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今日もダンジョンでレベルアップ!貧乏無課金でも金持ちを蹴散らし、ざまぁ復讐そしてハーレムを作る!?  作者: まめたろう
34章「新たな策略」

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第344話「秘密の戦力の育成」

#第344話「秘密の戦力の育成」


 Q国に生まれたクアンは孤児で生きるために弱小クランに入り、懸命に働いていたがその懸命の努力にも関わらず扱いは低いままだった。


 しかもダンジョン内でのクランの危機の際には囮にまでされた。何とか敵モンスターから逃げるべく彼女は最善を尽くした。最初は群れから横道にそれて何とか隠れた。とりあえずは全員が助かった形だ。

 でも彼女の危機は変わらない。少しずつ出口に近づこうと頑張っていた。何とか一匹の敵モンスターを奇跡的に倒しもした。しかも、その時に宝箱が出現しレアな装備まで入手した。

 クランメンバーに裏切られたとは言え、その懸命な頑張りが奇跡をもたらしたかに見えた。


 とは言え、彼女は低レベルだ。いくら良い装備があっても実力が圧倒的に足りない。敵モンスターの群れに見つかり絶体絶命の状況になった……かに見えた。


 その時に一閃の光とともに、敵モンスターが切り伏せられた。クアンの前に現れたのは、一人の女性。

 それはテロ組織に所属する実力者でありハンターの、レイラだった。

 レイラは高レベルのハンターであり、その階層においての実力は圧倒的で敵はいない。  

 一人だけでの戦いなのに敵モンスターを蹂躙するかのように倒すその姿を見てクアンは憧れた。

 一方でレイラはただ、偶然通りかかり、死にかけているクアンを見て気まぐれに助けただけだ。そこに特別な感情は無かった。


 だが、その出会いはクアン、レイラの運命を大きく変えた。命を救われたクアンは、レイラを深く慕うようになる。

 レイラはクアンを助けた後は、そのまま別れるつもりだった。しかしクアンは自分は孤児でクランにも見捨てられどこにも行くところがない。

 そのため懸命にレイラに懇願した。


「お願いです。私を連れて行ってください。食事も作れます。洗濯でも掃除でも何でもしますので。宜しくお願いします!」


「困ったな。何でもするって言ってもな。誰とも分からない人間を連れて行くのは厳しいよ。諦めてくれないか?」

 

 レイラは裏組織の人間だ。自分は強いからいいが、こんなか弱い少女を連れて帰ったら他の馬鹿な男にいいようにされるだけだと思い断った。

 そうしてクアンはレイラに何度も断られた。それでも連れて行って欲しいと何度も懇願。レイラとしても助けた手前、見捨てるわけにはいかないと思い根負け。適当に自分の身近に置こうとも考えた。

 しかし、そこでレイラは、妙なことに気が付いたのだ。クアンがその実力とは似つかない装備を装着している。それを見て不思議に思い確認した。


「おい、お前のその装備はどうしたんだ? 実はどこか良いところのお嬢ちゃんとかか? 行くところがないとか嘘なんじゃないか?」


「違います。懸命に何とか一匹だけ敵モンスターを倒せたのですが、その時に宝箱が出てきたのです。そこに、この三つの武具が入っていました」


「はあ? こんな低階層で敵モンスターを一匹だけ倒して宝箱なんて出るはずないだろうに。しかも三つの武具だとか、嘘を付いてどうするんだ?」


「嘘じゃないです……本当に、本当なのです」


 クアンは信じてもらえず泣き出した。本当のことなのにどうしたら信じてもらえるのかと考えた。

 レイラとしては助けた手前、面倒ぐらいみてもいいかとは思っていたが嘘つきは困る。裏組織の人間としては嘘や裏切りは死に直結するからだ。

 そして泣き出すクアンを見て何が本当なのか分からず、面倒なことになったとため息を付いた。

 その後、クアンは言い出した。


「この武具は特別で、ダンジョン外でも力を発揮できるみたいです。他の武具ではそうはいかないのですかね?」


「また、お前はそんな嘘を……」


「だから嘘じゃないです……ぐすっ」


 しかしレイラはそこで不思議に思った。ダンジョン外でも力を発揮する武具なんて聞いたことがない。嘘を付くにしてもおかしな嘘だ。

 そこで実際に試すことを考えた。クアンをダンジョンの外に連れて行き、外でも力が使えるならやってみろと命令したのだ。


「お前が言うことが本当ならばその力とやらを発揮してみろよ。それが本当ならばその辺の石ころでも潰せるんじゃないのか?」


「分かりました。やってみます……」


 そこでクアンはレイラに言われる通りに、近くにあった石ころを力強く握った。すると石は粉々になったのだ。びっくりしたのはレイラだけでなくクアンもそうだった。


「これ凄いです。とんでもない力になっています!」


「ああ、そうみたいだな。これはやばいぞ……」


 さすがに少女が石を握っただけで粉々に潰れるなんてあり得ない。そんなのは屈強な男性でも無理だ。今まで全く信用していなかったがレイラとしては信用するしかない状況となった。


 そしてレイラはクアンの身に着けている武具の性能を知り、相当な戦力になると考えて彼女を育てることを決意した。

 一方でクアンはレイラへの恩に報いようと懸命に頑張り順調に育った。その二人の思惑が一致した形だ。

 こうして、クランに見捨てられた少女は、世界の裏側を揺るがす存在……秘密の戦力へと成長していくことになるのだった。



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340話ではC国からQ国に誘拐を依頼した形でした。しかし、少し編集してC国の軍事高官の暴走という形に変えました。

C国は悪い国ではないですからね。ということでいろいろ察してください。

いつも読んで頂いてありがとうございます。毎日12時ごろの投稿を限界まで続けていく予定です。


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べ、べつに何も無くても頑張るけどね、、、 (^O^)/

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― 新着の感想 ―
更新お疲れ様です。 >C国悪い国じゃないアルよ 嘘だッッ!!(中原麻○ボイス) クアンちゃん…悪い心ではないんでしょうけど、その純粋な感情をいいように利用されてしまってる訳ですな…。 それでは今日…
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