 そんな具合に、終始リラックスした雰囲気で討伐は進んだ。

 そうして六階層のミノタウロスもほぼ問題なく討伐できた。高泉首相も大泉防衛大臣も満足されたようで何より。

 でもやはり大泉防衛大臣は呆れていたようだ。


「レンは凄いな。六階層で特にやっかいとも言われるミノタウロスの咆哮をわざとうけようとするとか……初めて聞いた」


「いやでも余裕がある時に咆哮を受けた方がいいですよね?」


「六階層で余裕があるレベル6なんて初めて聞いたわよ」と高泉首相は笑った。


「二人とも駄目ですよ。こいつを基準にしたら」と黒澤さんが念を押してきた。


 どうやら高泉首相、大泉防衛大臣から見ても異常なことだったらしい。でも俺たちはいつもやっていることだ。異常と思われるのは心外。

 そのため俺は助け船を出してもらおうと他の7人を見た。でも何故か目をそらされた。どうやら俺と同じく異常だと思われないように回避しているようだ。ちょっと、ひどいよみんな……。

 まあ和やかな雰囲気になったので良しとしようか……とほほ。


 ともかく、これで高泉首相、大泉防衛大臣の今日のダンジョン活動はほぼ終了、成功と言っていいだろう。

 あとは外に出て、二人を車まで送り届けるだけだ。あのよからぬ視線の七人が変に動かなければいいのだが……。


 ダンジョン内だけでなくダンジョン外にも敵がいるかもしれない。今回のダンジョン内での魔物討伐はうまくいったけど、最後まで気が抜けない。

 しっかりと最後まで役目を果たそう、何があっても高泉首相、大泉防衛大臣を守る必要がある、そう思った。

いつも読んで頂いてありがとうございます。毎日12時ごろの投稿を限界まで続けていく予定です。


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べ、べつに何も無くても頑張るけどね、、、 (^O^)/

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